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2011-12-15 所論緒論 京都会館改修に思う 馬場璋造 建築情報システム研究所代表 -「日刊建設工業新聞」
所論緒論 京都会館改修に思う 馬場璋造 建築情報システム研究所代表

 1960年に前川國男氏が設計した「京都会館」の改修が問題になっている。京都会館は京都市の岡崎公園にあり、近くには平安神宮、京都美術館、京都近代美術館、府立図書館などがある文化地区である。

 2005席の第1ホール、933席の第2ホール、国際会議場などがL字型に並び、高さは27.5メートルに抑えられている、それも既に規定除外を受けた高さである。外観はアールの付いた庇が特徴的であり、翌1961年に同じ前川氏の設計した「東京文化会館」へと繋がる。しかしコンサートホールは音響や設備などの問題で、ここ数年はほとんど使われていない。築後50年経って劣化している部分があることもあって、それを改修して多目的ホールとして使えるようにしようとプロポーザルがあり、香山壽夫氏が選ばれた。

 先般、京都交響楽団の指揮者であった井上道義氏にお会いする機会があって、京都会館の改修の話しをお聞きしたところ、コンサートホールとして今のままでは使えない、改修もやむを得ないが、オペラにも使えるようにするという新聞報道を読んで、それではフライ部分が大きくなり、景観的に影響するのではないかと危惧している、と言われていた。

 改修設計者の香山氏に直接聞いたところ、オペラをするにしても、京都へは規模を小さくして持ってくるため、フライ部分が高くなるのは、2.5メートル程度で、外観のデザインは、すべて保存するか踏襲し、巨大な壁にならない。それよりも反り上がった庇の上端の幅が6センチしかなく、その劣化にどう対処するかが問題だ、と語った。いずれにしろ香山氏のデザインならば、環境を乱すことはないと考える。

 通常、建築は使われなければ意味がない。使われなくとも文化財として保存すべき建築もあろうが、それは予備も入れて日本で1世紀に10作品である。京都会館がそれに値するとは思えない。手を入れることで使い続けられるならば、それが正解ではないか。

 改修に反対する会の声明書の冒頭に「近代建築を代表する作品である」と書いてあるが、本当にそうであろうか。保存を主張する代表格の一人である鈴木博之氏が監修した「新建築」の別冊「建築20世紀PART2」の中で選んだ、1950年から1991年までの日本を含む世界の代表的建築200作品余りの中に、「京都会館」はない。

 建築の保存を望むのであれば、第一に所有者や使用者の意見を重視したい。愛着のある建築であれば、自ずと保存に向かう。建築家や建築史家の意見も大切であるが、それには社会を説得し得る学術的に明確な論拠が必要になろう。専門家が論拠を明らかにしないで主張するのは正しくない。
 建築の保存を求めるのであれば、それは既に存在するものであるから事前にリストアップし、論議を尽くした上、建築界として公認されたシステムに載せるのが当然であろう。問題になってはじめてその建築の保存を言うのは泥縄で、専門家の取るべき姿勢ではない。

 日本DOCOMOMO(ドコモモ)100選に選ばれたのがその論拠だとすれば、論拠が弱い。保存を前提にドコモモが選んだわけではなく、またその選択がオーソライズされてはいない。その100もの建築を時代に残すべきだというのは、社会常識に反している。

 保存、修復、建て替えは建築界だけの問題ではない。所有者や使用者を含めた社会問題である。保存を主張するのならば、社会が納得するような説明こそ、専門家に求められる。まして修復であれば、使用を求める社会的判断の方のウエートが大きくなる。事実、私もそうだが、修復に賛成する建築家や音楽関係者、京都市民も多い。
 保存を絶対視せず、現実を冷静に直視し、建築の歴史的価値を評価することから、保存か修復かの論議を始めなければならないのではなかろうか。

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■所論緒論 京都会館改修に思う 馬場璋造 建築情報システム研究所代表

2012-02-24 所論緒論 京都会館は誰のものか 松隈洋 -「日刊建設工業新聞」

馬場璋造プロフィール
『都市の再生とこれからの建築界のあり方』馬場璋造氏(株式会社建築情報システム研究所・代表取締役)に聞く

信頼される建築家像

馬場 璋造 / 王国社


2011-09-12 京都会館基本設計業務受託者(香山壽夫建築研究所)技術提案書(閲覧用)-「京都市」
20101-04-29 京都会館開館50周年記念「第九」<記念式典・祝典コンサート>-「Michiyoshi Inoue」
2012-01-16 京都会館建物価値継承委員会 第3回会議 傍聴メモ(2) 事務局説明
京都会館保存要望書一覧
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 鈴木博之
Docomomo Japan
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by 2011-kyoto | 2012-02-28 12:32 | 2011/12
2011-12-10 とーく 京都工芸繊維大学大学院教授 中川理さん-「ねっとわーく京都1月号」
とーく 京都工芸繊維大学大学院教授 中川理さん
聞き手 京都市職労委員長 小林竜雄
小林  なかなか制度も複雑に絡み合っているのですね、そういった岡崎の町を重要文化的景観にという話があるなかで、いま話題になっている「岡崎活性化ビジョン」も出されています。
中川 いま観光のシーズンになれば平安神宮には人が集まりますが、せっかく文化施設が集まっているのですから、そこをさらに活性化しようと言うことは間違ってはいないとは思います。ではどういった方法で取り組んでいくのかということについて、活性化ビジョンは1つの方法を提示したということだと思います。でも、まだもっと他のやり方もあるでしょうね。
岡崎と同じような場所として東京の上野公園がありますが、上野公園もいま再整備の方向です。かつて都市の文化ゾーンと言われたところは、市民の大きな憩いの場所であったりしたのですが、ちょっと状況が変わってきてそういったところには人が集まりにくいようになってきているのかな、とは思います。ですから人を惹きつける仕組みのようなものをどこでも求めているのでしょうね。物理的なハードも重要かも知れませんが、ソフトの部分ですね。先日も岡崎でアー卜イベント的なものを取り組んでいましたが、ああいったものをもっとやっていくことではないかと言う気はしています。
小林 京都会館の建て替えプランも論議を呼んでいますが、どのように考えておられますか。
中川 基本的には私も加盟している日本建築学会、ここは会員数が3万人を超える巨大なマンモス組織で日本の建築業界を代表する学会ですが、ここの学会長名で要望書を出しています。これは非常に大きな意味があると思います。要望書のなかでは、きちっと「歴史的な建物は保存すべきだ」と述べています。一方で、京都市さんのほうは、いま京都会館は施設としてうまく活用されていない。大きなイベントができない、プラス「ネーミングライツ」でロームからお金が入るということもあって、京都会館をもう少し使える施設にしたいと言っています。それも理解できます。しかし、京都会館はモダニズムの建物ですから、建築の全体性が大切なので、一部を壊して建物価値を残すのはきわめて難しい。現在、歴史価値継承の検討委員会で、その困難にどう立ち向かうかの議論が続いています。
 私は基本的には建築の歴史から勉強を初めて、いまは都市の歴史に入っています。都市の歴史は都市の中にエネルギーがあることが重要で、そのエネルギーがその時代時代に何か空間をつくり替えていくようなことは必要だと思います。ですが、それは本当に市民が主体になったつくり替えでないと意味がない。いまの時代では、行政が主体となってつくり替えていくかたちになってしまいがちです。「こう変えたらいいのではないか」と行政側から提示されたら、市民は逆に「こうしたいとと言うようなエネルギー、そういうイメージがもっと出てきてほしいと思いますね
小林 先ほとおっしゃったように、お祭りのときに町内でいろいろと飾り付けをする、こうしたいと思って発信していくものが町をつくっていく、まちを変えていくエネルギーになってきたのですからね。
中川 そうです。極論すると、そういった可能性が残っているのは日本のなかで京都だけではないか、といってもいいと私は思っています。都心居住でみた場介、河原町通、烏丸通をみても、通りに面しては高いビルが建っていますが、一歩中に入れば町家で人が住んでいます。こういう風景はこれだけの大都市ではなかなかみられません。こういった都心居住がなぜできるのかといえば、先ほどの学区のコミュニティもそうですが、結局、学区のコミュニティが維持されているからです。


■とーく 京都工芸繊維大学大学院教授 中川理さん-「ねっとわーく京都1月号」

2011-03-18 京都会館保存要望書-「社団法人日本建築学会」
2011-10-04 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議 傍聴メモ(4)中川氏発言

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by 2011-kyoto | 2012-02-22 11:10 | 2011/12
2012-02-08 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演動画アップしました。
第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演動画アップしました。

第2回緊急シンポジウム 「京都会館のより良き明日を考える」
2011年12月18日(日)13:30~17:00  京都会館 会議場
主催:京都会館を大切にする会/京都会館再整備をじっくり考える会

13:30開始
報告 松隈 洋 (建築史家,京都工芸繊維大学教授) http://youtu.be/s21SgEivugQ
■講演 槇 文彦 (建築家,元・東京大学教授,「京都国立近代美術館」設計者) http://www.youtube.com/watch?v=xxhXTxPhNTI
■講演 富永 讓 (建築家,法政大学教授) http://youtu.be/14g4Y32h8Jg
■講演 鈴木博之(建築史家,青山学院大学教授,東京大学名誉教授,DOCOMOMO Japan 代表,「明治村」館長) http://youtu.be/dRfPF0O5iIM

休憩

【第2 部】
上映 「京都会館」 映像集
■講演 花田佳明(建築家,神戸芸術工科大学教授) http://youtu.be/unoOvxixKGc
■講演 横内敏人(建築家,京都造形芸術大学副学長) http://youtu.be/lZPE7V2cS1s
■講演 西本裕美(オペラ愛好家,「京都会館再整備をじっくり考える会」事務局長) http://youtu.be/WaJRzmj2a5Y
17:00終了 


撮影/編集 榎田基明(まちづくりと交通研究室)


■12月18日京都会館シンポジウム関連記事

2011-12-18 第2回緊急シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える」配布資料公開
2011-12-18 第2回緊急シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える」つぶやきのまとめ

講演詳細はこちらにupしています
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」報告 松隈洋
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 槇文彦
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 富永讓
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 鈴木博之
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 花田佳明
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 横内敏人
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 西本裕美
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by 2011-kyoto | 2012-02-10 01:20 | 2011/12
2012-01-06 京都会館を大切にする会 賛同人追加のお知らせ-「京都会館を大切にする会」
賛同署名のお願い 賛同者追加、更新のお知らせ-「京都会館を大切にする会」 
賛同署名はこちらから

-「京都会館」のより良き明日を考え、再整備計画を見直すために-

■ 呼びかけ団体 : 京都会館を大切にする会 + 京都会館再整備をじっくり考える会

■ 呼びかけ人 :
木村重信(大阪大学名誉教授,兵庫県立美術館名誉館長)
斉藤昭彦(建築家)
志村公夫(建築家)
鈴木博之(建築史家,東京大学名誉教授,青山学院大学教授,DOCOMOMO Japan代表,「明治村」館長)
長瀬博一(建築家)
前田忠直(建築家,京都大学名誉教授)
松隈洋(建築史家,京都工芸繊維大学教授,元・前川國男建築設計事務所々員)
山崎泰孝(建築家,元・近畿大学教授)
吉村篤一(建築家,元・奈良女子大学教授)
若林広幸(建築家)


■ この会の主旨に賛同してくださった方々 :
青井哲人(明治大学准教授)
青木淳(建築家)
芦原太郎(建築家,日本建築家協会会長)
荒木公樹(建築家)
新居照和(建築家)
新居千秋(建築家,東京都市大学教授,「横浜赤レンガ倉庫」保存再生設計者)
在塚礼子(元・埼玉大学教授)
五十嵐淳(建築家)
五十嵐太郎(建築評論家,東北大学大学院教授)
石井聖光(建築音響家,東京大学名誉教授,「京都会館」「神奈川県立音楽堂」音響設計者)
石川潤(学芸員,宇都宮美術館)
伊従勉(京都大学教授)
井出建(建築家)
井口夏実(編集者,学芸出版社編集部)
今川憲英(外科医的建築家,東京電機大学教授)
池田千恵(編集者,建築画報社営業企画部)
宇波彰(評論家,哲学者,元・明治学院大学教授)
延藤安弘(建築家,愛知産業大学大学院教授)
遠藤秀平(建築家,神戸大学大学院教授)
大宇根弘司(建築家,元・日本建築家協会会長)
大江新(建築家,法政大学教授)
岡田栄造(デザインディレクター,京都工芸繊維大学准教授)
奥平耕造(建築家,東京工芸大学名誉教授,「東京文化会館」設計担当者)
奥村珪一(建築家)
奥村昭雄(建築家,東京芸術大学名誉教授)
貝島桃代(建築家,筑波大学准教授))
柏木博(デザイン評論家,武蔵野美術大学教授)
嘉戸浩(唐紙職人る会」代表)
加藤信喜(畿央大学准教授)
金山眞人(建築家)
兼松紘一郎(建築家,DOCOMOMO Japan幹事長)
神谷宏治(建築家,日本大学名誉教授)
川上玲子(インテリア・デザイナー,日本インテリア・デザイナー協会理事長)
木村博昭(建築家,京都工芸繊維大学大学院教授)
北尾靖雅(大学教員)
川添登(建築評論家)
木村剛士(「日本の建築と周辺環境をまも)
久保万紀恵(編集者,『アイデア』編集部)
鞍田崇(哲学者,総合地球環境学研究所特任准教授)
黒木実(建築家)
Ken Tadashi Oshima(建築史家,ワシントン大学准教授)
小泉雅生(建築家,首都大学東京大学院教授)
小嶋一浩(建築家,横浜国立大学大学院教授)
齊藤祐子(建築家)
坂倉竹之助(建築家,建築家・坂倉準三子息)
坂本光弘(建築家,江戸東京たてもの園前川國男邸ボランティアスタッフ)
佐々木宏(建築家)
櫻井旬子(編集者,建築画報社代表取締役)
澤一郎(建築家,日本建築家協会世田谷地域会副代表)
四釜尚人(美術商)
重森千青(作庭家,作庭家・重森三玲孫)
篠田義男(建築家,DOCOMOMO Japanメンバー)
篠田正浩(映画監督)
篠田望(「愛知県立芸術大学保存活用プロジェクト」卒業生有志代表)
篠原修(土木設計家,東京大学名誉教授)
清水襄(写真家)
白井原多(建築家,建築家・白井晟一孫)
白井良邦(編集者,『カーサブルータス』副編集長)
白井昱麿(建築家,建築家・白井晟一子息)
陣内秀信(建築史家,法政大学教授)
鈴木恂(建築家,早稲田大学名誉教授)
妹島和世(建築家)
仙元隆一郎(同志社大学名誉教授)
高岡伸一(建築家,大阪市立大学特任講師)
高砂正弘(建築家,和歌山大学教授)
高橋晶子(建築家,武蔵野美術大学教授)
高橋てい一(建築家,大阪芸術大学名誉教授)
瀧光夫(建築家,元・福山大学教授)
田島恭子(インテリア史研究家)
多田君枝(編集者,『コンフォルト』編集人)
田中喬(京都大学名誉教授)
田中厚子(建築家)
谷新(美術評論家,宇都宮美術館館長)
塚本由晴(建築家,東京工業大学大学院准教授)
戸田潤也(建築家,近畿大学准教授)
富永讓(建築家,法政大学教授)
内藤廣(建築家,東京大学名誉教授,「虎屋京都店」設計者)
中川武(建築史家,早稲田大学教授)
長坂大(建築家,京都工芸繊維大学大学院教授)
長崎和平(建築家)
永田祐三(建築家)
長町美和子(フリーランスライター)
中村拓志(建築家)
西垣安比古 (京都大学教授)
西沢大良(建築家)
西村征一郎(建築家,京都工芸繊維大学名誉教授)
橋爪紳也(建築史家,大阪府立大学教授)
橋本健治(建築家,「大阪市中之島中央公会堂」改修工事担当者)
長谷川堯(建築評論家,武蔵野美術大学名誉教授)
初見学(建築家,東京理科大学教授)
花田佳明(建築家,神戸芸術工科大学教授)
林昭男(滋賀県立大学名誉教授)
林泰義(計画技術研究所所長)
萬代恭博(建築家,坂倉建築研究所)
日埜直彦(建築家)
広田直行(日本大学教授)
広渡孝一郎(建築家)
広渡早苗(建築家)
福村俊治(建築家)
藤井恵介(建築史家,東京大学教授)
藤岡洋保(建築史家,東京工業大学大学院教授)
藤木隆男(建築家)
藤田治彦(大阪大学教授)
藤本昌也(建築家,日本建築士会連合会会長)
藤森照信(建築史家,建築家,東京大学名誉教授,工学院大学教授)
古市徹雄(建築家,千葉工業大学教授)
古屋暦(編集者,建築画報社編集部)
堀部安嗣(建築家,京都造形芸術大学大学院教授)
本多友常(建築家,和歌山大学教授)
前川國男の建物を大切にする会,()
槇文彦(建築家,元・東京大学教授,「京都国立近代美術館」設計者)
益子義弘(建築家,東京藝術大学名誉教授)
松岡拓公雄(建築家,滋賀県立大学教授)
松原隆一郎(社会学者,東京大学大学院教授)
松村慶三(建築家,浦辺設計代表)
松村秀一(東京大学大学院教授)
松本哲夫(インテリア・デザイナ?,剣持デザイン研究所所長)
松山巖(作家,評論家)
三浦展(評論家)
三上祐三(建築家,「シドニー・オペラハウス」設計参加,「東急文化村オーチャードホール」設計者)
三沢浩(建築家)
三井所清典(建築家,元・芝浦工業大学教授)
満田衛資(構造家)
南一誠(芝浦工業大学教授)
三分一博志(建築家)
村井修(建築写真家)
本杉省三(日本大学教授)
森まゆみ(作家,編集者)
森田一弥(建築家)
八木幸二(建築家,東京工業大学名誉教授,京都女子大学教授)
矢萩喜從郎(建築家,デザイナー)
山口廣(建築史家,日本大学名誉教授,元・日本建築学会副会長)
山崎泰寛(編集者,『建築ジャーナル』編集部)
山名善之(東京理科大学准教授)
湯本長伯(九州大学教授)
横内敏人(建築家,京都造形芸術大学教授)
横河健(建築家,日本大学教授,元・日本建築家協会副会長)
横山禎徳(社会システム・デザイナー)
吉見俊哉(社会学者,東京大学大学院教授)
吉見千晶(「園田高弘邸の継承と活用を考える会」)
吉羽逸郎(建築家,元・日本建築家協会近畿支部長)
米山勇(建築史家,東京都江戸東京博物館研究員)
渡邉研司(建築史家,東海大学教授,DOCOMOMO Japan事務局長)

計143名/五十音順/2012年1月6日現在


※賛同者のみなさまからたくさんの賛同メッセージを頂戴しておりますので、随時掲載していく予定です。
掲載済みの賛同メッセージはこちら
2011-10-10 -京都会館保存要望書-賛同メッセージ集-直筆版(10/10到着分)-「京都会館を大切にする会」
2011-10-10 -京都会館保存要望書-賛同メッセージ集-テキスト版(10/10到着分)-「京都会館を大切にする会」

京都会館保存署名 ↓ クリック!!
(京都市外の方でもOK)
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京都会館保存署名のお願い。

京都会館を大切にする会
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by 2011-kyoto | 2012-01-06 00:00 | 2011/12
2011-12-03 京都会館建替え問題。無音ストリートからの問題提起「箱はなくても演奏はできる」
無音ストリートからの問題提起「箱はなくても演奏はできる」
京都会館建替えの案があるらしいですね。ロームの命名権のお金、何十億円を使ってオペラハウスを作るという。
ここは今、岡崎のカフェ・ファリーナにいますが、この周辺の方々はけっこう反対されているみたいですね。(そうですね。)
ここ岡崎は京都市中心部としては、まれな、広々とした場所で、疎水の周りは紅葉しますね。
ぼくの無音ストリートは、ライブハウスやコンサートホールという箱の中じゃなくて、ある種のオープンな場で、ご迷惑になりさえしなければ、できる演奏会です。
この京都会館の建替え問題についても、反対というか、(演奏の場として)箱物に対する別の概念を提示するという意味です。
京都会館の前で無音ストリートをやりましょうか。そのとき、またUstreamで流して。
明示的に建替え反対と言わずに、こんなところで音楽演奏できる、何もないところ、自由に場を選んでいい。
前の歩道は広いです。移動しながらでしたら、ゆっくり通り、また帰ってくる。でしたら、自転車を押しながら歩いているようなものです。
有効な、音楽演奏の場についての問題提起することになるのではないかと思います。

■無音ストリートからの問題提起「箱はなくても演奏はできる」-48歳で始めた「下積み」音楽活動日記-2期目
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by 2011-kyoto | 2012-01-03 20:31 | 2011/12
2011-12-30 コンサートホール「京都会館」の最新映像です-「@kaeruiwa1963」
コンサートホール「京都会館」の最新映像です

http://youtu.be/aOF3ihvPU10

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改修の名の下に来年の3月の末頃には閉館になり無残にも取り壊されてしまう事になっている京都のコンサートホール『京都会館』の様子を先日撮影してきましたので関心や思い出のある方は是非ご覧になってみて下さい。


■コンサートホール「京都会館」の最新映像です-「@kaeruiwa1963」

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by 2011-kyoto | 2012-01-02 13:18 | 2011/12
2011-12-31 幸せの風船日和 for 京都会館-よいお年をお迎えください
幸せの風船日和 for 京都会館-

ヘリウムガスでどんどん風船が好日居の玄関に浮かんでいきます。

風船は…京都会館へ…

出前されていきます。

総数200余個…

どうか。

京都と京都会館がたくさんのみんなの幸せな方向へ向いますように…

過剰な内需拡大の時代はもうお仕舞いです。
もったいない精神で
シフトダウンしながら
ゆるやかな豊かさを求める時代へ…

幸せの風船日和 for 京都会館-「日々是好日居」


風船Love-シンポジウムの準備風景


先日の2011-12-18 第2回緊急シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える」の会場飾りつけにのための風船を準備作業中の一こまです。
シンポジウムの成功を祈って用意された風船は、シンポ­終了後、会場の方々と写真撮影の後、ご来場いただいた方や京都会館の他の催しに参加したたくさんの子供たちにもらわれていきました。
ご協力いただいた皆様どうもありがとうご­ざいました。

来年こそは、京都にとっても京都会館にとってもよき一年となりますように。。。
みなさまどうぞ、よいお年をお迎えください。

■幸せの風船日和 for 京都会館-よいお年をお迎えください

2011-12-18 第2回緊急シンポジウム「京都会館のより良き明日を考える」開催のご案内 

■12月18日京都会館シンポジウム関連記事
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by 2011-kyoto | 2011-12-31 00:00 | 2011/12
2011-12-29 ひと「岡崎公園と疏水を考える会」事務局長村瀬隆也さん(46)-「京都民報Web」
ひと「岡崎公園と疏水を考える会」事務局長村瀬隆也さん(46)
岡崎をいろてもうたらあかん
事の発端は1月、市の諮問機関が、発表した岡崎地域についての「中間報告」。同地域は、市や国の美術館、府立図書館などが並ぶ京都を代表する文化ゾーン。ところが、「報告」は▽民間活力や規制緩和で「再開発」▽京都会館を再整備する──という方針を打ち出したのです。市は以降、「報告」に基づく再開発計画(3月)、京都会館全面建て替え計画(5月)、同地域の高さ規制緩和(現行15メートルを最高31メートル)計画(7月)と矢継ぎ早に発表してきました。
 「中間報告」を知った村瀬さんは怒りがこみ上げてきました。「景観そっちのけやないか。岡崎をいろてもうたらあかん。役所にどなりこみに行ったる」 そんな矢先、「報告」の問題点を学ぶ勉強会に誘われます。村瀬さんは、勉強会に集まった地元住民5人と相談して「会」を立ち上げ、事務局長を買って出ました。「会」は直ぐに、「岡崎の景観守れ」の署名や市への申し入れを開始しました。

かけがえのない宝もの
 京都会館の保存を求める集まりで、村瀬さんが必ず話すのは岡崎の思い出です。
 村瀬さんは岡崎に程近い左京区吉田の生まれ。母親が40年前、喫茶店を開業。当時小学生だった村瀬さんは、学校が終われば店へ直行し、岡崎公園や京都会館を遊び場にして育ちました。中学生ころには店の手伝いを始め、12年前に店を継ぎました。
 岡崎には、家族の思い出が一杯つまっています。子どもの頃、父親と手をつないで散歩した疏水沿いの道。京都会館を背に、父親と2人、暮れゆく空を見たこと。美術館の裏庭で、家族そろってお弁当を広げたこと。母と妹と3人、おしゃれして京都会館前で記念写真を撮ったこと。
 大人になって、喫茶店を切り盛りするようになってからは、京都会館は商売と切り離せない存在に。その一方で、建物の周囲はふらりと散策する場にもなりました。京都会館の中庭を抜けると目の前に広がる東山。伸びやかな景観が気分転換には最適の場でした。
 母親は12年前に難病を患い1年前に他界。父親も介護が必要な体。もう2度と作れない思い出。
 村瀬さんは訴えます。「みんな一人一人に、岡崎に思い出がある。その場所を壊さないでほしい」
 「会」事務局の小岸久美子さん(63)は、村瀬さんの役割をこう話します。「私たち住民は最近、見慣れた京都会館の建築的価値を知りました。多くの人がそうやと思うんです。でも、その前に、京都会館と岡崎の風景が市民の宝ものになっていることを、村瀬さんは気づかせてくれたんです」。

10キロ減った体重
 村瀬さんの毎日は多忙です。店の営業時間は、午前8時~午後8時。村瀬さんは、朝7時には開店準備を始め、店のかたづけが終わるのはたいがい深夜。その合い間に、父親を近くに住む妹と交代で世話をしています。
 その上、「会」の仕事が加わりました。事務局会議や集会、シンポジウムの開催。「会」のブログの更新。午前2時、3時になるのはざら。「会」の署名をお願いした店の客は300人を超えます。体重は、半年で10キロ減ってしまいました。
 村瀬さんらの頑張りが、世論を動かしてきました。日本建築学会、京都弁護士会など専門家団体が相次いで京都会館の保存を要望。映画監督の山田洋次さん、建築史家の鈴木博之・東大名誉教授、宮本憲一・大阪市立大名誉教授らそうそうたる文化人、研究者が保存を求める声明を出しました。

地元の誇りにかけて
 来年1月。運動は正念場を迎えます。岡崎一帯の高さ規制緩和のための都市計画審議会が開催予定です。
 店自慢のコーヒーは、サイフォンだての繊細でキレのいい味。村瀬さんの左胸には、難関を突破して合格したコーヒーマイスターのバッジが光ります。「これと思ったら頑固なんですわ。地元の人間の誇りにかけて、岡崎を守りたい」。岡崎への思い出と愛着を原動力に、たたかいを続けます。

「週刊しんぶん京都民報」2011年12月18日付掲載)


■ひと「岡崎公園と疏水を考える会」事務局長村瀬隆也さん(46)

岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ 京都会館再整備No!
2011-12-11 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.7-京都会館の保存を願う文化人ら続々
2011-11-28 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.6-11月15日開催シンポジウムのご報告
2011-08-15 岡崎公園と疏水を考える会ニュースNo.5-「岡崎公園と疏水を考える会」
2011-08-10 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.4-「岡崎公園と疎水を考える会」
2011-06-23 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.3-説明会参加のご案内
2011-06-10 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.2
2011-03-28 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.1
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by 2011-kyoto | 2011-12-29 00:01 | 2011/12
2011-11-29 脱原発市長を京都から 勝手連が記者会見-「京都民報Web」
脱原発市長を京都から 勝手連が記者会見

中村和雄さんを市長にしよう!勝手連 来年1月22日告示の京都市長選に向けて結成された、「中村和雄さんを市長にしよう!勝手連」は28日、京都市内で記者会見し、「勝手連」発足の経過と1月8日に行う集会について発表しました。

 事務局を務める田中愛子さんが、「勝手連」について「10月、脱原発を明確にして行動してくれる中村さんを市長にしたいと仲間が集まって発足した。原発問題だけでなく、格差教育、非正規雇用、京都会館建て替えを進める市政を変えたいと200人を超える賛同者が集まっている」と説明。1月8日午後1時半から、東山いきいき市民活動センター(東山区)で開催する「こんな京都をつくりたい」と題した集会について、「一人でも多くの人に参加してもらい、中村さんのことを知ってほしい。そのチャンスを作っていくのが、私たちの役割」と述べました。

 原発問題の講演会を各地で行っている、フリーライターの守田敏也さんは「脱原発のうねりを京都から発信したい。中村市長実現で市政を変えるとともに、国のあり方も変えていきたい」と訴えました。
 同席した中村氏は、「新しい市政を作りたいと願っている市民が数多くいる。脱原発、公契約条例、市役所改革の3つを重点にした市政刷新プログラム実現へ、市民と力を合わせたい」と述べました。


■脱原発市長を京都から 勝手連が記者会見-「京都民報Web」

2011-11-07 京都市長選、2月5日投開票-「京都新聞」

■かどかわ大作 京都市長公式HP
■門川大作-Wikipedia
門川大作マニュフェストムービー
■京都の未来をつくる会HP
■中村和雄 HP
中村和雄マニュフェスト
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by 2011-kyoto | 2011-12-29 00:00 | 2011/12
2011-12-27 岡崎文化芸術・交流拠点地区の区域内における建築物の制限の緩和の緩和に関する条例
岡崎文化芸術・交流拠点地区の区域内における建築物の制限の緩和の緩和に関する条例
[2011年12月27日]
条例の名称

京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・交流拠点地区)の区域内における建築物の制限の緩和に関する条例

公布平成23年12月21日京都市条例第26号

施行:岡崎文化芸術・交流拠点地区に係る都市計画の決定の告示があった日
特別用途地区を定める目的

岡崎文化芸術・交流拠点地区内における文化芸術活動及び交流の拠点としての機能の維持増進を図り,もってにぎわいのある魅力的な市街地の形成に資することを目的とする。

※特別用途地区とは,都市計画法及び建築基準法に基づき,地域の特性に応じた特別の目的から,建築物の用途の制限又は緩和を定める地区をいいます。


対象の区域
岡崎地域のうち,文化・交流施設が集積する下図の区域とします。

※下図は参考図です。対象地区は,都市計画法第20条第1項(同法第21条第2項において準用する場合を含みます。)の規定に基づく岡崎文化芸術・交流拠点地区に係る都市計画の決定の告示があった区域となります。
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条例

(平成23年12月21日条例第26号)
京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・交流拠点地区)の区域内における建築物の制限の緩和に関する条例

(目的)
第1条 この条例は, 建築基準法第49条第2項の規定に基づき、京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・交流拠点地区) (以下「岡崎文化芸術・交流拠点地区」 という。)の区域内における建築物の用途に関する制限の緩和に関し必要な事項を定めることにより,文化芸術活動及び交流の拠点としての機能の維持増進を図り,もってにぎわいのある魅力的な市街地の形成に資することを目的とする。

(適用区域)
第2条 この条例の適用区域は,都市計画法第20条第1項(同法第21条第2項において準用する場合を含む。)の規定に基づく岡崎文化芸術・交流拠点地区に係る都市計画の決定の告示があった区域とする。

(建築物の用途に関する制限の緩和)
第3条 「岡崎文化芸術・交流拠点地区」、地区の区域内においては, 建築基準法第48条第6項本文の規定にかかわらず,次に掲げる建築物を建築することができる。
(1)劇場、映画館、演芸場又は観覧場
(2)自動車車庫(地階の部分をその用途に供するものに限る。)
(3)展示場

(委任)
第4条 この条例の施行に関し必要な事項は。市長が定める。
 附 則
この条例は,岡崎文化芸術・交流拠点地区に係る都市計画の決定の告示があった日から施行する。

pdf岡崎文化芸術・交流拠点地区の区域内における建築物の制限の緩和に関する条例(ファイル名:okazakitokubetuyoutochikukennchikujyourei.pdf サイズ:86.30 キロバイト)


施行日
 岡崎文化芸術・交流拠点地区に係る都市計画の決定の告示があった日

お問い合わせ

都市計画局建築指導部建築指導課
電話: 075-222-3620 ファックス: 075-212-3657
E-mail: kenchiku-sidou@city.kyoto.jp


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■岡崎文化芸術・交流拠点地区の区域内における建築物の制限の緩和の緩和に関する条例-「京都市情報館」

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by 2011-kyoto | 2011-12-27 00:00 | 2011/12