2012-09-12 日本建築学会大会[東海]開催のご案内-「日本建築学会」
日本建築学会大会[東海]開催のご案内

メインテーマ:「建築の原点 -自然と向き合う-」
 建築の原点は、人の生活を自然の脅威から守るシェルターとしての役割にありました。日常的には、生活の環境を調整し、健康で快適な室内環境を居住者に提供します。自然災害からは、居住者を守り安心な生活の場を提供します。一方で、人の生活が自然環境に過度な影響を及ぼさないように配慮する必要性も言われるようになっています。

 自然の脅威に対して十分な備えを持つ建築、自然環境のポテンシャルを十分に活用した建築、人に快くかつ自然をできるだけ損なうことのない建築。建築の原点に立ち返り、自然と向きあいながら、将来にわたって持続可能な建築について、そのあり方と実現の方法について語り合いましょう。


日時:9月12日(水)~14日(金)
場所:名古屋大学東山キャンパス

大会参加費:市民(建築関係者以外)無料 詳細はこちら

日本建築学会大会[東海] HP
大会内容
研究集会 研究協議会・研究懇談会・パネルディスカッション
2012年度日本建築学会大会学術講演会・建築デザイン発表会プログラム



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■建築歴史・意匠部門――パネルディスカッション
■タイトル : モダニズム建築の評価-保存のコミュニケーションをめぐって
■資  料 : あり
■日  時 : 9月14日(金)9:00~12:30
■会  場 : 名古屋大学東山キャンパス ES総合館ESホール アクセス
■大会参加費:市民(建築関係者以外)無料 詳細はこちら

■司会  田所辰之助(日本大学)
■副司会 亀井靖子(日本大学)
■記録  椙山哲範(東海大学)

■1.主旨説明(10分)田所辰之助(前掲) [9:00~9:10]
■2.主題解説(各20分/題)
①歴史的価値と現代的性能を繋ぐもの-保存・再生デザインの現在 [9:10~9:30]
田原幸夫(ジェイアール東日本建築設計事務所)

②保存をめぐる評価指標の多様化-海外事例にみられる新たな局面 [9:30~9:50]
笠原一人(京都工芸繊維大学)

③国際的な保存運動との連携-ICOMOS二十世紀委員会とドコモモ [9:50~10:10]
山名善之(東京理科大学)

④合意形成のプロセス-近年の保存運動から [10:10~10:30]
松隈洋(京都工芸繊維大学)

⑤モダニズム建築の保存における法律の役割と限界 [10:30~10:50]
尾谷恒治(東京弁護士会)

≪ 休 憩 ≫(10分) [10:50~11:00]
■3.討論(80分) [11:00~12:20]
■4.まとめ(10分) 渡邉研司(東海大学) [12:20~12:30]

建築歴史・意匠委員会ドコモモ対応WG では、日本のモダニズム建築を対象にドコモモジャパンと連携しこれまで150作品の選定、登録作業を行ってきた。当初はマスターピースとされる作品がリストの中心をなしたが、登録数の増加にともなって作品も広がりを増し、従来の評価基準では捉えられないケースも見られるようになってきた。
 とくに懸念されるのは、個々の作品の建築史的な価値とは別に、さまざまな立場の人が介入してくる保存の現場で、評価指標そのもののあり方が問われるような場面が生じてきたことである。
 建物自体に備わる固定的な価値を越えて、社会的資源としてのモダニズム建築の意義を一般市民の人たちとも共有し得る、より横断的で包括的な視座を提示することはできないか。建築の価値を拡張し、コミュニカブルな言語として発信することの可能性をいま一度考えてみたい。  それは、新たな評価基準を策定するということよりも、具体的な事例とそのケーススタディを通じて、クライテリアをひとつひとつ汲み上げていく作業になっていくことだろう。
 本PD では、日本だけでなく海外の事例にも目を向け、モダニズム建築に対する評価指標が多義化している現状を報告する。国際的な文脈に照らしながら、日本のモダニズム建築とその保存活動の現在を検証していきたい。また、法律の専門家を迎え、建築の所有(私有)という問題についても議論を開いていこうと思う。
 直接、間接に多くの人たちを巻き込んでいく建築保存の動的な場で、どのような言語がコミュニケーションを促進させ得るのか、活発な討論を展開させていきたい。

■日本建築学会大会[東海]開催のご案内-「日本建築学会」
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by 2011-kyoto | 2012-09-12 00:00 | 2012/09
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