2013-12-20 旧県立美術館:解体せず活用へ 県と秋田市が共同で方針/秋田-「毎日新聞」
旧県立美術館:解体せず活用へ 県と秋田市が共同で方針 /秋田
毎日新聞 2013年12月20日 地方版

6月末に閉館した旧県立美術館(秋田市千秋明徳町)について、県と市は解体しないで、共同で活用する方針を固めた。関係者によると、県が建物の老朽化の度合いを調べた上で、1階部分を県が展示スペースとして、2階部分を市が市民が憩うスペースとして活用する方向で検討している。

 旧県立美術館は1967年に開館。秋田市の資産家・平野政吉が収集した洋画家・藤田嗣治(1886〜1968年)の作品を多数展示していた。今年9月に新県立美術館(秋田市中通1)が本オープンすることから、6月末で閉館した。

 県の依頼を受けて市が今後の活用法を検討していたが、結論は出ていなかった。一方、県も2011年度、旧県立美術館の利活用について、県民から意見を募集。56件の意見が寄せられ、うち34件が教育・文化施設としての活用を望むものだったという。新県立美術館の来館者からは「旧館の三角屋根が新館の水庭越しに見え、千秋公園の全体の景色に溶け込んでいる」など惜しむ声も上がっていた。

 これらを踏まえ、県と市は旧県立美術館を解体しないで、活用する方針を固めた。老朽化などで使用が難しい場合には、モニュメントとして残すことも検討している。県は来年度当初予算案に旧県立美術館の老朽化や耐震の調査費を1000万円程度盛り込む方針。【小林洋子】

■旧県立美術館:解体せず活用へ 県と秋田市が共同で方針/秋田-「毎日新聞」
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by 2011-kyoto | 2013-12-20 00:00 | 2013/12
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