2012-12-12 12/13の意見交換会の報告を作りました(1)-「京都会館再整備をじっくり考える会」
報告「京都会館再整備に関する意見交換会」 2011/12/13(火)於職員開館かもがわ
作成:京都会館再整備をじっくり考える会  西本 jikkuri.kyoto@gmail.com

進行
1 事前に寄せられた質問・意見の提示

2 説明と回答

京都市会議員(民主党) 穏塚市議
文化市民局文化芸術都市推進室 尾崎課長
都市計画局公共建築部 溝上課長

3 意見交換
穏塚 :利用者から使いにくいとの声がある。既存不適格で、改修予算60 億も出せない。その中で、ロームの話があり、国からの交付金もあり、急転直下で色んなことが進んだ。

尾崎:老朽化と舞台機能の不足。府内唯一の2 千席のホールで、座席数を維持して大幅な機能改善を図る。多目的ホールとしての機能を維持し続ける。今まで出来なかったことを出来るように、観れなかったものを観れるようにする。民間活力の導入と適切なマネジメント(レストラン運営・ロームとの命名権)、2012 年2 月 都市計画の審議会がある。

1)景観・都市計画・建築に関する質問・意見
1-1)東山の景観を、どう守っていくのか。
穏塚 (東山の景観の話をしていない?前川建築の保存の話をしている?)

1-2)岡崎全体の中でこの計画をどう位置付けるのか。
尾崎 :岡崎活性化ビジョンの一環である。

1-3)都市計画規制の変更(15 から31 メートルへの緩和)は許されるのか、景観規制への自殺行為になるのではないか。
※不動産や建築関係者等の不満を強引に押し切って規制を開始したのに対し、管理監督者自身が、充分な説明義務を果たさずに規制を破ることを、どのように考えるのか。

穏塚 :役所のやることであれば通すというのはいけない。他の利益(市民にとって使いやすい会館になる)とのバランスと考える。説明責任を果たすように求めていく。


1-4)建築的価値の高い文化財をどう守っていくのか、守るべき京都会館の価値を京都市としてどのように認識しているか。

尾崎 :継承委員会では、中庭空間、庇、二条通りから中庭に至る空間構成が挙げられている。人が集って使われ続けて価値がある。機能を向上して、使われ続けることが価値。

コメント:京都市としての認識の回答はない。継承委員会の発言の紹介のみ。使われることが価値であり、守るべき建築的価値は無いとも受け取れる。


2)プロセスに関する質問・意見
2-1)プロセスに問題有、市民の意見を聞いて進めるべき。

穏塚 今の状況がよいとは思っていない。これから納得して頂ける状況を議員として作る・働きかけていく。
尾崎 :H14 年度から9 年間検討してきた。(H14)耐震調査、(H16)来場者・プロモータに対するアンケート、(H19)2千人の市民アンケート、(H21)素案策定、「素案」策定後も、演劇や舞台芸術の関係者に個別に意見を聞きながら内部検討を続けた。基本計画策定時にはパブリックコメントを行って市民の意見を広く聞くことも行った。公共ホールの機能を再生するために現時点で考える最適な計画であり、多くの皆様にご理解頂いていると認識している。

コメント:内部検討しかしていないと明言。H21 までと、その後の基本計画に連続性がないから、H21 以前の検討は、基本計画の補強にはならない。


2-2)2 月のパブリックコメントでは必要な情報(建替・舞台高さ・工事費の規模等)を開示しない中で意見が募集された。送付した意見も反映されていなかった。部分賛成の意見(改修は必要だが計画には問題有)を全体賛成として扱われて不本意である。

2-3)舞台の高さと奥行を、誰がいつ決めたのか。

尾崎 :舞台芸術の関係者や利用団体の意見や、利用者・プロモータ意向調査の結果から、必要な舞台規模を検討した。オペラやバレエなどの総合舞台芸術、吊りものを使う演出に充分に対応するため。京都府合唱連盟からはH18 年アンケート調査の回答で「12mのプロセニアムが必要」との回答、プロモータ6 社からも12m以上必要、18m必要という要望も1 社あった。ここからプロセニアムを12m、舞台内高さを27mとした。

コメント:それで、誰がいつ決めたんですか?参考とした材料は分かったけど、責任の所在は?


2-4)「京都会館再整備基本構想素案(以下「素案」)」までの改修案と、「京都会館再整備基本計画(以下「基本計画」)」の間には大きな飛躍がある。この間の経緯について説明頂きたい。
※京都会館の建物価値継承に係る検討委員会(以下「継承委員会」)では、事務局から再三、充分に議論をして基本計画と舞台高さが決まったと発言されている。議論というには複数の参加者のいる場であり、しかも(公の委員会であのように発言するからには)公の場であったと考えられるが、誰の立会いの下で、どんな性格の場で議論されたのか。

尾崎 :素案段階ではハード的な検討を、現行の27.5 メートルを超えない範囲で行った。今回の基本計画では、ハード面だけでなく、再整備の費用や運営面も踏まえて、どのような京都会館像を目指すのかということも含めて、さらに検討を深めた。

コメント:経緯の答えはない。この質問で無いということは、「公の議論はない」という回答だと解釈出来る。


2-5)継承委員会では基本計画そのものに対する異論が提示されている。これは再整備にどう反映されるのか。専門家によって異論が提示されるということは、基本計画に無理があるのではないか。

溝上:基本計画は決定されているので、これを受けて検討している。私共の側から基本計画を変えるということはない。
尾崎 :異論とは前回指摘された高さのことで、次回の会議の中で事務局から回答して解決する。



2-6)基本計画の改修案(A案)の89 92 億円は「平成19 年度京都会館再整備構想検討に係る機能改善可能性調査(以下「機能改善可能性調査」)」の上限60 億円と比較しても高額過ぎる。この違いについてご説明頂きたい。


尾崎 :基本計画は他のホールの改修の実例を元にして試算した。機能改善可能性調査は新築時の何割であれば充分な改修が出来るという検証であり、精度が落ちると考えている。

コメント:機能改善性調査は、積み上げと改修費/新築時のコストの比率のダブルチェックを行っており、文書からは基本計画より細かく見える。また比率は相場の算出であり、相場より大きな改修であれば見積りに問題があるのでは。

2-7)京都会館の使用者に対する配慮が無さ過ぎるのではないか。計画作成の中で使用者の意見を聴取する、アナウンスから閉館までの対応期間を設ける、閉館期間中の代わりの会場を手当てするなどの配慮をすべきではないか。

尾崎 :H16 アンケート、H19 市民アンケートを行い、基本計画の策定後も個別に意見を聞いた。閉館中の対応は、京都市の文化会館とコンサートホールの案内と現地見学会を行った。


(2)へつづく

2012-12-12 12/13の意見交換会の報告を作りました(1)-「京都会館再整備をじっくり考える会」
2012-12-12 12/13の意見交換会の報告を作りました(2)-「京都会館再整備をじっくり考える会」
2012-12-12 12/13の意見交換会の報告を作りました(3)-「京都会館再整備をじっくり考える会」

(全文はこちら)
http://www.jca.apc.org/jikkuri/docs/111213_IkenKokankai_Report.pdf


■12/13の意見交換会の報告を作りました(1)-「京都会館再整備をじっくり考える会」

京都会館再整備をじっくり考える会

2011-12-13 京都会館再整備に関する市との意見交換会のご案内-「京都会館再整備をじっくり考える会」
2011-12-13 意見交換会終わりました。

■おんづか功 民主党 京都市会議員HP
関連リンク
2011-08-24 おんづか功議員twitterより-「twitter」
くらし環境委員会
くらし環境委員会常任委員名簿
2011-06-07 くらし環境委員会(第3回)委員会-議事録 他
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by 2011-kyoto | 2012-01-12 00:00 | 2012/01
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