2011-08-18 岡崎地域のパブリックスペースデザイン -「京都大学サマーデザインスクール」
岡崎地域のパブリックスペースデザイン
〜持続可能社会のための都市エリアの再設計に向けて〜-「京都大学サマーデザインスクール」

関係者・関係組織
企画者 京都大学大学院工学研究科建築学専攻門内研究室
協力者(課題の当事者) 京都岡崎魅力づくり推進協議会(調整中)
 京都市総合企画局市民協働政策推進室 岡崎地域活性化担当(調整中)
期間中の連絡先 京都市総合企画局市民協働政策推進室 岡崎地域活性化担当(調整中)
(TEL) : 075-222-4178


課題内容
岡崎地域のパブリックスペースデザイン

21世紀の生活環境設計では、建築(要素)レベルの部分最適化を超えて、都市(システム)レベルの全体最適化を目指す 「エリアデザイン(エリアマネジメント)」の戦略が不可欠となる。設計対象を個々の敷地から都市エリアに拡張することにより、 快適な環境や美しい景観を創出する可能性が生まれる。

京都市は、明治期以降、豊かな文化・交流ゾーンを形成してきた岡崎地域を京都の成長戦略エリアと位置づけ、 2010年度に「岡崎地域活性化ビジョン」を策定している。

様々な文化交流施設、有名な寺院・神社・庭園群などが集積し、年間500万人を超える人々が訪れる岡崎地域のポテンシャルを踏まえ、 多様なエリアデザインの可能性を探求する必要がある。

今回のPBLでは、地域資源をネットワーク化するハブとなるパブリックスペース(広場や街路)のデザインを展開する。

岡崎地域活性化ビジョン-世界の人々が集い
ほんものに出会う「京都 岡崎」
京都市総合企画局,2011年
「京都 岡崎」ポータルサイト:
http://www.city.kyoto.jp/sogo/project/okazaki/

デザイン理論
今日デザイン問題は多次元的で複雑な様相を呈し、デザイン理論も大きな転換点を迎えることになった。すなわち、

技術合理性に根ざして問題解決を図る「システマティックなデザイン」によっては、現実の複雑で不確実な問題に対応できないことが明らかにされ、
状況からの応答や他者からの応答に耳を傾けながら柔軟にデザインを進める「対話によるデザイン」が展開されるようになったのである。

デザイン問題の特質、対話によるデザインやコラボレーションによるデザイン(参加と協働のデザイン)、 行為における自省(reflection-in-action)、コミュニティ・ガバナンスの方法論、デザイン記号論、活動理論などについて講述する。

Rittel, H. et al.: Dilemmas in a General Theory of Planning, Policy Science, No.4, 1973. Schön, D. A., The Reflective Practitioner: How Professionals Think in Action, Basic Books, 1983.
エンゲストローム,Y.:拡張による学習-活動理論からのアプローチ,新曜社,1999年
ウィノグラード、T.(編):ソフトウェアの達人たち-認知科学からにアプローチ 新装版,ピアソン・エデュケーション,2002年

デザイン手法
人間-環境系のデザイン、関係性のデザインを展開するためのデザイン方法を提示する。 セミオーシス(記号過程)、アブダクション(仮説推論)やメタファー(隠喩)、創造的認知、ワークショップ、デザインゲーム、 3次元模型・CGによるシミュレーション、エリアマネジメントなどのデザイン手法について解説する。

日本建築学会編:人間-環境系のデザイン、彰国社、1997年
門内輝行:設計科学としてのデザイン方法論の展開,建築雑誌,Vol.119,No.1525,pp.18-21,2004.11
門内輝行:関係性の視点からみた人間-環境系のデザイン,設計工学,Vol.143,No.11,pp. 583-592,2008.11
Lawson, B.: How Designers Think - The Design process Demistified, Fourth Edition, Architectural press, 2005
街を育てる―エリアマネジメント推進マニュアル,コム・ブレイン,2008年
サノフ,H.:まちづくりゲーム-環境デザイン・ワークショップ,晶文社,1993年

スケジュール
1日目デザイン理論、デザイン方法論の講義、及びデザイン問題の理解
2日目ワークショップによるデザイン(対話によるデザイン)の実践
3日目発表準備と発表

※チームによるデザインを行う。異分野の学生を組み合わせ、2チーム以上編成する。
※デザインを展開するための模型、ワークショップの道具、3次元CGモデル等を活用する。
備考

事前にチーム編成を行い、現地見学を行うことが望ましい。
お問い合わせ: サマーデザインスクール運営事務局
design-summer2011 * ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp (* を @ に変えてください)


概要
日時  9月27日‐9月29日(3日間)
場所  第1日、第2日:京都リサーチパーク
 第3日:京都大学博物館(発表会)
主催  GCOE「知識循環社会のための情報学教育研究拠点」
参加費  無料
募集人数  40名程度
申込み  「参加者募集」のページから申し込んでください。
人数に達した場合には募集を締め切りますのでお早めに!
この夏の締めくくりにデザインスクールでお会いしましょう!
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参加申込み
早期申込み: 8月31日まで ・・・ テーマの希望が優先されます
通常申込み: 9月20日まで ・・・ テーマの希望が尊重されます
オンサイト: 当日申込み   ・・・ 余裕のあるテーマに入って頂きます
http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/design/register.php

■岡崎地域のパブリックスペースデザイン -「京都大学サマーデザインスクール」
関連リンク
建築環境計画学講座 建築環境計画学分野 門内輝行研究室
「京都 岡崎」ポータルサイト」
岡崎地域活性化ビジョン検討委員会名簿
2011-03-22 岡崎地域活性化ビジョン検討委員会からのビジョン案の提出について-「京都市情報館」
2011-07-26 岡崎地域活性化ビジョンの実現に向けた都市計画制限等の見直し素案について(歴史的風致・・
京都岡崎魅力づくり推進協議会 ニュースレター
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by 2011-kyoto | 2011-08-18 00:00 | 2011/08
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