2013-11-20 大阪・旧精華小:校舎解体前にピアノ9台修復へ-「毎日新聞」
大阪・旧精華小:校舎解体前にピアノ9台修復へ

毎日新聞 2013年11月20日 15時44分(最終更新 11月20日 15時51分)

 大阪・ミナミにある旧大阪市立精華(せいか)小学校(大阪市中央区)の校舎が解体されるのを前に、残されたピアノを再利用しようという取り組みが始まった。140年前に創立され、喜劇俳優・藤山寛美(かんび)さんの出身校としても知られる同校。かつての学び舎(や)は商業施設に生まれ変わるが、「思い出の音色を残したい」と卒業生が動いた。

 南海電鉄難波駅前、買い物客らが行き交う商店街の一角に旧精華小はある。25日に始まる解体工事に向け、囲いに覆われた校舎にピアノの音が響いた。「見た目も状態もいい。修復すれば十分に使えます」。調律工具を手にしたヤマハピアノサービスの技術者、仲村知香子さん(31)は耳を澄ませた。音楽室や講堂に残っていたピアノは計9台を数える。1950〜60年代の物が多く、珍しい型もあるという。

 ピアノの再利用を進めているのは、地元の難波三丁目東振興町会の徐正※(じょ・まさらい)会長(62)。旧精華小の卒業生だ。「このまま解体されるのはもったいない。ピアノを欲しがっている幼稚園や福祉施設などに使ってもらいたい」。現在、校舎を所有する不動産会社「成信」(大阪市)に持ちかけたところ、快諾を得た。95年に閉校した同小は、市教委が今年3月に売却した。解体後の跡地には、ホテルや店舗が入る商業施設が建つ計画だ。(※は草カンムリに來)

 ピアノの音色を聴いた徐会長は懐かしそうな顔で小学生時代を思い出した。「先生が弾くピアノの横で歌おうとしたけど、緊張して声が出ない。音楽の成績は1だった」

 ピアノ9台のうち1台は、旧精華小跡地の一角に建てられる地域施設に置く予定で、徐会長は他の希望者を募っている。問い合わせはメール(info@nambacentergai.jp)へ。【藤田剛】

■大阪・旧精華小:校舎解体前にピアノ9台修復へ-「毎日新聞」

2013-11-18 “大大阪の中心地”の粋な小学校解体へ 卒業生ら惜しみ「さよなら会」-「産経新聞」
精華小校舎 愛好会
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-11-24 23:48 | 2013/11
<< 2013-11-25 近代建築... 2013-11-24 第3回関... >>