カテゴリ:2011/09( 43 )
2011-09-12 京都会館基本設計業務受託者(香山壽夫建築研究所)技術提案書(閲覧用)-「京都市」
京都会館基本設計業務受託者(香山壽夫建築研究所)技術提案書(閲覧用)

「京都会館再整備工事設計業務委託資料」について公開請求手続きをしてみました

クリックすると拡大します ↓ 

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■2011-09-12 京都会館基本設計業務受託者(香山壽夫建築研究所)技術提案書(閲覧用)

2011-10-25 「京都会館再整備工事設計業務委託資料」について公開請求手続きをしてみました
2011-09-20 『京都会館再整備工事設計業務委託...』設計業務受託候補者の選定...結果について
2011-10-04 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議 傍聴メモ(2)香山氏挨拶
2011-10-13 愛知県立芸術大学キャンパスマスタープラン2011について(香山壽夫氏と愛知芸大)

公文書の公開請求-京都市会
京都市会情報公開条例
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by 2011-kyoto | 2011-11-05 00:00 | 2011/09
2011-10-04 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議の開催について-「京都市情報館」
京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議の開催について
[2011年9月28日]
広報資料
平成23年9月27日
文化市民局(文化芸術都市推進室文化芸術企画課 366-0033)
京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議の開催について

 「京都会館の建物価値継承に係る検討委員会」では,建て替えを行う第1ホールの外観デザイン等について有識者の皆様に御意見をいただき,京都会館の優れた建物価値をどのように次代に継承していくかを検討してまいります。

 このたび,第1回会議を下記のとおり開催いたしますので,お知らせします。

開催日時
平成23年10月4日(火曜日) 午後4時から午後6時30分まで(予定)

開催場所
職員会館かもがわ 2階 大会議室   
京都市中京区土手町通夷川上る末丸町284
電話番号 075-256-1307
(開催場所の地図は,下記のPDFファイルを御覧ください。)

会場案内図
pdf職員会館かもがわ(ファイル名:accessmap.pdf サイズ:152.03 キロバイト)
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内容(予定)
(1) 委員長の選出
(2) 京都会館再整備基本計画の考え方について(事務局説明)
(3) 京都会館の建物価値及び第1ホールのデザインの方向性について(各委員の意見交換)

会議の傍聴
(1) 会議は公開とし,傍聴席を設けます。
(2) 傍聴定員は15名とします。
   (報道機関の方には,別に座席を設けます。)
(3) 傍聴の受付方法
   当日の午後3時30分から午後3時45分まで,会場で受付します。
   傍聴者が定員を超えた場合は,抽選により傍聴者を決定します。
(4) 会場に駐車場はありませんので,お越しの際は公共交通機関を御利用ください。

委員会事務局
京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課  075-366-0033
京都市都市計画局公共建築部企画設計課           075-222-3640

広報資料
pdf広報資料(ファイル名:230927kouhousiryou.pdf サイズ:169.79 キロバイト)
〈9月27日発表〉

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関連リンク
京都会館再整備に係るローム株式会社との命名権契約の締結及び京都会館の建物価値継承に係る検討委員会の立ち上げについて
京都会館問題-基本資料
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by 2011-kyoto | 2011-10-04 00:00 | 2011/09
2011-09-29 モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」来月10日京都会館にて-「毎日新聞」
歌劇:「フィガロの結婚」 来月、京響など上演 広上さん、見どころ語る /京都

毎日新聞 9月29日(木)15時49分配信

 
展開は“新喜劇” 傑作中の傑作--左京で来月10日

 モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」が10月10日午後5時から、京都市左京区の京都会館第1ホールで開かれる。京都市交響楽団、関西二期会とともに7年ぶりに同曲に取り組む京響常任指揮者の広上淳一さんに見どころを聴いた。【野宮珠里】

 歌劇「フィガロの結婚」はボーマルシェの戯曲を基に、ダ・ポンテが台本を書いたオペラ・ブッファ(喜歌劇)。18世紀のスペインを舞台に、貴族に仕える従僕フィガロの結婚をめぐる騒動が描かれる。個性的な人物が次々に登場し、いくつもの事件が目まぐるしく展開する様子を、広上さんは「吉本新喜劇」に例える。おなじみの浮き立つような序曲で始まる約3時間の上演もあっという間に感じられるほどだ。

 広上さんは「モーツァルトが一番やりたかった分野がオペラだったのでは」と推測。「中でも“フィガロ”はオペラの中のバイブル。台本も優れていて、今も色あせない。万人が楽しめる傑作中の傑作です」
 作品に込められた貴族批判によって、1786年のウィーン初演は大成功とはいかなかったが、プラハでは大ヒットを収めたという。

 「『権力者には、かなわないよ』といった台詞もあるが、最後は庶民が勝つという明るい話にしばしひたっていただければ。歌い手も関西のオペラ界を担う若手がそろい、京響ものっている。オケピットから最上の音を出します」と意欲を見せた。

 演出は中村敬一さん。主なキャストは、福嶋勲さん(アルマビーバ伯爵)▽木澤佐江子さん(伯爵夫人)▽三村浩美さん(スザンナ)▽伊藤正さん(フィガロ)など。
 イタリア語上演(日本語字幕付き)。入場料はS席6500円、A席5500円、B席4500円、学生席2000円。予約・問い合わせは京都コンサートホール(075・711・3090)。【野宮珠里】

9月29日朝刊

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■モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」来月10日京都会館にて-「毎日新聞」
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by 2011-kyoto | 2011-10-03 20:06 | 2011/09
2011-09-30 きょうと市民しんぶん平成23年10月1日号-「京都市情報館」
2面 文化の殿堂・京都会館の再生へ 命名権を50年50億円で売却
pdf2面PDF(ファイル名:201110_02.pdf サイズ:441.48 キロバイト)
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4面 京都で婚活しませんか?将来のパートナー探しをお手伝いします
pdf4面PDF(ファイル名:201110_04.pdf サイズ:751.94 キロバイト)
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8・9面 必見!イベントガイド
pdf8・9面PDF(ファイル名:201110_0809.pdf サイズ:1.59 メガバイト)
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きょうと市民しんぶん平成23年10月1日号-「京都市情報館」

関連リンク
市民新聞10月1日より-「岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ」
続 市民新聞10月1日より-「岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ」
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by 2011-kyoto | 2011-09-30 16:47 | 2011/09
2011-09-30 総合特区「豊かな文化と自然のもと世界中から人々が集う「ほんもの」に出会う京都-「京都府」
「豊かな文化と自然のもと,世界中から人々が集う,「ほんもの」に出会う 京都 ~5000万人感動都市~」の内容


 総合特別区域法に基づく総合特区の指定申請を9月30日に行いましたので、お知らせします。
 今後、国において審査が行われ、12月頃に採否結果が公表される予定です。

(1)特区の区分
  地域活性化総合特区

(2)申請自治体
   京都府・京都市による共同申請

(3)国に提出した申請書
 1 申請書本編.pdf( PDFファイル ,350KB)
 2 申請書(別添参考資料).pdf( PDFファイル ,771KB)
 3 申請書(概要版).pdf( PDFファイル ,473KB)
 4 区域図.pdf( PDFファイル ,104KB)
 5 規制の特例措置等の提案書.pdf( PDFファイル ,230KB)
 6 地域協議会の協議の概要.pdf( PDFファイル ,103KB)
 7 規制の特例措置等の適用を見込む事業の一覧.pdf( PDFファイル ,128KB)
 8 事業ごとの支援措置の要望一覧.pdf( PDFファイル ,83KB)

戦略企画課
電話:075-414-4352
ファックス:075-414-4389
Eメール:senryaku@pref.kyoto.lg.jp

6 地域協議会の協議の概要.pdf( PDFファイル ,103KB)
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1 申請書本編.pdf( PDFファイル ,350KB)
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5 規制の特例措置等の提案書.pdf( PDFファイル ,230KB)
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7 規制の特例措置等の適用を見込む事業の一覧.pdf( PDFファイル ,128KB)
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 8 事業ごとの支援措置の要望一覧.pdf( PDFファイル ,83KB)
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■「豊かな文化と自然のもと,世界中から人々が集う,「ほんもの」に出会う 京都 ~5000万人感動都市~」の内容-「京都府」
■総合特区・構造改革特区-「京都府」
■2011-10-03 京都市・京都府の総合特区申請について-「京都市情報館」
2011-09-28 京都市地域活性化総合特別区域協議会-「京都府」
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by 2011-kyoto | 2011-09-30 00:00 | 2011/09
2011-09-29 シンポジウム:京都会館の保存・改修を考える-来月10日/京都-「毎日新聞」
シンポジウム:京都会館の保存・改修を考える--来月10日 /京都

 京都市が「世界水準のオペラ上演も可能」な劇場への大規模改修を計画している京都会館(左京区)の保存・改修のあり方を考えるシンポジウムが10月10日午後1時から、同会館第1会議室で開かれる。

 近代建築の保存再生や劇場建築に詳しい専門家、オペラ愛好家などが集まり、建築家・前川國男設計で日本の近代建築の代表作の一つとされる京都会館の価値を守りながら、より良い保存改修をするには何が必要かを議論する。

 司会は京都工芸繊維大教授の松隈洋さん、パネリストは鰺坂徹さん(三菱地所設計建築設計部部長)▽上西明さん(上西建築都市設計事務所主宰)▽前田忠直さん(京都大名誉教授)▽山崎泰孝さん(近畿大日本文化研究所研究員)▽吉村篤一さん(建築環境研究所主宰)▽西本裕美さん(オペラ愛好家)。

 参加無料。問い合わせは京都会館を大切にする会(kyotokaikan.taisetu@gmail.com)。【野宮珠里】

毎日新聞 2011年9月29日 地方版


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■シンポジウム:京都会館の保存・改修を考える-来月10日/京都-「毎日新聞」

2011-10-10 京都会館シンポジウムのご案内-「京都会館を大切にする会」

緊急!京都会館の危機!シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える—京都会館の適切な保存改修のために—」 (開催日:2011年10月10日)
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by 2011-kyoto | 2011-09-29 00:00 | 2011/09
2011-09-26 京都会館・ローム命名権契約の実態-「京都市議・とがし豊/子育て市議奮戦記」
京都会館・ローム命名権契約の実態  2011年09月26日(月) 10時26分00秒

ロームから50億円とはいうものの・・・

ロームが建設費の半額50億円だしてもらえるかの印象が振りまかれてきたが、実態はそんなあまいものではなかった。

50億円こそ一括納入してくれるが、あくまでも50年間の京都会館命名権への対価にすぎず、なんらかの事情で契約が破棄されると「残存対価」をローム側に返還する義務が京都市に課される。

つまり、実態としては、ロームはあくまでも年一億円の維持費の一部を捻出するだけであり、今後膨張が見込まれる維持費の一部にしかならない。しかし、その一億円の原資であるはずの50億円は京都市が一挙に建設で使ってしまう。

ロームからすると年一億円を出すにふさわしい設備改善や事業を京都市にやれということになる。

しかし、維持費にあてるはずの年一億円のお金は建設でつかってしまっているから、文化予算を大幅に増額しなければ会館の維持や従来の文化活動支援は維持できなくなる。


いくも地獄、もどる地獄

指定管理者制度の導入以来、京都会館維持費に費やす税金はどんどんけずられてきた。その京都市が今後、京都会館の維持費の予算をどう位置づけていくのか、議会で質しても、具体的な検討はまったくなされていない(例のごとく隠していれば別だが)とのこと。

「使用料」値上げに跳ね返れば、市民・子ども達の文化活動への大きな打撃となる。

逆に、京都市がロームの要望にこたえなければ、今度は「残存対価」に加えて、「賠償金」までロームに払わなければならなくなる。

国の文化政策の大転換がおこり、予算がたくさん下りてくるようになれば別だが、そのような状況があるのであれば、そもそも特定企業に依存しなくても京都会館の改修はやってのけることが可能だ。

京都会館の躯体はまだまだ丈夫だ。コンクリートの劣化が心配される数十年先に建て替えが行われるのであれば別だが、現段階で京都市の財政力を無視した無理な改築は回避すべきではないだろうか。

改修だけでも十分、耐震化と機能向上は可能だと、京都市自身のこれまでの調査や構想案などが物語っている。


京都会館ローム命名権契約の内容の概要
 (契約書面や当局から聴取し、とがし作成)

○ローム命名権の範囲

・1年間1億円、開館日から50年間

・全体およびホール・会議場などごとに命名
・50億円(消費税除く)を一括納入
・権利譲渡や承継は禁止


○京都市の維持管理の努力義務

・「適切な修繕、保全、改良等及び適切な管理・運営等を行うことにより」「時々の時勢に適合した、著名な歌劇、音楽、演劇、舞踏等の公演その他の催し物を実施するに相応しい機能水準並びに評判及び名声を確保し維持するよう努める」
・「時々の姿勢」「著名な」は明確な定義はない。
・年一回、ロームと管理状況について協議


○ロームの媒体(HP、紙など)において使用できるコンテンツなど

・京都会館の写真・画像など
・ロゴ・愛称
・京都市が承認した京都会館における歌劇公演などの写真、動画、音声など


○ローム側からの契約解除

・「再整備事業が中止となったとき」 
・「基本計画の内容と著しく異なると認められる場合」
・ア、イ、ウに該当し、「相当の期間を定めて京都市に改善を要請したにもかかわらず京都市が改善に着手しないとき」「相当期間内に改善されないとき」
 (ア)施設が滅失または著しく毀損
  (イ)時々の時勢に適合した総合舞台芸術等その他の舞台芸術劇場としての優れた機能を失ったとき
(ウ) 時々の時勢に適合した総合舞台芸術等その他の舞台芸術劇場としての優れた評判や名声を明らかに失ったとき

・京都市が「適切に維持し、管理する能力をうしなった」とき。


○なんらかの事情で契約解除の場合どうなるか

・京都市は、残存対価額を返還する(年割りが基本だが、最終年のみ日割り)

・相手側の事情による場合は相互に損害賠償を請求することも可能。


○ロームに、企業活動の広報スペースと3日間各施設無料使用権



■京都会館・ローム命名権契約の実態-「京都市議・とがし豊/子育て市議奮戦記」
■とがし豊 日本共産党 京都市会議員HP

関連リンク
ローム株式会社 HP
2011-09-27 京都会館再整備に関する公開質問状を命名権取得者に提出-岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ
京都会館問題-京都市議会関係
2011-02-16 平成23年度予算について-「京都市情報館」
2011-07-31 京都市政報告書-「京都市情報館」
2011-04-11 稼動率比較:公の施設の指定管理者による管理運営状況について-「京都市情報館」
2011-09-13 門川市長記者会見(2011年9月13日)-「京都市情報館」
2011-02-24 門川市長記者会見(2011年2月7日)-「京都市情報館」
2011-06-24 「京都会館再整備基本計画」の策定について-「京都市情報館」
2011-02-20 京都会館の改修・改築~「再整備」にいくらかかるか~その3-「sayseiの京都日記」
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by 2011-kyoto | 2011-09-28 00:00 | 2011/09
2011-09-28 京都市地域活性化総合特別区域協議会-「京都府」
京都市地域活性化総合特別区域協議会


●協議会の概要
(1)名称
  京都市地域活性化総合特別区域協議会

(2)位置づけ
 総合特別区域法第42条第1項に基づく地域活性化総合特別区域協議会(地域協議会)

(3)構成員
 京都商工会議所
 社団法人京都市観光協会
 公益財団法人京都市文化観光資源保護財団
 財団法人京都市景観・まちづくりセンター
 財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
 財団法人京都市森林文化協会
 京都岡崎魅力づくり推進協議会
 財団法人京都市音楽芸術文化振興財団
 公益財団法人京都市芸術文化協会
 特定非営利活動法人日本料理アカデミー
 京都市
 京都府
協議会の開催状況
【第1回会議】

● 開催時期:
  平成23年9月22日~28日(持ち回りで開催)

● 協議会の概要はこちらをご覧ください。
  地域協議会の協議の概要.pdf( PDFファイル ,103KB)


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■京都市地域活性化総合特別区域協議会-「京都府」

2011-09-30 総合特区「豊かな文化と自然のもと世界中から人々が集う「ほんもの」に出会う京都-「京都府」
■総合特区・構造改革特区-「京都府」
■2011-10-03 京都市・京都府の総合特区申請について-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2011-09-28 00:00 | 2011/09
2011-09-27 京都会館改築への疑問:松隈洋-「毎日新聞」
〇松隈洋関連記事は下段にリンク記載しています
 京都会館改築への疑問 松隈洋 京都工芸繊維大学教授
「近代建築の到達点」を葬るな

 
始まりは唐突だった。昨年暮れ、「京都に最大級のオペラ劇場」の記事が新聞に掲載された。100億円をかけ、京都の戦後復興のシンボルである「京都会館」(1960年開館) を国内最大級のオペラハウスに衣替えするという。なぜオペラなのか。今年に入り、その根拠が明らかにされた。京都市は、改築財源の一部として、京都会館の命名権を、契約期間50年、50億円で地元の大手半導体メーカーのロームに売却すると発表、その条件として世界的オペラを誘致できる舞台への機能拡充を求められたのだ。

 この建物は、フランスの巨匠ル・コルピュジエに学び、戦前験後の建築界をけん引した前川國男が手がけた名作として知られる。完成時に日本建築学会賞などを受賞し、近年は日本を代表するモダニズム建築100選にも選ばれた。そのため、3月には、いち早く日本建築学会会長などから相継いで市長宛てに保存要望書が提出された。しかし、6月、京都市は、建物の過半を占める第1ホールを全て取り壊して建て直す基本計画を一方的に発表したのである。

 このまま計画が進めば、過大な要求をそのまま形にした墓石のような巨大な舞台の壁が立ちはだかり、窮屈なロビーを持つ別の建物が古い部分に無粋に接続されて、琵琶湖疎水沿いの寝ち着いた外観や中庭まわりの伸びやかな空間は完全に失われてしまう。

 前川は、ル・コルピュジエに学んだモダニズム建築を日本の気候風土に定着させる努力を生涯続けた建築家だった。京都会館の設計にあたっては、戦禍を免れ、木造文化が無傷で残る町並みと豊かな自然環境になじむ建築とは何か、と自問し、禅寺を範として黒い勾配屋根と水平の庇、門のような入り口と石畳、そして外壁に焼き物のタイルを用いることによって、時間に耐え、外部に開かれた、人々のよりどころとなる簡素なたたずまいをめざした。

 古都・京都の魅力とは何だろう。それは、木造文化の遺構と共に、それぞれの時代の建物が大切に使われ、同じ時を重ねていることの中にあるのだと思う。その歴史のにモダニズム建築を加えることがなぜできないのか。

加藤周一は、東山を借景として取り込む開かれた中庭を内包し、蹴水沿いの景観になじむ水平線で統一された京都会館を、「戦後日本の近代建築におけるひとつの到達点である」と絶賛した。一方、日常的に接してきだ市民にとって、それは当たり前のようにそこにある旧友のような存在である。建築は誰のものなのだろう。降って湧いた計画によって京都はかけがえのない戦後の建築文化を失ってしまうのか、京都は何を守り育てるのか、京都会館は問いかけている。
松隈洋


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■京都会館改築への疑問:松隈洋-「毎日新聞」

関連リンク
2010-12-24 京都に最大級のオペラ劇場-「日本経済新聞」
2011-02-08 京都会館命名権、ロームに 公募せず売却、市会委紛糾-「京都新聞」
2011-03-18 京都会館保存要望書-「社団法人日本建築学会」
2011-06-24 「京都会館再整備基本計画」の策定について-「京都市情報館」
2005-07-31 日本その心とかたち (ジブリLibrary)-加藤 周一/ 徳間書店
■京都会館について

松隈洋 関連記事
■記事/論文等
2013-10-16 現代のことば「景観の民主主義」 松隈洋-「京都新聞」
2013-10-04  所論諸論 一建築家の投げかけた問いの重さ 松隈洋-「日刊建設工業新聞」
2013-08-15 現代のことば「建築というバトン」 松隈洋-「京都新聞」
2013-07-26 ヒロシマを標に 建築に込めた平和の願い 松隈洋-「中国新聞」
2013-07-05 20世紀の遺産残す動き 世界的広がり ドコモモジャパン代表松隈洋氏-「日刊建設工業新聞」
2013-06-20 地域資源としての近代建築を発信DOCOMOMOJ代表に就任した松隈洋氏-建設通信新聞
2013-07-07 トークイベント 『残すべき建築-モダニズム建築は何を求めたのか』刊行記念のご案内
2013-03-27 力強く懐かしいモダニズムの逸品を振り返る。『残すべき建築』-「Book News」
2013-01-23 「残すべき建築: モダニズム建築は何を求めたのか」松隈洋著 刊行のご案内
2013-02-25 賛同者の皆様-「京都会館を大切にする会」
2013-02-19 建築は誰のものか-京都会館は問い続ける 松隈洋-「住宅建築2013年4月号」
2012-12-04 京都会館と20世紀建築遺産の行方:松隈 洋-「SD 2012」
2012-10-09 京都会館改築計画を問う 「美と調和」の破壊 松隈洋-「東京新聞」
2012-09-12 合意形成のプロセスー近年の保存運動から-松隈洋
2012-06-18 京都会館問題監査請求 陳述聴取会 陳述人提出資料紹介1-松隈洋
2012-02-24 所論緒論 京都会館は誰のものか 松隈洋 -「日刊建設工業新聞」
2012-02-10 建築保存に師ゆずりの闘志 京都工芸繊維大教授松隈洋さん-「朝日新聞」
2012-02-01 再読 関西近代建築:京都会館:松隈洋-「建築と社会」
2011-10-21 建てる・守る・願う6 ここに民主主義の息吹-「朝日新聞」
2011-12-10 京都会館と 建築家 前川國男の求めたもの-4 最終回 松隈洋--「ねっとわーく京都1月号」
2011-11-11 京都会館と 建築家 前川國男の求めたもの-3 松隈洋--「ねっとわーく京都12月号」
2011-10-11 京都会館と 建築家 前川國男の求めたもの-2 松隈洋--「ねっとわーく京都11月号」
2011-09-10 京都会館と 建築家 前川國男の求めたもの-1 松隈洋--「ねっとわーく京都10月号」
2011-07-25 「京都会館」と建築家・前川國男が求めたもの-松隈洋-「京都会館再整備をじっくり考える会」
2011-04-01 建築文化の根底が揺らいでいる:松隈洋-「建築とまちづくり」
2011-03 京都会館-そのたたずまいに込められたもの/松隈洋-「雑誌建築人3月号」
2010-06-14 記憶の建築 十選 昭和の公共建築「京都会館」松隈洋-「日本経済新聞」
2010-06-01 京都会館 モダニズム建築のメッセージ18-松隈洋-「建築ジャーナル」
2001-05 第5回伝統と近代の葛藤-京都会館(1960年)-松隈洋-「まちなみ」2001年5月号
2007-11-08 京都会館再整備検討委員会 摘録第1回~第6回-「京都市情報館」

■動画/音声記録等
京都会館のいま。KBS京都ラジオ番組から。2012_09_21-Daily motion
2012-09-21 KBSラジオ/妹背和夫のパラダイスkyoto 松隈洋:京都会館問題について語る-Togetter
2011-12-18 YOU TUBE 第1部 報告 松隈洋 第2回緊急シンポ 「京都会館のより良き明日を考える」
2011-10-12 You tube「京都会館へ行ってみませんか?」-松隈洋(1)(2)
2011-10-30 You tube「京都会館へ行ってみませんか?」-松隈洋(3)(4)
2011-11-06 You tube「京都会館へ行ってみませんか?」-松隈洋(5)(6)
2011-10-10 経過報告(京都会館再整備をめぐる問題点)/松隈 洋-「京都会館シンポジウム」
京都会館シンポジュウム(2011年7月13日)Youtube 岡崎公園と疏水を考える会、京都・まちづくり市民会議
  3 14:42 京都会館シンポジュウム(2011年7月13日) 松隈洋(1)
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「京都会館再整備に関する意見交換会」後半/2011.2.23

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by 2011-kyoto | 2011-09-27 00:00 | 2011/09
2011-09-27 京都会館再整備に関する公開質問状を命名権取得者に提出-岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ
京都会館再整備に関する公開質問状を命名権取得者に提出

2011(平成23)年9月27日

ローム株式会社
  代表取締役 澤村 諭 様

   京都・まちづくり市民会議
     代 表   中 林 浩
     事務局代表 中 島 晃
   岡崎公園と疏水を考える会
     代 表 吉 田 時 雄
     同 上 吉 田 和 義
   (連絡先)〒606-8324
   京都市左京区岡崎最勝町2
     村 瀬 隆 也
   TEL:075-751-9841

「京都会館整備」に関する公開質問状

謹啓
 貴社の日頃の文化活動についてのかかわりに敬意を表します.
 さて、本年9月13日京都市は記者会見で「京都会館整備に係るローム株式会社との命名権契約の締結及ぴ京都会館の建築価値継承に係る検討委員会の立ち上げ」を発表しました。
 岡崎公園と疏水を考える会は本年6月15日、貴社澤村諭社長に嘆願書を送り、「『京都会館』の改修にあたっては、外観や様式、高さを変えることなく保存されるよう」にお願いをいたしました。いうまでもなく、京都会館は、京都・岡崎の風土に根ざした「日本を代表するモダニズム建築」です。京都市民が育んできた岡崎の景観と「市民の殿堂」京都会館を次世代にどう継承してくかはきわめて重要な課題です。
 貴社の意向が「京都会館再整備」の方向性に大きな影響を与える旨の報道にみるように貴社は「京都会館再整備」 と大きく関わっておられます。
 こうした点から、私たちは貴社に対して、下記のとおり質問をいたします。ご回答下さいますようよろしくお願い申し上げます。



 貴社は、「ロームグループ行動指針」において、「私たちは、事業を通じての社会貢献とともに、社会を構成する良き企業市民としても、社会の発展充実、健全化に貫献するため、社会貢献活動や文化活動とその支援を積極的に行います」 (第2章 私たちと社会との関係)とその立場を明らかにしています.
 京都会館は1960年度に日本建築学会賞を受賞し、2003年にはDOCOMOMO JAPANが日本のモダニズム建築100選に選んだ建築物であり、市民からの資金拠出や声を受けて作られたその建造過程とあわせて京都岡崎に根を下ろした会館となっています。それは、「戦後モダニズムを代表する重要建築物」と評価される、東山の景観と調和したその姿とともに、岡崎になくてはならない文化的建造物となっています。これらに敬意を払い、後世に引き継ぐことは、私たちの世代がなすべき歴史的貢献であり社会的責務だと考えます。
 貴社は企業の社会的責任を強く自覚されており、それは当然、最低限の「法令順守」など狭いものではなく、企業市民としてふさわしいより積極的な社会貢献を展望されていると思います。貴社が「文化活動への積極的な支緩」を明示するのは、そうした点で大きな意味を持つと評価されます。

 その上で第一の質問は貴社は報道されているように「世界的なオペラやクラシックの公演ができるようホール機能の拡充条件に(京都市と)協議」(京都新聞2月8日)されたかどうか、ということです。命名権の買い取りで50億円も支出する貴社の意向は京都会館再整備の内容に非常に大きく働くものと考えられます。京都市提案の京都会館の建て替え案は歴史的建造物の破壊にほかならないと考えますが、この点について貴社の責任が大きく問われます。そこで、貴社からホール機能について、どのような拡充条件が京都市との協議で示されたのかを明らかにして下さい。

 第二の質問は、京都会館の改修をめぐる貴社の基本的考えについてお尋ねいたします。
京都会館改修については日本建築学会から保存の要望書が出されていますが、それに対してどのような対応をされたのかは不明です。一方、昨年秋までの検討の過程でも示されなかった改築案が突然出されるなど、その「改修」のあり方・内容に大きな疑義や批判が広がっています。
 日本の戦後のモダニズム建築の中でも重要な作品である京都会館は、東山の景観とも調和し、すでに京都の「歴史的建造物」となりつつあります。この京都会館を、原形とどめないまでに「全面改築」することは、京都の景観と文化財の破壊というべきものです。
 貴社は、このような京都会館の「全面改修」についていかがお考えですか?
 京都会館のホール機能を拡充するためには、京都会館の高さや外観を大きくかえてしまうことも辞さないお考えですか?お考えをお聞かせ下さい。

 第三の質問は、貴社と京都市との間で交わされた契約内容に関してお尋ねいたします。
 京都市は「新京都会館について、その時々の時勢に適した、著名な歌劇、音楽、演劇、舞踏等の公演その他の催し物を実施するに相応しい機能水準、並びに評判及び名声を確保し維持するように努める」「努力義務」を50年間に渡って負わされています。 その時々の時勢に適合した優れた機能や優れた評判や名声を失ったときにはローム側より契約解除ができるとされています。その点で、その時々の時勢や著名なという判断は重要となりますが、それに対する判断基準は示されていません。そこで、この点に関する判断基準を具体的にお示し下さい。
 50年間にわたって、貴社の判断による優れた評判づくりを京都市に担わすことが貴社の音楽活動に対する支援、社会貢献とは思えません。貴社の意向のもとに京都会館を建て替え、管理運営するのでなく、市民の自主的芸術・音楽活動が育つ環境の形成を助けるほうがより社会貢献になるのではないでしょうか。この点についてもお考えをお聞かせ下さい。
 また契約解除に関しては、「基本計画の内容と著しく異なると認められるとき」とありますが、それはどのような場合のことでしょうか、お示し下さい。

 貴社は先の「行動指針」で、「私たちは、お客様、お取引先様、株主・投資家の皆様、地域社会の皆様など関係のある方々が必要とされているロームグループの経営全般にわたる情報を適時適切にまた効果的に提供するよう努めます。 また、広く社会から情報を収集し、その意見を真摯に受けとめ、「開かれた企業」としての信頼を得るよう努カします」(2-2.情報開示と広報)と述べられています。
 今回の「京都会館整備」は非常に大きな社会的問題となっており、直接的かかわりを持つ貴社が市民の質問に答え、その考えを伝えることは「聞かれた企業」としての責務と考えます。
 ご回答をできれば文書で10月11日までいただきますよう、お願い致します。
以上


■京都会館再整備に関する公開質問状を命名権取得者に提出-「岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ」

関連リンク
岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ 京都会館再整備No!
京都・まちづくり市民会議-Wikipedia
ローム株式会社 HP
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by 2011-kyoto | 2011-09-27 00:00 | 2011/09