2013-10-25 近代美術館鎌倉館の建物活用や景観保全を、建築家協会が県に要望書/神奈川-「カナロコ」
近代美術館鎌倉館の建物活用や景観保全を、建築家協会が県に要望書/神奈川
2013年10月25日

土地の貸借契約が期限を迎える2016年3月末で閉館される公算が大きくなっている県立近代美術館鎌倉館(鎌倉市雪ノ下)について、日本建築家協会は24日までに、県に建物の活用と景観保全を求める要望書を提出した。その建物は建築的観点から「国際的にも評価が高い」と指摘している。

 黒岩祐治知事などにあてた要望書は、鎌倉館について「モダニズムの代表的建築物と歴史的景観の組み合わせ、たたずまいは、国内では類を見ず重要なもの」と説明。現在の技術で建物の維持、活用は可能で、それを行う価値がある建築資産だとし、建物の活用などを求めている。

 鶴岡八幡宮の敷地に立つ鎌倉館は建築家、坂倉準三の代表作。坂倉は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジェの弟子で、国内外の近代建築史に大きな足跡を残した。

 県は、緊急財政対策の一環で、3館ある県立近代美術館の集約を検討している。それに伴い、八幡宮との間に取り交わした鎌倉館の土地貸借契約を更新しない方針を決めた。

 契約では、返還時に更地にすることが明記されている。一方、県や八幡宮は建物の価値は理解しており、今後について協議を進めている。同支部は、昨年12月にも知事らに建物保存の要望書を提出した。

■近代美術館鎌倉館の建物活用や景観保全を、建築家協会が県に要望書/神奈川-「カナロコ」
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by 2011-kyoto | 2013-11-16 23:30 | 2013/10
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