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2012-03-31 京都会館ニュース第2号-「京都会館管理課」
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■京都会館ニュース第2号-「京都会館管理課」

2012-11-01 京都会館ニュース第1号-「京都会館管理課」
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by 2011-kyoto | 2012-03-31 00:00 | 2012/03
2012-03-31 京都文化芸術都市創生計画-「京都市情報館」
京都文化芸術都市創生計画(平成24年3月改定)
 京都市では,京都のまちをより一層魅力に満ちた文化芸術都市として創生することを目指し,これを総合的かつ計画的に進めるための具体的指針として,平成19年3月に「京都文化芸術都市創生計画」を策定しました。

 計画期間の中間年度を迎え,今後5年間に取り組むべき施策を改めて明らかにするため,京都文化芸術都市創生審議会から御答申をいただくほか,平成23年11月に市民の皆様の御意見を募集するなどし,計画の改定版を策定しました。
京都文化芸術都市創生計画(改定版)

pdf本冊(ファイル名:240319keikaku.pdf サイズ:4.02 メガバイト)
pdf概要(ファイル名:240319gaiyou.pdf サイズ:4.82 メガバイト)

計画改定素案,計画改定素案に関するパブリックコメント

pdf計画改定素案(ファイル名:231024soan.pdf サイズ:743.08 キロバイト)
pdf計画改定素案に関する市民意見と京都市の考え方(ファイル名:240320answer.pdf サイズ:238.54 キロバイト)

お問い合わせ
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
住所: 〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町394番地 Y・J・Kビル2階
電話: 075-366-0033 ファックス: 075-213-3181

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■京都文化芸術都市創生計画-「京都市情報館」

2012-04-06 国際的な芸術祭開催を京都市「文化創生計画」改定-「京都新聞」
2012-03-20 京都文化芸術都市創生計画改定素案に関する市民意見募集の結果について-「京都市情報館」
2011-11-19 「京都文化芸術都市創生計画改定に関するワークショップ」録画-「USTREAM」
2011-11-01 京都市の文化芸術に係るアンケート調査-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-03-31 00:00 | 2012/03
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(6) 提言案について、委員会総括
京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(6) 提言案について、委員会総括

※京都市の第5回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 摘録が04/24に公開されましたので、下記にあわせて掲載させていただいています。(2012/04/26記)


(5)のつづき
敬称略

道家委員:

今の基本的な考え方、最終的にはやはり香山先生がフライタワーとか細部について、香山先生に相当知恵を絞っていただいているので、建築家として当然の責務をしていただいているということかもしれませんが、これが基本設計という形で終わってですね、あとは建築家が最後までかかわってつらぬけるような仕組みをつくってほしい。

中川委員:

提言、よいなと思うんですけれども、そもそもこの委員会と基本設計という、順序が少しおかしくなっている、これは異常な事態であるわけです。まずそのことを確認しなくてはいけないと思います。もともとはこの委員会でこういう提言を出して、それをもとに設計を進められるという順序をたどるべきなのが、同時にそれが行われていたということ。

したがって、進んでいる基本設計を我々がそれを見ながら、まだ未完成のものを一つ一つとりあげて、ここがおかしいとか、こうするべきだというような話しをしてしまったんですが、本来、少しおかしな話なんですね、私が望みたいのは検討委員会の提言を出しますので、ぜひともこの提言にあることをもう一度確認していただいて、ぜひとも基本設計を進めていただきたいと。

特にこの中でいくつか出てた、先ほどから話題になっています、共通ロビーの話しですが、共通ロビーという文言はここに入っていません、これは当然です。共通ロビーは京都市がお考えになった再整備基本計画にはない、書いていません。基本設計のところから出てきていない。ですから、そのことも含めてもう一度、いちから戻ってですね検討委員会のご提言というものに沿っているかどうかの検証をぜひしていただきたいと、そういう風に考えています。その共通ロビーの話しもですね、外観意匠の継承ということでわりと強く提言しておりますので、そのことも振り返って検証していただきたい。

それからあとたとえば壁画の話しですね。これも今日、橋本委員のほうから報告がありましたが、確かにフランソワーズ・ショオエが誉めていたというのは、私も全く同感で、京都会館のもっている荒々しさのようなものを中和するような本当に意義が高い壁画だと思いますし、あれをですからどういう形で残していくかということはぜひ検討していただきたいです。前回までの議論の中ではなかったですが、これはぜひ考えていただきたい。

それから、一番重要なのは高さの問題で、そこにもありますように、景観のシュミレーションから見てですね、高さの異様さというのは誰が見てもかなり圧迫感を感じさせるというのは確かです。
このことは6番の「再整備基本計画を柔軟に解釈し」てというところにつながると思いますが。たとえば地下空間、委員長が言いましたように地下空間にもどすとか、いろんなことを考えて高さを押さえる方向というのがあるはずではないかと、我々としては高さを見ていますので、1mでも低くという努力をですね、していただきたいということを京都市と設計者のほうで検討していただきたいです。

 だから、順序が逆というか、少しおかしなことになってますけれども、この検討の提言が出たわけですから、この提言にしたがって設計案をもう一度検討するということをぜひやっていただきたいと思います。

橋本委員:

中川委員の意見というのは非常に基本的なことだと思います。一方では、残念ながらそういう風にならない、すなわち検討委員会の検討があって、基本計画に盛り込まれて基本設計がすすめられるという状態ではない環境の中で、たとえば香山先生のところで現状を考えながら、案を出していただいた、たまたま、この価値継承委員会と基本設計が同時進行であるという中で、あたかも検討委員会が香山先生のデザインを材料にしながらたたいているような印象が確かにあったかもしれませんが。それは、この検討委員会の本意ではなくて本来京都会館の価値継承をどう伝えるかということをまとめるという、委員会としてのひとつの提言というものは重く受け止めていただいたいと思います。

一方ではですね、道家委員の発言にもちょっとからんでいるのですが、私としては建築家の職能制という側面から考慮すると、香山先生が進めてきた内容等について全くこれを提言からゼロからはじめるということではないと思っておりますので、ぜひ基本設計のまとめにあたっては提言に対して、いち建築家として、香山先生の見識をもってこういう風に私は解釈したという一つの理念。当然ながらどんな建築家もひとつの考え方歴史観、デザインの方法論というものをもっているわけです。それはいい悪いの問題ではないと思います。そういう立場から、提言、今回の提言をもとにゼロから始めるということではちょっと香山先生に対してはすごく失礼な気がしているので、やはり香山先生としては提言に対して、基本設計の考えとしてこれを踏まえてわたしはこういう解釈に基づいてこういうデザインにしたんだと、アピールしていただきたいです。それ自身が市の方が、いち建築家としての香山先生をプロポーザルとして選んだ理由だと思いますので、ぜひ選んだ以上は提言も大事、香山先生も建築家としての立場もこれは尊重されなくてはいけない立場だと、僕自身も建築家として思っております。そういうトータリティーな論議の中で京都市には対応していただきたい。

同時に実施設計、クオリティにあたっても一連の考え方がやはり最終的にどうあったか、どう確認できるかというところまで、私自身もお願いなんですが、最後まで面倒みていただきたいと、道筋を京都市はぜひ用意すべきだと。それが歴史の大きな流れの中で、今回の京都の改修にあたって、真摯に行われた、検討と基本設計にどう反映され、またどうそれが反映されたか、我々は見守っていかなくてはいけない義務があると、委員会の一人としては思っておりますので、ぜひともそういう形で今後の展開をお願いしたいなと思っております。検討委員会の提言としては全くこれは真摯に行われたふさわしい提言だと思いますので、私自身も岡崎委員長と副委員長によくまとめていただいたと。

岡崎委員:

どうもありがとうございました。本委員会は京都市民に長年にわたって親しまれ、また建築の歴史的価値として高い評価を得ている京都会館の再整備において京都会館の建物価値を継承することができるように検討するために設置されました。委員のみなさまのご協力によりこの難問に対して、大変真摯で有意義な議論がなされたと思います。委員の皆様に深く感謝いたします。今後、京都市におかれましては本委員会の提言を踏まえて基本設計に携わる香山先生といっそう連携し、京都会館の建物価値をしっかり継承した基本設計となるよう5月末までの残された期間、全勢力を傾けられることを希望いたします。また期待しております。

平竹(事務局):

熱心にご議論いただきましてありがとうございました。

非常に短期間でもございましたし、お忙しい先生方ばかりでしたので、本当にたとえば会議ひとつにとりましても、すべての先生方にできるだけ集まっていただけるようにということで、本日でも夕方遅くからの開始ということになっております。そういったことにも関わらず本当に足繁くこの会に出ていただいて本当に忌憚のないご議論をしていただいたことに心から御礼を申し上げたいと思います。

 とりわけ岡崎委員長、石田副委員長のお二人におかれましては、議論がいろんな観点からされるという非常に難しい会議だったにも関わらず、先ほどから何人もの委員の方からも高く評価をされた提言案という形でこの委員会を閉めていただいて、誠に私共としてはありがたく思っておりますし、またその内容につきましては先ほど橋本委員からもございましたけれども大変重いものであるという風に受けとめておりますので、これから設計の受託者であります香山先生とともにこの提言について消化をしてですね、より生かしていけるようにしてまいりたいと思っております。

本当にまたこの委員会につきましては非常に熱心に毎回傍聴に来ていただいた方もいらっしゃいまして、たくさんの方に傍聴に来ていただき、そういった意味でも本当に京都会館についてはいろんな思い入れのある方がたくさんいらっしゃるんだなということを私も改めて知る機会となりましたので、それぞれの方々の気持ちに応えられるようなすばらしい再整備の運営をしてまいりたいと考えております。本当にどうもありがとうございました。


◯(事務局):

それでは当委員会ですけれども、本日をもちまして終了とさせていただきます。
本当にありがとうございました。


委員会終了

岡崎甚幸 武庫川女子大学生活環境学部建築学科教授、京都大学名誉教授 委員長に選任
道家駿太郎 社団法人日本建築家協会近畿支部京都会会長
中川理 京都工芸繊維大学工芸科学研究科教授(日本建築学会推薦)
橋本功 前川建築設計事務所所長
平竹耕三 文化芸術担当局長 文化市民局

■京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(6) 提言案について、委員会総括

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2011-06-24 「京都会館再整備基本計画」の策定について-「京都市情報館」

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by 2011-kyoto | 2012-03-30 00:07 | 2012/03
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(5) 共通ロビー意見のつづきと提言案
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(5) 共通ロビー意見のつづきと提言案について

※京都市の第5回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 摘録が04/24に公開されましたので、下記にあわせて掲載させていただいています。(2012/04/26記)


(4)のつづき
(敬称略)

衛藤委員:

質問なんですが、共通ロビーを奥にする2案とも荷重のために柱が必要になるという、外側にもってきた場合だけいらないと、その荷重というのは2階のガラスを支えることになって、今の基準法上運用する限りは必ず下に必要になるからと、そういうことなんでしょうか。そのあたりを構造的にもう少しつめることはできないのかなと。

確かに柱が下にできればかなりスペースが阻害されるかもですが、その阻害されるということをしないでひっこめてほしいなと考えています。そうすると行列ができるかどうかも実は自分としてはわかりませんが、シンフォニーホールなどに行って観劇をする場合もそんなにずらっと並ぶという経験がありませんけど、ここではそんなに並ばないといけないものなのでしょうか。三々五々に皆さんがいらっしゃって開演のときになれば皆さんが来るというようなシステムは取れないのでしょうか。

その辺が検討されなくて、全部並ばないといけない、並ぶとなるとこうなる、だから駄目だと、確かに並ぶということだけを考えれば説明があるように駄目かなと思うんですが、ちょっとそのあたりのことが不親切な気がして、ぼくはひっこめるべきだと言ったものの、ちょっと気持ちが悪いところです。

澤邉委員:

平安神宮で音楽をよくやることがあるんですが、全国からお見えになるときなどすごい行列ができるんですね、応天門の広場には何十にも行列ができてですね、最後尾はここです、という情景がみられます。必ずしもそれが京都会館にマッチングするとは思えませんけれども。すばらしい芸術家がこられるということになった場合は、座席指定もあるんですけれども、それでもなおかつ並んでおられるということです。それからカッパを持ってきて並んでおられるということです。青空でありますんで、はじめから天気は自然のままでありますけれども、そんな情景は。

岡崎委員:

あの、そこにつきましては提言のほうでまた触れさせてもらいますので。。。


福島(事務局):

衛藤委員のほうからおっしゃった構造的な補強の話しですけれども、2階のカーテンウォールがそのものが受けるためにその荷重が下の今のバルコニー部分の床のところに、それを受けるためのホストというような考えで今、柱はその下にくるようなことを考えています。多少、位置とかは詳細を検討する必要が若干考えられるかもしれませんが、その加重を受けるための柱が必要になりますので、今が一番荷重がうまくとれるカーテンウォールの下のところに柱を受けているという状況です。


(委員同士の会話、聞き取れず)


◯(事務局):

それと公演でお客様が実際に並んでおられるのかということですけれども、私も、年間を通じてですね、京都会館を見ているわけではありませんけれども、衛藤委員もご存知のように芸術文化協会というところでですね、京都会館でいくつか催し物をやっております。その中で特に私が一番多く並んでいるのを見ているのが、「ビッグバンドフェスティバル」というのがございます。これはブラスバンドのそれぞれの団体や一般の方々までが発表する機会が、この場合は中庭をずっと蛇行しながら二条通りまでいってさらに並ぶような状況がございました。またお年寄りがお客様として多い「民謡祭り」というのがございます。こちらも、お年寄り方が杖なりハンディタイプの水のようなものをもって並んでいるというようなことがございます。日本舞踊とかバレエとか、私が見た限りでは必ず並ばれていると、しかも自由席ということがありますので、並ばれているという状況は確かにございます。


尾崎(事務局):

すいません、補足なんですが、並んでいる状況、並ばれておられる状況につきましては、前回第4回の検討委員会の資料5の1ページ目外部で開演時間をまつ人々の列のところに写真をつけておりますけれども、自由席の場合でもそうなのですが、指定席の場合でも、なぜか京都では並ばれるという傾向があります。



衛藤委員:

こんな風に並んで公演を見るのって全然うれしくないとおもうんですよね。
並ばない方法を考えなくてはいけないと思うんです。それはそれで今後考えていただきたいですね。今でしたらコンピューター化もされているだろうし、いろいろ方法があると思うんです。自由席のときは仕方のないことかもしれませんけれども。
1手に集中して並ぶという発想自体がちょっとぼくはあまりうまくないなと思いました。

岡崎委員:

それでは提言のほうに移らせていただきたいと思います。
これは委員会提言案というのが、私と、副委員長の石田先生との間でまとめまして委員の皆様にはすでにお送りさせていただいております。

京都会館の建物価値継承に係る検討委員会提言(案)でございます。

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最初の2つの節はみなさんすでによくご存知のことですので、省略させていただきます。
3節目から読ませていただきます。

3. 外観意匠の継承

・現・京都会館の外観意匠における特質は日本の建築的伝統との近さである。この印象は、大庇・手すり・バルコニーによって形成される立面が、日本建築における軒・縁・高欄による立面と似通うことから与えられる。こうした立面構成の価値を維持継承できるようにしなければならない。
・現・京都会館の上記の特質をとりわけ明瞭に感じさせる中庭に面した外観については、特にこのことが求められる。
・サッシ割りなど細部の形状について可能なかぎり原型を保つこと。
・第二ホールのホワイエはガラス面を透過して外観と一体化している部分であるから、その空間構成の継承に対しては十分な配慮を払うこと。陶壁画についてもその芸術性に敬意を払いつつ、継承に努めること。
第一ホールのフライタワーの形姿については、大庇で表現された大屋根の下に諸々の空間を抱込み、大屋根の上のマスは空や山並みに融け込むという原設計の外観意匠の全体的統一性の上からも十分な配慮を払うこと。

4. 景観構成要素としての意義の継承

フライタワーの高さ・形状については、岡崎地域、ひいては東山山麓の風致を損なわないよう最大限の配慮を払い、現在、進められている重要文化的景観の調査検討および歴史的風致維持向上計画の策定との整合に留意しつつ、十分な検証をおこなうこと。
・景観シミュレーションを見ても、舞台内高さ27mを確保した基本設計案のフライタワーが周辺の風致に与える影響に配慮することが必要であることは明らかである。いかにフライタワーの高さとボリュームを抑えていくかがデザインの要であり、慎重なデザイン処理を行うべきである。
・新築される第一ホール部分の形状・色彩・素材についても、岡崎地域の風致を損なわないよう精緻な景観シミュレーションを行うなど最大限の配慮を払うこと。

5. 材料の継承

既存の建築構成要素は、後補部分を除き保存・再利用する。京都会館の建物価値の本質とも言える外観にかかわる部位については、とりわけ慎重な保存・再利用が求められるが、内部の構成要素も、できる限り保存・再利用をすべきである。
・再利用が困難な場合は、できる限り同一素材・同一形状での復原をおこなうこと。

6. 京都会館の建物価値を最大限継承するための対応

・本検討委員会で議論し、確認した京都会館の建物価値を最大限生かした再整備となるよう、再整備基本計画では言及されていない空間利用についても積極的に検討するなど、再整備基本計画を幅広く解釈して柔軟に運用することが必要である。


以上でございます。
委員のみなさまご意見がございましたら、どうぞ。

よろしゅうございますか、それでは委員長のほうで最終的な調整を行いますので、最終的な文章につきましてはまた皆さんにご連絡いたします。
それではこれで一応終了させていただきたいとおもいますが、何か全体として付加するようなことはありますか。


衛藤照夫 社団法人京都府建築士会会長
岡崎甚幸 武庫川女子大学生活環境学部建築学科教授、京都大学名誉教授 委員長に選任
澤邉吉信 岡崎自治連合会会長
福島正俊 建築担当課長 都市計画局公共建築部事務局員
尾崎学 担当課長 文化芸術都市推進室事務局員

■京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(5) 共通ロビー意見のつづきと提言案

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2012-03-28 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会提言(案)

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by 2011-kyoto | 2012-03-30 00:06 | 2012/03
2012-03-30 建物価値継承委員会 第5回会議配布資料-「京都市情報館」
第5回会議(平成24年3月28日開催)

第5回会議の摘録はこちらです。2012年4月24日公開

第5回会議 摘録(ファイル名:5_10_tekiroku.pdf サイズ:248.87 キロバイト)

第5回会議で配布した資料はこちらです。

pdf第5回次第(ファイル名:5_01_sidai.pdf サイズ:77.16 キロバイト)
pdf資料1 配置図・平面図案(ファイル名:5_02_siryou1.pdf サイズ:2.44 メガバイト)
pdf資料2 改修部分色分け図(ファイル名:5_03_siryou2.pdf サイズ:374.73 キロバイト)
pdf資料3 立面図案(ファイル名:5_04_siryou3.pdf サイズ:1.50 メガバイト)
pdf資料4 既存意匠の継承に関する検討項目(ファイル名:5_05_siryou4.pdf サイズ:3.02 メガバイト)
pdf資料5 共通ロビーについて(ファイル名:5_06_siryou5.pdf サイズ:4.22 メガバイト)
pdf参考資料1 京都会館の壁画について(ファイル名:5_07_sankou1.pdf サイズ:113.04 キロバイト)
pdf参考資料2 イメージパース(ファイル名:5_08_sankou2.pdf サイズ:987.07 キロバイト)
pdf委員会提言(案)(ファイル名:5_09_teigen.pdf サイズ:151.09 キロバイト)


■建物価値継承委員会 第5回会議配布資料-「京都市情報館」
京都会館再整備 資料-「京都市情報館」

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by 2011-kyoto | 2012-03-30 00:00 | 2012/03
2012-03-30 京都会館検討委 歴史的価値保ち再整備-「建設通信新聞」
京都会館検討委 歴史的価値保ち再整備 香山研の設計に反映
2012-03-30発行

京都市は28日、再整備を行う京都会館(左京区)の建物価値継承を検討する委員会(岡崎幸甚武庫川女子大建築学科教授)の最終会合を京都市内で開いた。基本設計を進めている香山壽夫建築研究所が示した設計案をベースに、建築家の前川國男が設計した同会館の建物価値を検証、「歴史的な価値を損なうことがないよう再整備に取り組むべき」とする提言案をまとめた。今後、文言を修正した上で成案化し、5月までにまとめる基本設計に反映させる。

 提言案では「ホワイエやロビー空間を拡充する際は、現建物の持つ全体の空間構成や、外観意匠の価値を十分に尊重すべき」「フライタワーの高さ・形状は、岡崎地区や東山山麓の風致をそこ損なわないように配慮し、いかに高さとボリュームを抑えるかがデザインの要」としたほか、「既存の建築構成要素(材料)は、できる限り保存・再利用し、困難な場合は、できる限り同一素材・同一形状での復原を行う」と位置づけた。

 委員からは「提言をきちんと基本設計に反映してほしい」という意見が相次いだ。岡崎委員長は「皆さんの議論のおかげで、京都会館の価値を継承する提言をまとめることができた」と述べた。

 委員は岡崎委員長のほか、京都工芸繊維大工芸科学研究科の石田潤一郎教授、中川理教授、新国立劇場運営財団の伊藤久幸技術部長、衛藤照夫京都府建築士会長、岡崎自治連合会の澤邉吉信会長、日本建築家協会(JIA)近畿支部京都会の道家駿太郎会長、橋本功前川建築設計事務所所長の7人。
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■京都会館検討委 歴史的価値保ち再整備-「建設通信新聞」
2012-03-28 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会提言(案)
建設通信新聞webサイト
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by 2011-kyoto | 2012-03-30 00:00 | 2012/03
2012-03-28 京都市議会:塚本、平口両氏を副市長に選任 賛成多数で同意/京都-「毎日新聞」他
京都市議会:塚本、平口両氏を副市長に選任 賛成多数で同意 /京都

毎日新聞 2012年03月28日 地方版

 京都市議会は27日、副市長3人のうち、細見吉郎、由木文彦両氏の後任に市行財政局長の塚本稔氏(56)と内閣官房内閣参事官の平口愛一郎氏(50)を選任する人事案に賛成多数で同意した。両氏は市役所で記者会見し、抱負を語った。任期は4月1日から4年。

 塚本氏は「市民のために何ができるのか、原点に立ち返って行動したい」と述べ、「府や経済界、議会と連携して経済の活性化に取り組む。財政構造改革にも力を注ぎたい」と決意表明した。

 国の総合特区制定に携わってきた平口氏は、観光資源を生かした京都市地域活性化総合特区について「バランスのとれた良い案で、優先度が高い順に取り組みたい。国とのパイプを生かしたい」と話した。【古屋敷尚子】

■京都市議会:塚本、平口両氏を副市長に選任 賛成多数で同意/京都-「毎日新聞」

京都市副市長に塚本・平口氏を起用へ

京都市は20日までに、細見吉郎副市長の後任に市行財政局長の塚本稔氏(56)、また由木文彦副市長の後任に内閣官房内閣参事官の平口愛一郎氏(50)をそれぞれ起用する人事を固めた。27日の市議会最終本会議で同意を得る。任期は4月1日から4年。

 副市長3人体制を続け、任期途中の星川茂一副市長とともに庁内から2人を充てることで、門川市政2期目の基盤を固める。

 塚本氏は大阪大卒。1982年に市役所に入り、秘書課長や市長公室長、政策調整・広報担当局長などを経て現職。京都市出身。

 平口氏は東京大卒。85年に旧自治省に入り、総務省地域放送課長や沖縄振興開発金融公庫総務部長などを務めた。静岡県出身。

 今月末に任期満了を迎える細見氏は宝ホールディングス元会長で、門川大作市長1期目の2008年4月に民間から45年ぶりに起用され、観光振興や文化行政などを担った。由木氏は09年4月に就任し、地下鉄再建や財政改革などを担当した。退任後は出身の国土交通省に戻る。

■京都市副市長に塚本・平口氏を起用へ-「京都新聞」

京都市の新副市長2氏会見

2012.3.28 02:10

 ■塚本氏「経済を活性化」/平口氏「行革取り組む」

 今月末で京都市の副市長を退任する細見吉郎、由木文彦両氏の後任に決まった市行財政局長の塚本稔氏(56)と内閣官房内閣参事官の平口愛一郎氏(50)は27日、市役所で記者会見し、経済活性化や行財政改革などに向けた抱負を述べた。

 塚本氏は「現市政を支え、厳しい社会経済情勢の中、市民生活や京都経済の活性化にしっかりと取り組んでまいりたい」、平口氏は「国とのパイプ役となり、地下鉄の問題や行財政改革に取り組みたい」と意欲を示した。

 塚本氏は京都市中京区出身。大阪大法学部を卒業後、昭和57年に採用され、政策調整・広報担当局長などを経て平成22年4月から現職。

 平口氏は静岡市出身。東京大経済学部を卒業し、昭和60年に旧自治省に入省。沖縄振興開発金融公庫総務部長などを務め、23年4月から現職。

 任期は4月1日から4年。任期途中の星川茂一副市長とともに門川大作市長の2期目の市政を支える。

■京都市の新副市長2氏会見-「MSN産経ニュース」

市の組織-「京都市情報館」

2012-03-08 京都観光振興特区関連の要望、国が2項目前向き-「日本経済新聞」

2011-12-26 京都市の総合特区の指定について-「京都市情報館」
社会資本整備総合交付金(仮称)-「国土交通省」
2011-12-28 総合特別区域の第一次指定申請書に関する関係府省庁からの意見について-「国土交通省」
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by 2011-kyoto | 2012-03-28 00:06 | 2012/03
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(4) 増築予定の共通ロビー 各委員の最終見解
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(4) 増築予定の共通ロビー 各委員の最終見解

※京都市の第5回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 摘録が04/24に公開されましたので、下記にあわせて掲載させていただいています。(2012/04/26記)



(3)のつづき
(敬称略)

岡崎委員:

ありがとうございました。では共通ロビーについて皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。順番に聞かせていただきます。

道家委員:

私は前回も申し上げたように、なるべくつけないものはつけない。余計という言い方は失礼かもですが、機能的に最小限のことで全体のことを、どうしても面積が足りないとか、この資料でも、私としてはこんなに行列をつくって並ぶかなぁと、、、指定席であれば数年に1回くらいはこういうことがあるかもしれませんが。そういうことを前提にして全体の計画にいれてしまうというのはどうかと。
透けて見えるといいますが、現在のガラスでは実際は光ります。ガラスの反射を抑えるなどの措置が必要、そうすると付け加えたという感じになると思います。

衛藤委員:

前回は香山先生がガラスで覆うという考えを出された、これはひっこめたほうがいいのではないかと、わりと多くの方がおっしゃった。これはどちらも現在の京都会館をどうやったらうまく生かせるかということを考えての上だと思います。それで僕も当初はガラスで覆うというのは大胆な発想で面白いなとおもっておりました。だけどいろいろ見ていくにつれてやはり大きなガラスの存在感がなかなか消せないだろうという、今、道家さんがおっしゃったのと同じ気持ちでひっこめるという案がいいのではないかと思っております。

橋本委員:

私自身も第3回の報告の中で、レポートで出させていただいた中に外部の手すりというのが一つの水平の要素として庇との兼ね合いということで外部がいいのではないかと、内部化することはどうかというお話しをさせていただきました。つめていくとなるほどなというのも正直あるのですけれども全体のたたずまいをどう生かすかという観点でみると、技術的ないろんな問題は理解はできるんですけれども、外部にあるべきではないかなという考えを持っております。

中川委員:

私も前と変わりません。今日の説明がありましたけれども、機能改修という面では確かに、よい面があるというのはわかりますが。問題はおそらく最終の提言のところに出てくると思いますけれども、機能的な利便性と建物の、特に歴史的な価値のバランスをどう考えるかということで。京都会館の場合は特にこういう委員会を設置して建物価値を検討しているわけですね。そうするとその中の建物価値というのは機能的な面よりは多少というか、大分大きいのではないかと。そういう風に考えると、もっと言わせていただくと建物の価値、施設の価値が二つあると思うんです。ひとつは機能的にすぐれているかどうか。もうひとつはつくる表情だとかデザインだとかあるいは歴史的なものであれば記憶だとかそういったもののよさを感じるわけで、京都会館の場合は後者のほうがより重視すべきではないかというふうに思っておりまして。そういう意味では機能としては多少不便であっても、そうした建物の価値というものが施設としての価値につながっていると思います。特に中庭の手すりを含めたデザインというのは建物価値の一番重要なところであると思いますので機能的な要求だけからそれを塞いでしまうというのは、まずいんではないかなと、思います。

石田委員:

私も前回までの意見と変わるところがないのですが、一言申し上げたいというか、伺いたいというか、比較でありますけれども,一見内部案のほうがいいことづくめのように書いてありますが、たとえば現状からすると西側の補強は必要ないと書いてありますけれども、内部案では高さ6m以上のガラスのカーテンウォールが延々とつながっていく、これをどう補強するのか、どう支えるのか、それから既存躯体の補強にくらべてどの程度いいのか疑問であります。それから内部化すると雨仕舞いが必要なくなるということですが、逆に内部化すると室内の仕様としてしなくてはいけないことがありますし、高さ6m以上のガラスカーテンウォールが雨ざらしになって汚れていくのをどうやって掃除をするんだというようなことを考えますと、決して内部案が機能的であるということには決してならないと現在も思えます。あくまでも内部案が前提で検討されているとしか思えないです。

澤辺委員:

何回も言ってるんですけれども、行列ができるくらいのすばらしい芸術がが呼べるくらいの建物にしてほしい、そういう人たちが来ていただける建物にもしてほしいなと思っています。共通ロビーの話しですけれどもどれだけの人がこられるかというのはわからない話ですけれども、京都会館を常時ななめに横切る者としては京都会館で催しがあるときに、雨のときは子どもたちが準備したりあるいは重なり合って待ってるという情景をみますと、やはりそういうものも必要だと、それがあるなら別にいいのですけれども、それ以上のものがなければ共通ロビーはやはり必要ではないかと。
ただ、前回も申しましたように、欄干といいますか、あれがすばらしいというのもよくわかりましたし、それが外から見るのと、中から見るのと、どっちが建物価値が大事かといわれたら、中から外を見るのも建物価値の一環、外から中を見るのも建物価値の一環、どっちも価値があるのではないかと思うんで、それはお互い譲り合う必要があるんではないかなと、思っております。以上です。

伊藤委員:

僕も前回と考え方が変わっておりません。同じような話しになってしまうかもしれませんが、ロビーというのは必要です。今は昔と違って、暑くても寒くても風が吹いても、決して雨だけの話しではなくて、人待ち、時間待ちというのは、並ぶケースが少ないというのは、たとえば今まで並ぶような公演が今までこちらを飛ばされてしまったということではないかなと、たまたま並ばなかったのではないかなと思います。それから車椅子対応というのも、我々の劇場もそうですけれどもどこを通れるのか、そのときはどういうふうにいけるのかということは相当言われますので、先ほどの話しだと、狭くなっていますというのを前提に多少利便性に逆らってもというのは僕はちょっとどうかなと。もう一つうちの劇場もたかだか2階しかないのですが、エスカレータを作れという内容があるので、それも含めるとロビーとしては、使い勝手をあげて利用率をあげるというのも僕は一つの検討方向として考えていただいただきたいと思います。

岡崎委員:

私は、たとえばルーブルに行ってガラスのピラミッドがありますけれども、そのガラスが広場を囲う壁面にへばりついていたらどういうことになるかなとちょっと心配であります。こういう委員会は平面計画の検討についてはお呼びではないんですけれども、できれば皆さんの外観に対する要望を生かしつつ、もっと基本計画までに帰るのかもしれませんが、もうちょっと広場からルーブルのように地下にはいってゆくという、その広場の下に共通ロビーの広場があって、そのまま行くとホワイエがあるという。当然第1ホールは1階分下げなくてはいけないわけですが、そういう基本に返ったような、もうちょっと中川委員が言われるような、建物価値を重視しつつ、平面計画をこれから検討していただけたらなというのが実感です。これはかなり難しいことだとは思いますが、共通ロビーについてはそういうふうに思っております。

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(参考図:ルーブル美術館とガラスのピラミッド)
「旅先に媚びない紀行文」より転載させていただきました
http://vfg.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/8-c36a.html


それでは共通ロビーについてはこのあと提言もありますから、
そういうことで、こういう意見の分布があるということで終わらせていただきたいです。


石田潤一郎 京都工芸繊維大学工芸科学研究科教授(日本建築学会推薦) 副委員長に選任
伊藤久幸 財団法人新国立劇場運営財団技術部長
衛藤照夫 社団法人京都府建築士会会長
岡崎甚幸 武庫川女子大学生活環境学部建築学科教授、京都大学名誉教授 委員長に選任
澤邉吉信 岡崎自治連合会会長
道家駿太郎 社団法人日本建築家協会近畿支部京都会会長
中川理 京都工芸繊維大学工芸科学研究科教授(日本建築学会推薦)
橋本功 前川建築設計事務所所長

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2012-03-06 京都会館建物価値継承委員会 第4回会議 傍聴メモ(8) 増設予定の共通ロビー 香山氏、京都市他
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by 2011-kyoto | 2012-03-28 00:05 | 2012/03
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(3) 壁面の由来について 橋本氏解説
京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(3) 壁面の由来について 橋本氏解説

※京都市の第5回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 摘録が04/24に公開されましたので、下記にあわせて掲載させていただいています。(2012/04/26記)


(2)のつづき
(継承略)


橋本委員:

前回壁画についてどういういわれでできることになったのか、私も知りませんでしたので、前の所長をしておりました田中清雄というものが彼は京都会館の初期の設計スタッフであり訪問しまして話しを聞くことができました。かなり覚えておりました。

(以下配布資料より)

京都会館1階第2ホールホワイエに陶板浮彫りの壁画がある。
この壁画について「第4回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会」において、「どのような経緯で設置されたのか」知見を求める論議があり、橋本が当時の前川事務所関係者に確認することとなった。
橋本が確認した関係者は、前川建築設計事務所の前所長の田中清雄であり、当時京都会館の設計監理に関与していた。確認した話は以下のとおり。

・ル・コルビュジュエ(前川の師)がホールの鍛帳をデザインしていること知っていた前川は、京都会館の第2ホールの緞帳デザインを芸術家に委託したいと考えていた。
・スタッフの田中清雄は、富山県で同級だった画家の近藤茂を前川に紹介。
・近藤の作成した原画を前川は気に入り採用し、第2ホールの緞帳が完成。
・躯体が出来上がった頃、現場を見た前川は第2ホールホワイエの壁に壁画が欲しいと考え、近藤茂に壁画の原画を依頼する。
・壁画は画家と彫刻家の共同作業となるため、近藤は友人の彫刻家とともに共同制作を行う。
・友人の彫刻家(名前は不明)は、当時田園調布にアトリエを開いていた同郷の猪熊弦一郎が、近藤とともに下宿の世話をしてくれていた仲間であった。
・壁画は常滑で製作した陶板製で、色合いは近藤と田中清雄が決定し、壁画のバックの深緑色は京都会館設計監理チーフの田中誠のアドバイスによる。
・壁画の出来栄えを前川は非常に気に入っていた。

追記
・京都で開かれた国際デザイン会議に来日し、京都会館を「なまのままの純粋な美しさ」と評したフランスの女流建築・美術評論家フランソワーズ・ジョオエは、壁画について以下のように語っている。
「私は、この建物の中心にあたかも華麗なトランペットの響きのように鳴り渡り、この建物の厳しさを柔らげ、明るくしている陶板浮彫りに大変感服したことをつけ加えておきたい。」

(以上配布資料より)

第2緞帳のほうはもうなくなっているのかな?
それを探してみたのですが、第1緞帳と第2緞帳のふたつあるようですが、竣工当時の写真をみると確かに近藤さんの緞帳の写真がありました。ですので、そういう経緯があったのではと思います。
以上です。

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■京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(3) 壁面の由来について 橋本氏解説

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画家  近藤 茂(こんどう しげる)-Artis Japan

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by 2011-kyoto | 2012-03-28 00:04 | 2012/03
2012-03-28 京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(2) 事務局説明 基本設計案説明
京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(2) 事務局説明 基本設計案説明
※京都市の第5回京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 摘録が04/24に公開されましたので、下記にあわせて掲載させていただいています。(2012/04/26記)


(1)のつづき
(敬称略)

〇福島(事務局):

続きまして、資料1から4について説明させていただきます。
これまで4回の検討委員会の議論をふまえ、建物価値を継承する点をとりまとめた資料となっております。本日配布します配置図、平面図、立面図案等については検討委員会や施設利用者等のご意見を踏まえ検討を行っている基本設計案でございます。
今後関係部署等の協議により若干変わる部分もありますので、ご承知おきください。

資料1の配置図平面図案をご覧ください 
pdfダウンロード

A3サイズの図面が4枚ございます。
配置図及び1階から5階までの平面図を示しております。
これまで4回の検討委員会で京都会館の建物価値の優れている点として確認いただいた二条通りからピロティを抜けて中庭に至る動線、さらには第1ホールエントランスから冷泉通りを見通せる抜けをしっかりと継承することとしています。またピロティ中庭の価値を継承し、魅力的な空間として整備することにしています。
さらに建て替える第1ホールは大庇とその陰影やその壁面位置は継承することにしています。
配置図及び各階平面図に赤の矢印で建物価値の継承する内容を示しております。
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次に資料2の立面図、改修部分色分け図をご覧ください。
pdfダウンロード

A3サイズの図面が2枚ございます。
建物の外観に影響のある部分がどのように改修されるのかわかるように、整備内容を整備内容を比較的健全な状態で補修の必要がないものを緑色、補修を要するものを水色、著しい劣化がみられ、交換が必要なものは赤色、それ以外の更新する箇所をオレンジ色で立面図に色分けしたものです。
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次に資料3の立面図案をご覧ください。
pdfダウンロード

A3サイズの図面が5枚ございます。
各立面図案は上段が現況の立面図で、下段が再整備後の立面図で、建物の外観として重要な要素と、改修方法、及び、現在考えている仕上げ等について示しています。
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資料4は既存意匠の項目リストです。
pdfダウンロード

A3サイズの図面が3枚あります。
これは改修にあたって平成16年度に行った基本調査と、今回現状を再度確認し健全な状態であり、A:下地等補修の必要がないもの、B:補修を要するもの、C:著しい劣化がみられ交換が必要なものという内容で分類し、項目別に取りまとめております。尚、第4回の検討委員会で壁画の由来について橋本委員のほうで調べていただくことになり、本日資料を用意していただいておりますので、後ほど説明していただきます。
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次に参考資料をご覧ください。
pdfダウンロード

外観イメージをスケッチしたA3の図面を3枚用意しております。
1枚目は二条通りの南西角から南側を見たスケッチです。
2枚目は二条橋西側から疏水をはさんで西面をみたスケッチです。
3枚目は中庭から共通ロビーを見たスケッチです。
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委員会での真摯なご議論により、京都会館の建物価値が明確になり今後はそれを受け、条件をふまえ、具体的な設計作業を行ってまいります。まだまだ検討しなくてはいけないところがありますが、京都会館のすぐれた部分をしっかり継承し、今ある建物価値がさらに高められるように基本設計の受託者である香山壽夫建築研究所と連携して全力で設計作業を進める所存でございます。

大変長くなりましたが、私からの説明は以上です。

ここで大変申し訳ありませんが、壁面の由来について橋本委員のほうから説明をお願いしたい。

福島正俊 建築担当課長 都市計画局公共建築部事務局員


■京都会館建物価値継承委員会 第5回会議 傍聴メモ(2) 事務局説明 基本設計案説明
京都会館再整備 資料-「京都市情報館」

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by 2011-kyoto | 2012-03-28 00:03 | 2012/03