カテゴリ:2012/10( 38 )
2012-10-29 ヨーロッパからの手紙その6-「京都と京都会館、文化の喪失と文化遺産」
ヨーロッパからの手紙その6-「京都と京都会館、文化の喪失と文化遺産」

北の寒気が中欧に勢力を伸ばし、初雪でほんのりと白ばんだウィーンです。

京都会館の解体工事が始まったのを写真で確認、同時にそれを食い止めるためのイニシアティブが進行しているようにお見受けします。
予期できたとはいえ市当局は、有志の人たちの問いに対して『京都会館再整備の基本設計につきましては、…専門家により構成された建物価値継承に係 る検討委員会を設置して慎重な検討の上とりまとめたものでございます。(2012-10-23 文化市民局への質問状と回答)』と言ってのけました。
馬鹿にした話ですが、すべてが市当局のシナリオどおりに展開していますね。

市民運動を「一部の好事家の騒音」と高飛車に出ても当局が問題視されない今日の日本的状況にあって、手段として残されているのは上位の「お上」に 訴えること、それは戦略として順当だと思われます。
しかし訴える側にポテンシャルが備わっていなければ、受ける側も困惑するしかありません。「お上」を土俵に上がらせるためには、十分な下稽古に基づき規範に則した論拠を示す必要があるからです。
ものに価値を認めて保存しようとする文化、それは一朝一夕で社会に根付くものではありません。

貴ブログに最近よく登場する「イコモス(ICOMOS - 国際記念物遺跡会議 = International Council on Monuments and Sites)」、その本部のホームページ で 『HERITAGE AT RISK』という冊子をダウンロードできますが、その69ページ にドイツ・ボン市の「ベートーベン・ホール(1959年竣工)」が事例として掲載されてい ました。
その報告は以下の記述で終えられています:" ... the mayor of Bonn and the three companies declared on 21 April 2010 they would no longer pursue the plan for a new festival hall ? at least for the time being."
(…ボンの市長と三社*は、フェスティバル・ホール新築計画を推進しないことをー 少なくとも当面のところ ー 2010年4月21日付けで発表した。)
「当面のところ」というのが言い得て妙なりで、月日の経った今日事態は進行し、旧国会の建物をコンベンション・センターに改築する案がいま浮上しています。
建築の価値認識に「一日(?)の長」があるヨーロッパのドイツにおいても、保存は市民が声を上げて勝ち取られるべきものだということ、大切なヒン トではないでしょうか。

事の起こりからすると京都会館を巡る本件に似ているといえますが、まったく異なった展開が可能となります。
というのは、ドイツには文化財保護を専門的に管轄する国の機関があり、市民の申し入れが妥当であれば法的拘束力を伴った「待った」が期待できるか らです。
もうひとつ彼の地が違うのは「専門部門に所属する者たちが形成する社会(Fachoffentlichkeit)」が成熟していることです。京都会館に関して、当局に対する抗議が時宜相応になされなかったこと、基本計画案選定の時点でブレーキがかからなかったこと などは、逆に日本の建築界の社会としての未熟さを示す事実です。市民に味方しないマスコミも問題ですが、これは日本社会全体の問題ですからご各位にお預けということで。

こういう状況のもと、名誉団体的なNGOの一部門たる「日本イコモス国内委員会」の専門職ではない方々に具体的なことを期待するのは、少々酷だと思われます。
でも、もし骨を折っていただけるとするならば、それは「お上」に「ご注進」していただくことでしょう。
この11月、京都国際会館で『世界遺産条約採択40周年』にまつわる式典が予定されています。その「お上 = ユネスコ」の祝辞や褒章の言葉のなかで、寺社仏閣のみならず近代の業績も文化遺産であることを軽く諭していただきたい。それを無視し続けると京都の失格につながるとの暗示をも含めて。そうすれば市当局も、少しは堪えるかもしれません。
もうひとつ、皆様に出来ることがあります。
市当局は各国の委員を自慢の文化遺産に案内するのでしょうから、それに習って独自のツアーを組み、彼らを京都会館の現場に案内してその景観的な質を体感してもらい、ネイティブ・フードなどを味わいながら危機を訴える、どうでしょうか。

客観的に今の力関係からすると、京都会館の先行きに大きな変換があるとは思えません。
しかし、本当に近代建築に価値を見出すのなら、今までのようにふてくされてさじを投げることは許されないでしょう。
世界は今日、収益性を考慮してある種独特の風貌を与えられた建築に沸きかえり、至るところで薄っぺらなアーバニティーがでっち上げられています。 「上海」や「ドバイ」はいうまでもなく、「ソチ」とか「バク」とかいった黒海の辺境的集落に至るまで。東京なんかとは比較になりません。
そしてその正反対のところに、真摯な思考に裏付けられた戦後の良質な近代建築が位置します。
時を経た建築物が傷んだり古びた印象を与えるとしても、それは自然の成り行きで収まります。もうひとつ、建築物は設計者の思考と判断が集積したものですが、単なる制度的規制や打算の直接的翻訳ではなく、独自の良心と社会的規範に照らし合わせたた思考と判断とが込められた建物も存在します。それが優れたデザインに昇華されて、建築と称するに足るものが出現するのだと思いますが、そういった精神がエーテルのように建築の空間に漂っていること、ご体験ではないでしょうか。
そしてこれは、風化するものではありません。
この意味において、良質な近代建築は私たちの歴史と今在ることの証であり、自らを質して正すための貴重な先達なのであり、それを取り壊すということは、 アジアの中で日本のみが保有する戦後期の文化的アイデンティティー(『三丁目の夕日』!)を自ら放棄するにも似た暴挙にほかなりません。

先に述べたことを踏まえれば、まず大切なのが下稽古を積むこと。
稽古をつけてもらう相手は、長年鍛えられたドイツの「ボン」の市民たちとの交流を図るのが適策だろうと思われます。
同じような課題に長年取り組んでいるうえに状況がまだライブに流動的で、次々と直面するであろう新しい状況にどう対応するのか、非常に勉強になるだろうからです。
お望みとあらば、お手伝いできると思います。

ますますのご健闘をお祈りします。
2012年10月末 ウィーンにて
建築家 三谷 克人
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■ヨーロッパからの手紙その6-「京都と京都会館、文化の喪失と文化遺産」

2012-10-23 文化市民局への質問状と回答-「京都会館を大切にする会」「京都市」
世界遺産条約採択40周年記念最終会合(京都会合)2012年11月6日~8日 -「外務省」
世界遺産条約採択40周年記念事業京都実行委員会

2012-08-27 ヨーロッパからの手紙その5-「新しい展開に因んで」
2012-05-29 ヨーロッパからの手紙その4-「京都会館、そして岡崎地区」
2012-04-30 ヨーロッパからの手紙 その3 「みなさんへ」
2012-03-20 ヨーロッパからの手紙 その2-「第4回価値継承委員会会議傍聴メモについて」
2012-02-27 ヨーロッパからの手紙-「I love Kyoto-Kaikan」読みました
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by 2011-kyoto | 2012-11-03 11:50 | 2012/10
2012-11-03 京都市長 門川 大作氏講演 「世界遺産所有者が語る明日の京都」講座
「世界遺産所有者が語る明日の京都」講座
第5回 「世界遺産 二条城を守る。伝える。」
京都市長 門川 大作氏


日 時:11月3日(土・祝) 講演/14:00~15:00(開場13:30)見学/15:10~16:00
場 所:元離宮二条城「台所」
受講料:1,000円
応募締切日/10月21日(日)必着
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■京都市長 門川 大作氏講演 「世界遺産所有者が語る明日の京都」講座
明日の京都 文化遺産プラットフォーム
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by 2011-kyoto | 2012-11-03 00:00 | 2012/10
2012-10-30 第6回京都会館~FULL MOON PICNIC~のご案内
京都会館~FULL MOON PICNIC~のご案内

日時:10月30日(火)19:30~
場所:京都会館中庭集合
満月のこの日ナイトピクニックを行ないます
あなたのピクニックに必要な準備でお越ください
手ぶらもOK、飲み物やおやつも大歓迎♪

〇参加無料
直接現地へお越しください
連絡先:河本 jun.kawamoto AT gmail.com
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現在解体工事中の第一ホール内部、満天の星空のようにも見えますね

■第6回京都会館~FULL MOON PICNIC~のご案内

2012-09-30 第5回京都会館~Full Moon PICNIC~のご案内
2012-09-16 第4回京都会館~NIGHT PICNIC~のご案内
2012-08-31 第3回京都会館~FULL MOON PICNIC~のご案内
2012-08-16 第2回京都会館~NIGHT PICNIC~どうもありがとうございました
2012-08-16 第2回京都会館~NIGHT PICNIC~のご案内
2012-08-02 京都会館Full moon picnic ありがとうございました!
2012-08-02 京都会館Full moon picnicのご案内
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by 2011-kyoto | 2012-10-30 00:00 | 2012/10
2012-09-17 京都会館再整備の道は? 日下部吉彦-「週刊うたごえ新聞」
京都会館再整備の道は? ミュージック・トゥディ
 京都市の代表的なコンサートホールのひとつ「京都会館」の改築計画が、どうもうまくいっていない。施工主である京都市の独走が目立ち、建設的提案をしている市民グループとの話し合いが出来ていない状態で、この件について、去る1月16日号の本欄でとりあげた時点から、ますます悪い方向に向かっているようだ。

 市民側(京都会館再整備をじっくり考える会)は、とりあえず改築着工を延期することを求めているが、市側は聞く耳を持たず、9月着工の予定を変えていない。

 主要な争点のひとつに、前川國男設計の現建築の文化財的な意義と、平安神宮風致地区のなかでの景観保全があるが、これらも話し合い不可能なテーマではない。去る8月26日、市民側主催のシンポジウムが開かれ、百人を超す参加者があり、関心の高さを示した。

 話がこじれている原因のひとつに、市側が突然持ち出した「国内最大級のオペラハウスにしたい」がある。メトロポリタンやスカラ座といった海外トップクラスのオペラハウスの来日公演が受け入れられる規模のものというわけだ。このサイズの舞台となると、天井の高さ、ひいては建築物の高さなどが、現在より、はるかに高くなり、風致地区の高さ制限を超えて、巨大なビルの出現となる。

 ホールの「巨大志向」は、実は日本のホールの共通願望で、中身の充実とは別のもの。大きさで勝負をするという無駄な競争から、そろそろ卒業すべきではないか。

 そこで私が、敢えて提案したいのは、室内オペラ専用のオペラハウスである。オペラの元祖ともいうべきモンティヴェルディなどのルネッサンス、バロックオペラ。そしてモーツァルト。さらには、バルトークやベルク、メノッティなどの近・現代オペラ、そして「夕鶴」をはじめとする日本オペラの数々。さすがは京都のオペラハウスと称賛されるような「ユニークさ」をこそ、売りものにすべきではないか。

日下部吉彦(音楽評論家)

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■京都会館再整備の道は? 日下部吉彦-「週刊うたごえ新聞」
週刊うたごえ新聞社 日本のうたごえ全国協議会機関紙
日本のうたごえホームページ

京都会館再整備の道は?@週刊うたごえ新聞-「京都会館再整備をじっくり考える会」

2012-08-26 御礼:第4回緊急シンポジウム お越しいただき誠にありがとうございました

2012-08-26 第4回緊急シンポジウム 「京都会館のより良き明日を考える」開催のご案内
京都会館再整備をじっくり考える会
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by 2011-kyoto | 2012-10-26 13:32 | 2012/10
2012-10-26 まちづくり共同研究会開催のご案内-「景観と住環境を考える全国ネットワーク」他
まちづくり共同研究会開催のご案内-「景観と住環境を考える全国ネットワーク」他
日 時  2012年10月26日(金) 18時30分~
会 場  京都第一法律事務所6階会議室
(中京区烏丸二条上るマニュライフプレイス京都ビル4F/地下鉄烏丸線丸太町下車南へ3分)
(ご案内) 
1.テーマⅠ 京都会館建て替え問題の現局面~世界遺産条約40周年記念事業を迎えて

 11月の世界遺産条約締結40周年記念事業とその関連行事が京都で行われることを直前に控え、京都会館第1ホール解体・建て替え計画に対する、
京都市長へのイコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会のアラート(警告予告)(8月13日)
日本イコモス委員会の見解書(9/10) 、
京都市の解体工事の強行着手(9/10)
日本イコモスから京都市長への質問書(9/26)
京都市長から日本イコモスへの回答書(10/9)
日本イコモスからイコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会へ書簡(10/13)
住民訴訟第1回口頭弁論(10/17)
そして、その後の情勢について、それぞれの関係者や弁護団の報告を受け、意見交換・展望を切り開く議論ができたらと思います。 
冒頭報告は「世界遺産条約40周年記念事業と岡崎疏水、京都会館問題」と題し、中林浩神戸松蔭女子学院大学教授より行います。

2.テーマⅢ 都市計画法の抜本的改正問題の現局面

全国的な情勢としては、この間、都市法制の抜本的改正を求める動きが政局の混乱で停滞していましたが、改めて、都市計画法・建築基準法の目的に「地域の自然、歴史、文化等の特性に即した美しく、安心な都市の保全と創造」を明記し、「建築確認から地方自治体の裁量許可へ」の動きを議員立法で実現しようと、景観と住環境を守る全国ネットワークの東京専門家グループでは、改正法案要綱を作成し、12月には,全国集会(12/15)や国会集会(12/14)を計画していますので、その内容について、学習・検討したいと思います。

3.テーマⅢ この間の各地の住民運動や裁判の取組み状況

 船岡山景観・家屋地盤被害回復訴訟最終弁論(大阪高裁9/21。判決言渡予定は2/14)や、仰木の里幸福の科学学園建設問題建築確認取消請求事件(11月中に執行停止申立に対する大津地裁決定予定)を始め、この間の各地の住民運動や裁判の取組み状況の報告・交流の時間も設けたいと思います

※様々な住民運動に携わられた多くの皆さんのご参加をお願いします。
呼びかけ人(団体)
景観と住環境を考える全国ネットワーク・京都運営委員(飯田昭・中島晃・中林浩)
新建築家技術者集団京都支部自由法曹団京都支部


※当日参加歓迎ですが、資料準備の都合上、できれば参加いただける方は「参加」の連絡を下記連絡先へお願い申し上げます
(連絡先  弁護士 飯田昭 iida AT daiichi.gr.jp ATを@に変えてください)

■まちづくり共同研究会開催のご案内-「景観と住環境を考える全国ネットワーク」他

京都第一法律事務所
景観と住環境を考える全国ネットワーク
新建京都
自由法曹団京都支部

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by 2011-kyoto | 2012-10-26 00:00 | 2012/10
2012-10-26 岡崎ときあかり ~あかりとアートのプロムナード2012-「京都市情報館」
岡崎ときあかり ~あかりとアートのプロムナード2012
日時:平成24年10月26日(金)~10月28日(日) 午後6時~9時
場所: 岡崎地域一帯
※ 詳細は,http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/soshiki/2-11-3-0-0_21.html
又は,協議会公式Facebook ページ(http://www.facebook.com/kyotookazaki)へ
オープニング点灯式の開催について
(1)日時  平成24年10月26日(金曜) 午後6時~(約15分)
(2)場所  京都市美術館前(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
(3)次第  
・ 開会
・ 挨拶  門川 大作 京都市長/潮江 宏三 京都岡崎魅力づくり推進協議会 代表
・ カウントダウン

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■岡崎ときあかり ~あかりとアートのプロムナード2012-「京都市情報館」
京都岡崎魅力づくり推進協議会Facebook

京都岡崎魅力づくり推進協議会 ニュースレター-「京都市情報館」


2012-08-23 「京都岡崎レッドカーペット」の開催について-「京都市情報館」

2012-04-12 今春は"夜桜"も初運航 京都・岡崎十石舟めぐり-「トラベルニュース社」
2011-08-01 岡崎地域の優れた景観の継承と更なる活性化へ 市民しんぶん8月号-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-10-26 00:00 | 2012/10
2012-10-23 文化市民局への質問状と回答-「京都会館を大切にする会」「京都市」
2012年10月16日付けで「京都会館を大切にする会」より文化市民局担当者に面会の上手渡しいたしました。その回答が文化市民局より10月23日付で送付されましたのであわせて掲載いたします。
□文化市民局への質問状

2012 年10 月16 日
京都市 文化市民局長 西出 義幸様
文化市民局 文化芸術企画課
京都会館問題ご担当者様 各 位

京都会館を大切にする会
代 表 吉村 篤一

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃の京都市政へのご尽力に敬意を表します。

私たちは京都会館を愛し、京都市の将来を真摯に考えている建築を専門とする有志の集りです。
さて、平成24年第4回定例会10月1日(月)本会議にて文化市民局西出義幸様の議会答弁につきまして、正確を期するために下記の点をお伺いしたいと思います。
また、誠に勝手ながら、10月23日(火)までに書面にてのご回答をいただけないでしょうか。何卒ご検討の程よろしくお願い申し上げます。



1.西出義幸様の「ご指摘の遺産警告はイコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく」(資料1)とのご発言について。

イコモス「20世紀遺産に関する国際学術委員会」に対する遺産危機警告の申請方法は下記URLより所定のテンプレートを使用して誰でも申請可能であるとしています。
(http://www.icomos.org/en/get-involved/inform-us/heritage-alert)(資料2)

にもかかわらず、西出様が議会にて「正式に出されたものではない」とご発言された理由と根拠をお聞かせいただけないでしょうか。

以 上

※この結果につきましては、通知の有無も含めて、日本イコモス国内委員会20世紀遺産に関する国際学術委員会にも公開させていただく予定にしておりますので、念のためご連絡をさせていただきます。

敬 具
□(資料1)京都会館問題についての質疑応答

とがし 豊 議員  (共産)  (京都会館問題質問) 19:56頃から
文化市民局長 西出 義幸 氏 (京都会館問題答弁) 36:30頃から

〇インターネット議会中継録画より
http://113.42.218.61/KyotoCityCong/rokugaM241001.asp
平成24年10月 1日(月)本会議(代表質問など) より
録画番号8をクリック


〇文化市民局長 西出 義幸 氏 発言の文字起こし
京都会館の再整備についてでございます。
京都会館再整備の基本設計につきましては、現在の日本を代表する建築家の一人である香山壽夫氏に担当していただくとともに、京都会館の設計者である前川國男氏が設立した設計事務所の所長をはじめ専門家により構成された建物価値継承に係る検討委員会を設置して慎重な検討の上とりまとめたものでございます。

現在の再整備案は京都会館の建物価値を継承しつつ公共ホールとしての機能再生と安全性の確保をはかるもので多くの市民や利用者の皆様のご期待に応えるために現時点で考えうる最適な計画であり着実に取り組みを進めてまいります。

尚、ご指摘の遺産警告はイコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく現在改めて国内委員会との間で解体工事と平行して調査の実施などについて協議をしております。再整備に対するご理解がいただけるよう、引き続き真摯に対応してまいります。以上でございます。


□(資料2)http://www.icomos.org/en/get-involved/inform-us/heritage-alert
■文化市民局からの回答

平成24年10月23日

京都会館を大切にする会 代表 吉村篤一 様

京都市文化市民局文化芸術都市推進室
文化芸術企画課
京都会館再整備担当
電話 366-0033

京都会館再整備に係る9月市会の本会議答弁について(回答)

平素は京都市政に御協力をいただき,誠にありがとうございます。
平成24年10月16日付けで貴会から提出を受けました質問書に対して,下記のとおり回答いたします。



「御指摘の遺産警告は,イコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく」の発言意図について
(回答)
答弁をした平成24年10月1日時点で「遺産警告は正式に出されたものではないこと」また,
「国内委員会としてはイコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会の意見書作成に関与されておらず,要請されたものでもない」という事実を答弁したものです。

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■文化市民局への質問状と回答-「京都会館を大切にする会」「京都市」

京都会館を大切にする会
2012-10-01 平成24年第4回定例会10月1日本会議(代表質問など)-「京都市会」
20世紀遺産のための国際学術委員会(ISC20C)
日本イコモス国内委員会

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by 2011-kyoto | 2012-10-23 00:00 | 2012/10
2012-10-20 Kyoto Kaikan-Lettre du collège le coach fanfare
Kyoto Kaikan
Lettre du collège le coach fanfare

Cher "T"

Je n'ai pas remarque que Kyoto Kaikan etait si merveilleux, mais je reconnais a ce sujet lors des competitions fanfare cette annee.

En cette annee, nos competitions tenues a Kitayama Kyoto Concert Hall, en raison de Kyoto Kaikan va etre ferme.Kyoto Concert Hall, j'ai souvent visite en tant qu'auditeur, mais c'etait la premiere fois pour moi d'utiliser ici en tant que joueur. Alors j'ai remarque que cette salle n'a pas ete concu pour polyvalente a de nombreux utilisateurs qui sont etudiants, les enfants, les personnes agees, et ainsi de suite.

Il y avait deux problemes difficiles ici.

L'une est "Il n'y avait pas de carre".Recueillies par chaque ecole, nous avons partage une remanence de la performance, les etudiants qui ont termine de jouer parle des impressions avec des amis. Et nous avons pu rencontre et a eu une conversation avec des personnes que les personnes agees, les amis et membres de la famille qui a visite pour voir notre performance.Nous avons partage un moment irremplacable dans le meme espace avec des eleves de l'autre.

En outre, dans le cas de Kyoto Kaikan, tous se sont rassembles dans la cour et ecoute a l'annonce de la sentence, et tandis que l'annonce du prix, nous avons alterne entre l'espoir et le desespoir d'elever un cri de ralliement.Mais, en cette annee, nous could'nt rien faire. Kyoto Concert Hall a ete interdit d'utiliser tout lieu.Je veux dire, nous n'avons pas un lieu d'education a Kyoto Concert Hall.Par ailleurs, le hall d'entree etait trop etroite pour utiliser, nous confus quand nous avons fait un changement de performances avec d'autres ecoles. Le personnel etait grincheux: "Maitre! Nous ne pouvons pas Nous ne pouvons pas preparer la place! AIDE!"

Un autre etait "il n'y avait pas de place se sont reunis pour preparer avant de jouer".Je pensais que nous prenons pour acquis, mais Kyoto Kaikan a ete specialement concu qui a ete calcule gens peuvent utiliser n'importe quel type de.A Kyoto Kaikan, le couloir du batiment conference est l'instrument bagages.Et chacun salles de reunion, on peut utiliser en tant que pratique field.In le deuxieme trou, on peut aligner le sound.Then, dans le premier trou, nous faisons performance live.Apres la performance, rassembles dans la cour et prendre des photos avec tout le monde. Les etudiants, les partisans et collegues interagit avec tout le monde ici.Fonctions distinctes de Kyoto Kaikan sont comme si chacun lie dans les couloirs, conduit a l'agriculture biologique tres naturel, et il nous avait rendu possible que nous passions que la tension et l'excitation et dynamique! Ligne d'ecoulement est assez impressionnant, c'est raisonnable!En fonction de la structure du "U" lien sans aucune perte d'une partie de l'ensemble Kyoto Kaikan, il nous a fait de fournir l'espace d'activite des personnes de tres grandes recueillies, en d'autres termes.Je pense que Kyoto Kaikan vaut mieux que Kyoto Concert Hall. Ces caracteristiques de Kyoto Kaikan ne sont pas accidentelles. Il a ete concu dans l'idee une telle fonctionnalite orientee depuis le debut.En d'autres termes, la pensee que ≪Faisons de la place de l'esprit≫ de la Kyotoist fait une forme, et il est devenu Kyoto Kaikan, je pense. Je pense aussi que c'est la difference essentielle entre Kyoto Concert Hall et Kaikan Kyoto.

Ce n'est pas un dessin pour la conception en aucune facon. Il va soutenir les activites dans l'espace de conception.Acoustic inconvenient de Kyoto Kaikan est un probleme qui a ete souvent souligne auparavant. Cependant, je pense que c'etait simplement un probleme technique, il est. Je pense que si les maires successifs, non seulement n'a pas fait un travail serieux pour la Kyoto Kaikan. Et ils etaient amateurs d'activites culturelles. Egalement dit que cette fois, comme la renovation, seulement une question de droits, pas un probleme de la musique.

Kyoto Concert Hall ne connaissaient pas le role du trou comme un espace sans activites des gens, il n'a pas ete necessaire des le debut de la conception. Par consequent, la conception des batiments, non seulement dans la conception pour la conception. Il a tellement d'espace qui se sent un materiau inorganique non fonctionnelle. En fait, je suis bizarre ce qui est un espace culturel etudiants ne peuvent pas faire entendre leur voix ou discuter? D'autre part, le renforcement de Kyoto Kaikan de reunion, deuxieme trou, le premier trou, et grande cour ouverte, et que les piliers de style. Toutes les entrainer dans chaque couloir, pour former un espace plus grand!?Les gens vont et viennent librement, et les activites a Kyoto Kaikan vivement. Les gens qui ecoutent de la musique, jouer de la musique, le theatre playsthe, ecouter la conference, une reunion, combattre leurs opinions, pratiquer la chanson. Par contre, en deux ou trois tout rassembles dans la cour, se detendre moments de detente. Les eleves chantent, parlent et rient a haute voix ... C'est la fonction d'un carre libre.

Images de l'activite des gens apparait clairement a partir de la connexion de l'ensemble du batiment. L'espace de la structure d'une societe ouverte "U" de l'immeuble rend la vie des citoyens possible de rencontrer des cultures differentes. J'ai realise a travers ce concours fanfare que c'est un batiment rare qui a fait la Kyoto Kaikan est positionne des la conception comme "carre spirituelle du citoyen".

Essentiellement, il s'agit d'une proposition historique comment garder la philosophie de conception de la Kyoto Kaikan. Et, il ya la question de la democratie la facon de proteger le lieu d'echange de la culture et de la vie des libertes civiles. Kyoto Kaikan a continue a soutenir la culture civique de Kyoto, mais la ville de Kyoto est d'essayer de l'enterrer dans l'obscurite des tenebres. J'ai un sentiment comme l'avenir de la ville de Kyoto.
Cordialement, De Hagiwara

traduit par Shinichi Maximilien Nakanishi

■Kyoto Kaikan-Lettre du collège le coach fanfare

2012-08-23 中学校吹奏楽部コーチからの手紙-京都会館のかけがえのなさについて
2012-10-12 Kyoto Kaikan-A letter from a junior high school brass band coach.
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by 2011-kyoto | 2012-10-20 00:00 | 2012/10
2012-10-17 京の文化拠点、解体始まる 京都会館第1ホール-「京都新聞」
京の文化拠点、解体始まる 京都会館第1ホール

京都市が全面改築する京都会館第1ホール(左京区)の本格的な解体工事が、17日朝から始まった。約半世紀にわたって市民に親しまれた文化の拠点施設は、2015年度に新たなホールへと生まれ変わる。

 工事は9月から始まっており、建物を囲う防音パネルや足場の設置、観客席など備品の撤去がほぼ終わった。この日は午前9時ごろから建物本体の解体に着手。屋上や内部の取り壊しが始まり、作業員が重機を使って床面などの撤去を進めた。

 近くを散歩していた主婦竹内永子さん(61)=左京区=は「私も子どもも合唱発表で舞台に立ち、プロと同じ目線で歌えたのが良い思い出。孫やその先の代も、市民が利用しやすいホールになってほしい」と話していた。

 第1ホールは1960年に建設され、国内外の音楽家による公演のほか、各種式典やイベントの場としても利用されてきたが、近年は老朽化やバリアフリー対策の遅れが目立っていた。

 来年3月に解体を終え、舞台内の高さを現在の14メートルから27メートルにした新ホールの建設に着手する。隣接する第2ホールや会議棟の改装と合わせ2015年度にリニューアルオープンする。
【 2012年10月17日 14時00分 】

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■京の文化拠点、解体始まる 京都会館第1ホール

2012-09-10 半世紀の歴史に幕 京都会館第1ホール-「京都新聞」
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by 2011-kyoto | 2012-10-19 14:47 | 2012/10
2012-10-19 本日の京都会館(工事中写真)
本日の京都会館(工事中写真)
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(撮影:河本順子)


■本日の京都会館(工事中写真)
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by 2011-kyoto | 2012-10-19 00:00 | 2012/10