2013-11-21 大阪・中之島図書館、存続へ…転用費多額で方針転換-「読売新聞」
大阪・中之島図書館、存続へ…転用費多額で方針転換

美術館などへの転用が検討されていた大阪府立中之島図書館(大阪市北区)について、松井一郎府知事は20日の定例記者会見で、「図書館機能を堅持しつつ、周辺とセットで魅力あるものにしたい」と述べ、図書館として存続させる方針を明らかにした。

 橋下徹大阪市長が美術館としての活用を提案し、いったんは図書館の廃止方針が示されていたが、転用に多額の費用が必要なこともあり、方針転換した。来月にも府の戦略本部会議で正式決定する。

 同図書館は1904年に開館。ギリシャ神殿を模した外観とバロック調の内装で知られ、国の重要文化財に指定。蔵書は約55万冊で、古文書や大阪関連の文献など貴重な史料を収蔵する。

 昨年6月の府市統合本部で、橋下市長が「中之島図書館を全部空けて活用できないか」と美術館への転用を提案。松井知事も廃止方針を表明し、以降、中之島エリア全体を美術館や博物館が集まる観光拠点とする構想の検討が続いてきた。

 しかし今年7月以降、府教委が専門家と検討を進めたところ、「部屋が狭く、窓から自然光が入るため美術品の展示には適さない」「改修に多額の費用が必要」などの意見が続出。このため図書館として改装し集客力を高める方針に変更した。

 府は今後、外壁の洗浄やトイレの改修、盗難防止装置を設けて荷物の持ち込みができるよう整備を予定。現在は閉鎖した正面玄関の開放や、オープンカフェの併設も計画しているという。
(2013年11月21日 読売新聞)

■大阪・中之島図書館、存続へ…転用費多額で方針転換-「読売新聞」
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by 2011-kyoto | 2013-11-21 00:00 | 2013/11
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