2011-05-24 京都会館「建て替え有力」-「読売新聞」
京都会館「建て替え有力」

第1ホール改修より3億円安く 市計画案

京都市が建て替えを検討している文化施設「京都会館」(左京区)の再整備基本計画案がまとまった。メーン施設である第1ホール(2015席)については、全面建て替え案と、一部増築の改修案の2案が示され、最終的な結論は出されていないが、市は「コストなどを考えれば全面建て替えの方が有力」としている。

 京都会館は、昭和の建築界の巨匠・前川国男が設計し、1960年に開館。主にコンサートで使われる第1ホールはステージの奥行きが12メートルで、現代の一般的な大型ホールと比べると狭い。また天井が12~14メートルと低く、オペラやミュージカルに不向きといった弱点を抱えている。

 施設の老朽化に伴い、京都会館は大幅にリニューアルされるが、特に第1ホールの再整備が焦点。市は、全面建て替えについては、床面を全体的に下げた設計にして、天井までの高さやステージの奥行きを確保する構想で、費用は89億円と見積もる。

 一方、「できるだけ今の建物を残してほしい」という市民らの声に応える改修案では、屋根に塔を新設して天井の高さを確保し、西側の壁面を3メートル押し出してステージを広くするプランだが、こちらは92億円かかる計算になるという。

 市は「最終的な決定は部内議論を経てのことだが、費用や機能面を考えれば全面建て替えの方が有力だ。改修案を採用したとしても現行の外観は大きく変わらざるを得ない」としている。

 京都会館の今後の運営については、ローム(右京区)が命名権を取得し、50年間に52億5000万円を支払うことで京都市と合意している。
(2011年5月24日 読売新聞)
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■京都会館「建て替え有力」-「読売新聞」
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by 2011-kyoto | 2011-05-24 00:00 | 2011/05
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