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2012-07-25 「京都岡崎の文化的景観調査検討委員会」の開催について-「京都市情報館」
広 報 資 料
( 教 育 同 時)
平成2 4 年7 月2 4 日
文化市民局
担当 文化芸術都市推進室文化財保護課
℡ 0 7 5 - 3 6 6 - 1 4 9 8

「京都岡崎の文化的景観保存計画策定委員会」の開催について

京都市では,琵琶湖疏水の開削によって形成された岡崎地区の優れた景観を次の世代に継承することを目的として,同地区の文化財保護法に基づく重要文化的景観への選定を目指した調査検討事業を,平成22年度から実施しています。
この度,本事業の一環として,岡崎地区の文化的景観の保全,活用について審議するため「京都岡崎の文化的景観保存計画策定委員会」を下記のとおり開催しますので,お知らせします。



1 日 時 平成24年7月31日(火)午後2時~午後4時
2 場 所 京都市職員会館かもがわ2階中会議室
(京都市中京区土手町夷川上る末丸町284番地)
3 付議案件 京都岡崎の文化的景観の保存計画の方向性について
4 委 員 別紙のとおり
5 傍 聴
(1)定員 10名
(2)申込方法 当日,午後1時30分から午後1時45分まで整理券を配布します。(定員を超えた場合は抽選とします。)報道関係者の席は,別途設けます。


(参考)文化財保護法に基づく重要文化的景観の選定について
地域における生活や生業によって形成された優れた景観を重要文化的景観として選定する制度です。景観法等による規制と,重要な構成物件の修理・修景に対する国庫補助等の優遇措置によって,その保護を目指します。

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■「京都岡崎の文化的景観調査検討委員会」の開催について-「京都市情報館」

2011-11-25 「京都岡崎の文化的景観調査検討委員会」の開催について-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-07-25 00:00 | 2012/07
2012-07-25 まち歩き連続講座 「岡崎探検」 の開始について-「京都市情報館」
まち歩き連続講座 「岡崎探検」 の開始について

平成24年7月24日
京都岡崎魅力づくり推進協議会(事務局:総合企画局市民協働政策推進室 電話:222-4178)
まち歩き連続講座 「岡崎探検」 の開始について
~ ガイド本には載っていない ディープな岡崎の魅力を堪能しよう! ~

1 第1回講座について

(1)日時  平成24年8月26日(日曜日)

(2)場所  平安神宮(左京区岡崎西天王町)

(3)定員  15名程度(先着順)

(4)料金  2,000円

(5)講師  本多 和夫 氏 【平安神宮 禰宜(ねぎ)】

(6)テーマ 「禰宜(ねぎ)さんと行く 平安神宮のバックヤード
          ~あの大鳥居の小型模型!? 応天門から神苑まで~ 」
  平安遷都1100年を記念し,市民の寄付に支えられ明治28年に創建された平安神宮を,生き物大好きな本多禰宜と歩きます。倉庫に長年眠っていて近年発見されたばかりの大鳥居の小型模型,秘蔵の古写真や設計図,そして神苑にだけ生息する絶滅危惧種の魚や植物等々…。あなたの知らない平安神宮の舞台裏を巡ります。

(7)申込方法
 8月1日(水曜日)~8月23日(木曜日)に「まいまい京都」のウェブサイトからお申し込みください。
 ( アドレスはこちら【8/1から申込可能】 → http://www.maimai-kyoto.jp/program/machiaruki/12su018/
(8) 問合せ  「まいまい京都」事務局
         (電話:075-462-2312,FAX:020-4623-3417)

2 まち歩き連続講座「岡崎探検」の概要

(1)実施時期,回数等
 平成24年8月から平成25年3月にかけて,全6回程度開催(予定)
(2)趣旨
 岡崎地域活性化ビジョン(平成23年3月策定)に掲げる方策「歴史を掘り下げ情報発信」及び「地域情報をつなぎ,融合させる」取組
(3)特徴
・ 1コースにつき1つのテーマ(または1施設)をじっくり掘り下げて紹介
 ・ 通常非公開のエリアや施設のバックヤード等が特別に見学できるコース,秘蔵写真・資料が見られるコースもあり
 ・ 地元施設の方や岡崎に詳しい専門家等がガイドを担当
 ・ ガイドとしっかり話せる少人数制(定員15名程度)
 ・ ビジュアル資料満載の岡崎本「地図で読む 京都・岡崎年代史」を毎回プレゼント
(4)主催  京都岡崎魅力づくり推進協議会,まいまい京都

〈参考1〉 「京都岡崎魅力づくり推進協議会」について
○設立  平成23年7月8日
○趣旨
 関係者の積極的な参加の下,役割分担と合意形成を図りながら岡崎地域活性化ビジョンを推進し,岡崎地域の魅力向上に資することを目的とする。
○構成
 岡崎地域の施設,団体,事業者,関連政策分野の団体等,30団体
<京都市国際交流会館,京都市美術館,京都市動物園,京都会館,京都市勧業館みやこめっせ,京都伝統産業ふれあい館,京都市上下水道局琵琶湖疏水記念館,岡崎公園駐車場,京都国立近代美術館,京都府立図書館,平安神宮,南禅寺,京都観世会館,野村美術館,細見美術館,関西電力株式会社 京都支店,神宮道商店街組合,ウェスティン都ホテル京都,岡崎桜回廊十石舟めぐり実行委員会,岡崎自治連合会,南禅寺地域の環境を守る会,京都商工会議所,公益社団法人 京都市観光協会,京のアジェンダ21フォーラム,公益財団法人 京都市芸術文化協会,公益財団法人 京都市文化観光資源保護財団,公益財団法人 京都市景観・まちづくりセンター,京都市総合企画局,左京区役所>
○代表    京都市美術館長  潮江 宏三
○事務局  京都市総合企画局市民協働政策推進室内に設置

〈参考2〉 「まいまい京都」について
 地元の住民がガイドとなってこだわりのコースを案内するまち歩きイベントを主催する市民団体。
 ( 事務局 : 一般財団法人 京都ユースホステル協会内 )

■まち歩き連続講座 「岡崎探検」 の開始について-「京都市情報館」

京都岡崎魅力づくり推進協議会-「facebook」
まいまい京都

2012-07-19 「岡崎写真アーカイブ作品展」を開催-「京都市情報館」
2012-05-14 「地図で読む 京都・岡崎年代史」の発行・販売開始について-「京都市情報館」
2011-08-01 岡崎地域の優れた景観の継承と更なる活性化へ 市民しんぶん8月号-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-07-25 00:00 | 2012/07
2012-07-24 第一ホール部分その他解体撤去工事入札結果-「京都市入札情報館」
京都会館再整備工事 ただし,第一ホール部分その他解体撤去工事
年度平成24年度 (2012)
入札番号000234
種目解体工事
入札方式一般競争入札
工事名称京都会館再整備工事 ただし,第一ホール部分その他解体撤去工事
工事場所京都市左京区岡崎最勝寺町13番地  
予定価格(税抜き)208,900,000 円
低入札調査基準価格(税抜き)182,800,000 円
失格基準価格(税抜き)164,520,000 円
担当課文化市民局 文化芸術都市推進室 文化芸術企画課
落札額(税抜き) 194,000,000 円
消費税額 9,700,000 円
落札者 丸協・沖潮特定建設工事共同企業体 代表者 丸協建材株式会社

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■第一ホール部分その他解体撤去工事入札結果-「京都市入札情報館」


2012-09-04 『京都会館第一ホール解体工事』着工のお知らせ-「京都市」

2012-08-19 京都会館第一ホール解体工事 説明会資料-「京都市」
2012-06-22京都会館再整備工事 入札公告について-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-07-24 00:00 | 2012/07
2012-07-21 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.13-どんどん膨らむ京都会館 解体・建て替え予算
2012-07-21 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.13-どんどん膨らむ京都会館 解体・建て替え予算
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■岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.13-どんどん膨らむ京都会館 解体・建て替え予算

2012-06-25 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.12-住民監査請求意見陳述会特集

岡崎公園と疏水を考える会 公式ブログ 京都会館再整備No!

京都会館問題監査請求に関する記事

2012-06-12 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.11-京都市自らの条例違反に市民がNO!
2012-04-25 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.10 こんな会館京都には似合いまへん
2012-03-24 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.9-2 京都会館保存を願う人々
2012-02-23 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.9 京都会館解体しないで!
2012-01-25 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.8-署名提出、ご協力ありがとうございました
2011-12-11 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.7-京都会館の保存を願う文化人ら続々
2011-11-28 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.6-11月15日開催シンポジウムのご報告
2011-08-15 岡崎公園と疏水を考える会ニュースNo.5-「岡崎公園と疏水を考える会」
2011-08-10 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.4-「岡崎公園と疎水を考える会」
2011-06-23 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.3-説明会参加のご案内
2011-06-10 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.2
2011-03-28 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.1
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by 2011-kyoto | 2012-07-21 00:00 | 2012/07
2012-07-19 松隈洋『時間の中の建築、建築の中の時間―前川國男の問いと現代』 -「神戸芸術工科大学」
松隈洋『時間の中の建築、建築の中の時間―前川國男の問いと現代』 (7月19日)

7月19日(木)17:30〜20:00、松隈洋氏によるトークセッションを開催致します。
どなたでも参加できます。ぜひ足をお運びください。

境・建築デザイン学科 トークセッション
建築から世界はこんなふうに拡がっていく(全6回)

世界を政治的にでも経済的にでもなく空間的に変えていこうとするときに、「建築」はどのような武器となるだろう。その威力や使用法を、「建築」の最前線で活躍する6人の方々とともに考えたい。
自然と建築との関係を切り取る写真、時間の流れを刻む都市の建築、建築を作り上げる人とモノとの関係性、建築を巡る国境と越境、近代という問いにおける建築の役割、そして女性という眼差しと新しい建築の可能性。それぞれのテーマを出発点に、さて世界をどこまで拡張することができるだろうか。

ナビゲーター:花田佳明(本学科教授)

第5回 松隈 洋(京都工芸繊維大学美術工芸資料館教授)
『時間の中の建築、建築の中の時間―前川國男の問いと現代』
日程:7月19日(木)17:30~20:00
会場:神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科棟5201 教室

アクセス:http://www.kobe-du.ac.jp/about/access/
お問合せ:
神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科
〒651-2196 神戸市西区学園西町8-1-1 
TEL: 078-794-5031(学科事務室)
後援:鹿島建設株式会社

■松隈洋『時間の中の建築、建築の中の時間―前川國男の問いと現代』 -「神戸芸術工科大学」
連続講演会「トークセッション2012」開催のお知らせ 建築から世界はこんなふうに拡がっていく(全6回)


松隈洋関連記事
2011-12-18 第2回シンポ「京都会館のより良き明日を考える」講演 花田佳明
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by 2011-kyoto | 2012-07-19 00:00 | 2012/07
2012-07-19 「岡崎写真アーカイブ作品展」を開催-「京都市情報館」
岡崎地域 魅力創出・発信事業
「岡崎写真アーカイブ作品展」を開催します!

京都岡崎魅力づくり推進協議会では、京都在住の写真家による創作集団「洛中写真組」とのコラボレーションにより、四季折々の岡崎の姿を撮影・記録・保存・活用する「岡崎・写真アーカイブ企画」に取り組んでいます。

 この度、その活動の一環として、これまでに撮りためた写真の一部をパネル展示する「岡崎・写真アーカイブ 作品展」を開催します。

 プロの目線で切り撮った四季折々の岡崎の魅力ある姿を、是非御覧ください。

写真展の概要

(1)日時   平成24年7月19日~平成25年3月(予定)
         午前9時~午後5時
         ※ 季節ごとに展示作品の入替えを予定しています。   
(2)場所   京都市勧業館みやこめっせ ホワイエ (年中無休)
(3)料金   入場無料
(4)主催等  主催 : 洛中写真組(http://www.facebook.com/rakuchushashingumi
         共催 : 京都市勧業館みやこめっせ(http://www.miyakomesse.jp/)
             京都岡崎魅力づくり推進協議会(http://www.facebook.com/kyotookazaki)

お問い合わせ
総合企画局市民協働政策推進室プロジェクト推進担当
電話: 075-222-3176 ファックス: 075-213-0443

■「岡崎写真アーカイブ作品展」を開催-「京都市情報館」
洛中写真組
京都岡崎魅力づくり推進協議会
2012-05-14 「地図で読む 京都・岡崎年代史」の発行・販売開始について-「京都市情報館」
2012-04-12 今春は"夜桜"も初運航 京都・岡崎十石舟めぐり-「トラベルニュース社」
2011-09-26 「岡崎・あかりとアートのプロムナード」の開催について-「京都市情報館」
2011-08-01 岡崎地域の優れた景観の継承と更なる活性化へ 市民しんぶん8月号-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-07-19 00:00 | 2012/07
2012-07-14 京都会館建て替え工事差し止め棄却-「京都新聞」
京都会館建て替え工事差し止め棄却
京都市監査委員


 京都市監査委員は13日、市民団体のメンバーらが京都会館第1ホール(左京区)の建て替えは市眺望景観創生条例に違反するなどとして、解体工事の差し止めを求めた住民監査請求を棄却した。

 棄却理由について、市監査委員は「市長の建て替え判断は会館の老朽化の程度や機能などを総合的に勘案したもの」とし、「条例違反の是正措置を取らなければならない事態が生じるとは認められない」と退けた。

 請求した京都会館再整備をじっくり考える会は「多額の費用を投じて第1ホールを建て替える必要はない。監査は請求内容をしっかり追求しておらず、不服」と反論し、住民訴訟を起こす方針。
(広中孝至)
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■京都会館建て替え工事差し止め棄却-「京都新聞」

京都会館問題監査請求に関する記事

2012-07-13 京都会館第一ホールの建替えに係る住民監査請求 監査結果-「京都市情報館」
2012-06-18 京都会館問題監査請求人の陳述聴取会が開催されました
2012-06-05 監査委員制度-「京都市情報館」
京都市眺望景観創生条例
2012-06-18 京都会館問題監査請求 陳述聴取会 陳述人提出資料紹介5-畑地雅之
京都会館再整備をじっくり考える会
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by 2011-kyoto | 2012-07-14 00:00 | 2012/07
2012-07-13 第3:監査の結果-2判断及び結論-(3)(4)(5)建築工事計画の関係法令や財務会計への適合性/結論
京都会館第一ホールの建替えに係る住民監査請求 監査結果 pdf監査公表第671号 より抜粋
(3)京都会館の建築工事計画の都市計画関係法令への適合性について

次に,京都会館の建築工事計画の都市計画関係法令への適合の点について,上記⑴イ(ウ)に示した論点に基づき,財務会計法規上の観点から検討する。

第一ホールの解体行為については,法令上は,上記1⑶ウ(ア)aに掲げる建築基準法及び建設リサイクル法に基づく届出が義務付けられているだけであって,その違反に対して建物の原状回復等の措置が予定されているような法令の定めは,存しないことが認められる。

また,関係職員から提出された資料,関係職員の説明等によると,既に上記1⑶アで示したとおり,京都会館の敷地を含む岡崎地域の都市計画制限等が見直されているとともに,市において,眺望景観条例その他の都市計画関係法令所定の手続が進められていることが認められる。

以上のとおり,第一ホールの解体をはじめとする京都会館の建築工事計画については,市が,上記の法令に違反して,その是正のために建物の原状回復等の措置を採らなければならなくなるという事態が将来生じるおそれは,認められない。

よって,市に財務上の損害が生じるおそれはないといえるのであるから,当該計画の都市計画関係法令への適合の観点からの財務会計法規上の問題は,存しないといえる。
(4)その他の法上の財務会計に関する規定への適合性について

第一ホールの解体については,既に示したとおり,市会において第一ホールの解体に係る予算を含んだ平成24年度一般会計予算が平成24年3月27日に可決されるとともに,解体工事の契約(京都会館再整備工事 ただし,第一ホール部分その他解体撤去工事)も一般競争入札に付すこととされ,同年6月21日に公告を行っていることが認められる。

したがって,現時点において,第一ホールの解体が,法の予算,契約その他の財務会計に関する規定に違反する事実は,認められない。
(5)結論
以上のとおり,第一ホールの解体行為について,これを違法又は不当とする事由を見出すことはできない。
よって,請求人の主張には理由がないので,本件請求は棄却する。
(監査事務局)

■第3:監査の結果-2判断及び結論-(3)(4)(5)建築工事計画の関係法令や財務会計への適合性/結論

京都会館問題監査請求に関する記事

建築基準法(昭和二十五年五月二十四日法律第二百一号)
建設リサイクル法
京都市眺望景観創生条例
2012-07-13 第3:監査の結果-2判断及び結論-(1)始めに
2012-07-13 第3:監査の結果-1事実関係-(3)京都会館再整備に係る法的規制について
2012-06-18 京都会館問題監査請求 陳述聴取会 京都市回答陳述2-尾崎学
2012-02-01 岡崎地域における都市計画の見直しについて-「京都市情報館」
2012-06-22京都会館再整備工事 入札公告について-「京都市情報館」
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by 2011-kyoto | 2012-07-13 00:26 | 2012/07
2012-07-13 第3:監査の結果-2判断及び結論-(2)第一ホールの建替えに係る市長の判断について
京都会館第一ホールの建替えに係る住民監査請求 監査結果 pdf監査公表第671号 より抜粋
(2)第一ホールの建替えに係る市長の判断について

京都会館再整備事業において第一ホールの建替えを行うことの判断に至った経過,考え方及びそれに関連する事実は,関係職員から提出された資料,関係職員の説明等を総合すると,次のように整理することができる。
(ア) 京都会館の再整備については,平成16年策定の第2次推進プランの政策項目の一つとして,「京都会館の再整備構想の策定」を掲げ,「京都で最大規模のホールを有する京都会館の開館50周年(平成22年)を契機として,大規模ホールに求められる今日的な機能を満たせるよう再整備の検討を行う」とするなど,市にとって,かねてからの政策方針であった。
また,京都会館については,
①建物全体として現行の耐震基準を満たさない,
②設備,外装等も含めた建物全般に老朽化が著しい,
③床等の段差のある箇所
が見られる,
④トイレが古く数も不足している,
⑤楽屋の数が少なく老朽化も著しい,
⑥第一ホールの舞台が2階にあり搬入リフトも小さいこと,搬入口の位置が北側の歩道に面していることから公演資材の搬入に支障がある,
⑦第一ホールの舞台が奥に行くほど幅は狭く高さは低くなっている,
⑧建物の高さ,建ぺい率,緑地率,耐震基準等において現行の法令上の基準を満たしておらず既存不適格の状態にあるなど,建物全体に関する課題,ホール機能に関する課題及び都市計画関係法令との整合に関する課題への対応が求められていた。
(イ) 京都会館の再整備に向けて,利用者及びプロモーターを対象とするアンケート(平成16年度),利用者,市民代表者等による再整備検討委員会における検討(平成17~18年度),2,000人を対象とした市民アンケート調査(平成19年度)機能改善可能性調査の実施(平成19年度)など,建物を保存し内部を改修する案から,一部を増築し機能向上を図る案,京都会館全体の全面的な建替えを行う案に至るまで様々な再整備案が検討された。
(ウ) こうした検討が進められる中,市は,平成23年3月,岡崎ビジョンを策定した。
岡崎ビジョンでは,「文化芸術,MICE拠点としての機能強化」などの岡崎地域において取り組むべき七つの方策を掲げるとともに,これらの方策の中で,京都会館は,岡崎地域活性化の核として,世界一流のオペラの開催が可能となる舞台機能の強化をはじめ,会議棟や中庭,二条通沿いをおしゃれなカフェレストランなどにぎわい空間とするための再整備を進めるとともにMICE機能の強化を図ることとされた。
(エ) 本件基本計画の策定は,岡崎ビジョンの策定と時期的にほぼ並行して進められていたが,本件基本計画には,岡崎地域活性化に資する京都会館の再整備の方向性として,舞台機能を強化すること,会議棟を用いてにぎわいを創出すること等が掲げられた。
本件基本計画においては,こうした岡崎地域活性化に資する再整備の方向性と,市において従前から検討を重ねてきた京都会館のあるべき姿を基にして,
①現行法に適合した性能を有し,各施設への円滑な移動を可能とするための改修を主とする建物全体に係る計画,
②舞台の奥行き,舞台袖の広さ及び舞台上部空間の拡大,利便性の向上その他のホール機能向上に係る計画,
③屋上緑化,太陽電池パネルの設置その他の環境及び設備計画並びに
④中庭,テラス等の外部空間の再整備その他の施設や外部空間の魅力向上に向けた計画を定め,
これらを再整備計画とした。
そして,これらの計画を実現する京都会館の改修案として,上記1⑵ア(ウ)のとおり,
第一ホールの一部を増築し,他は全面改修する案(改修案A)と,
第一ホールは全て建て替え,他は全面改修する案(改修案B)の二つの案を掲げ,
本件基本計画における検討の対象とした。
そのうえで,両案を比較検討し,
①舞台機能等のホールとしての機能の充実の点及び耐震,防火等の法的対応の柔軟性の点では,改修案Bの方が優れていること,
②建物価値や景観の継承の点ではいずれの案も建物の外観への影響が予想されること等から両案には優劣を付け難いこと,
③コストの点では両案に大きな差がないことを勘案して,改修案Bを再整備方針として定め,今後の設計業務に引き継ぐものとした。
上記アの事実関係,関係職員の説明の内容からすれば,市長は,従来から,建物全体,ホール機能及び都市計画関係法令に関する課題への対応を求められていた京都会館について,利用者,市民代表者,プロモーター等から意見を聴取し,更には市民の意見を募集するなどの過程を経たうえで様々な再整備案を検討し,最終的に,岡崎ビジョンに掲げる京都会館に係る公益上の要請をも踏まえて本件基本計画を策定し,第一ホールの建替えを行うことを判断したものであるということができる。
市長の当該判断は,京都会館に係る老朽化の程度,ホールとしての機能その他の建築物としての事情に加え,法令への対応,公益上の要請といった要素を総合的に勘案して行われたものと認められ,その裁量判断に,明らかに事実の基礎を欠くとか不合理であるとかいった事情は認められない。
なお,建替えにより第一ホールの外観が変更されることによる建物価値の継承の点については,建物価値継承検討委員会の提言に対する基本設計の考え方で述べられているように建物価値の継承を図ろうとしたものであるということができる。

そして,基本設計,第一ホールの解体工事及び再整備工事の設計施工の各契約について,一般競争入札又はプロポーザル方式の公募により事業者を選定していることが認められる。

また,市会での審議を経て,京都会館の再整備に係る予算案(債務負担行為の設定など),関連条例案(京都都市計画(京都国際文化観光都市建設計画)特別用途地区(岡崎文化芸術・交流拠点地区)の区域内における建築物の制限の緩和に関する条例及び京都市地区計画の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例)が可決されたことが認められる。

以上の理由から,本件基本計画及び基本設計に沿って第一ホールを建て替えるという市長の判断に,裁量権の逸脱又は濫用があるとは認められない。

■第3:監査の結果-2判断及び結論-(2)第一ホールの建替えに係る市長の判断について

京都会館問題監査請求に関する記事

京都市基本計画第2次推進プラン-「京都市情報館」
京都会館の再整備構想の策定-京都市基本計画第2次推進プラン/ 2-1-2 成熟した文化が実現する-「京都市情報館」
2007-11-08 京都会館再整備検討委員会-「京都市情報館」
2008-01-22 京都会館再整備構想策定に係る市民アンケートの調査結果について-「京都市情報館」
2007-12-01 平成19年度 京都会館再整備構想検討に係る機能改善可能性調査報告書
2011-05-02 「岡崎地域活性化ビジョン」ができました!-「京都市情報館」
2011-06-24 「京都会館再整備基本計画」の策定について-「京都市情報館」
2011-04-27 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会提言について-「京都市情報館」
2012-06-22京都会館再整備工事 入札公告について-「京都市情報館」
2012-05-29 京都市議会:広域連合加入、8月にも 27議案可決−−閉会 /京都-「毎日新聞」
2012-05-28 平成24年第2回定例会 平成24年度京都市一般会計補正予算【議案・審議結果】
2011-12-27 岡崎文化芸術・交流拠点地区の区域内における建築物の制限の緩和の緩和に関する条例
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by 2011-kyoto | 2012-07-13 00:25 | 2012/07
2012-07-13 第3:監査の結果-2判断及び結論-(1)始めに
京都会館第一ホールの建替えに係る住民監査請求 監査結果 pdf監査公表第671号 より抜粋

第3:監査の結果-2判断及び結論-(1)始めに

2 判断及び結論
(1)始めに
ア 請求人の主張の要旨

本件請求は,市長が,京都会館の再整備を行う方針を採り,再整備に向けた取組を進めているところ,請求人が,再整備内容の一部である第一ホールの建替え(第一ホールの解体行為)について,これを違法な財産の管理又は処分であるとして,監査委員に対し,当該行為を防止するために必要な措置を講ずべきことを請求しているものである。
本件請求において,第一ホールの建替えに関し請求人が違法であると主張する事由は,次のように整理することができる。

① 本件基本計画に基づき第一ホールを建て替える行為は,世界一流水準のオペラの開催が可能となる舞台機能の強化が想定されていることに起因するものであるが,京都会館の歴史的及び文化的価値を毀損してまで,第一ホールの全面建替えを行わなければならない必要性及び合理性は全くないから,市の財産の管理方法や効率的な運用方法として著しく適切さを欠くものであり,「地方公共団体の財産は,常に良好の状態においてこれを管理し,その所有の目的に応じて最も効率的に,これを運用しなければならない。」と定める地財法第8条に違反する。

② 新景観政策では,高さ規制の例外は厳格な特例許可制度によらねばならないとしているにもかかわらず,第一ホールの全面建替えは,市所有地にのみ地区計画により高さ制限を15メートルから31メートルに緩和しようとしており,新景観政策に真っ向から反する。そのうえ,第一ホールの建替え案は,琵琶湖疏水を臨む良好な景観等を阻害するものであり,眺望景観条例違反である。
以上のとおり,請求人は,地財法第8条を挙げたほかは,本件請求において具体的な財務会計法規の違反を主張していない。
イ 本件監査における論点

(ア) 請求人は,主に文化政策(建物の歴史的・文化的価値の継承)及び都市計画政策(特に景観政策)の観点から,第一ホールの解体行為の違法性をいうものであると解されるが,住民監査請求制度は法第242条第1項に規定する財務会計上の違法,不当な行為の是正を目的とするものであるから,本件監査においては,こうした市の文化政策や都市計画政策の当否でなく,あくまで財務会計法規上の観点から,財務会計上の行為である第一ホールの解体行為の違法性又は不当性の有無を判断することとする。

この点,請求人は,第一ホールの解体行為が地財法第8条に違反する理由の一つとして,京都会館の歴史的・文化的価値の毀損を挙げている。しかし,地財法は,地方公共団体の財政の運営等に関する基本原則を定め,地方財政の健全性を確保すること等を目的とする法律であって,公有財産の持つ歴史的・文化的価値の保護を対象としたものと解することはできない。このような価値の保護について,文化財保護法等の文化財保護関係法令が制定されているが,京都会館がこれらの法令の適用を受けないことについては,既に示したとおりである。

(イ) そこで,財務会計法規上の観点から,第一ホールの解体行為の違法性又は不当性の判断基準を検討する。
一般に,地方公共団体の保有する建築物が経年変化している場合において,当該建築物を改修し,又は再築して従前と同様の目的に再活用するのか,建物を取り壊して別の目的に活用し,又は敷地を売却するのかなどを判断するに当たっては,当該建築物の経年変化の程度,その用途や機能,経済性等の当該建築物個々の事情に加え,当該建築物に係る公益上の要請,都市計画等の法的制約,更には地理的・地域的条件をも総合的に勘案して行うのが相当であり,かつ,当該建築物を管理する行政機関は,その判断を行うについて,政策的又は技術的な見地からの裁量権を有すると認められる。このことは,京都会館の再整備を実施しようとする市長の判断にも当てはまるといえる。
一方で,
①再整備を実施するためには,通常,公金の支出又は財産の管理若しくは処分が伴うこと,及び
②請求人の主張する地財法第8条のほか,
「地方公共団体は,その事務を処理するに当つては,住民の福祉の増進に努めるとともに,最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない。」と定める法第2条第14項
「地方公共団体の経費は,その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえて,これを支出してはならない。」と定める地財法第4条第1項の規定が設けられていることから,
財務会計法規上,市長の裁量にも一定の限界が存在するというべきであり,市長の判断がその前提とする事実の基礎を欠くとか,市長の判断におよそ合理性が認められないなどの事情がある場合には,市長の裁量権を逸脱し,又は濫用するものとして違法又は不当との評価を受けることがあるというべきである。
したがって,本件監査においては,第一ホールの建替えを行うという市長の判断が,市長に認められた裁量権の逸脱又は濫用に当たるかどうかを判断することとする。

(ウ) また,請求人は,第一ホールの建替え案が,眺望景観条例の規定に違反すると主張する。
このような再整備案の都市計画関係法令への適合性を争う主張に対して,財務会計上の違法,不当な行為の是正を目的とする住民監査請求制度上,どのような観点から検討すればよいかが問題となる。
一般に,普通地方公共団体が建築工事を行おうとする場合には,当該建築工事の計画が関係法令の規定に適合するものであることを確認する必要があることはいうまでもなく,関係法令の規定に適合しない建築物を建築してしまった場合には,その違反を是正するために建築物の除却等の措置を採らなければならず,当該普通地方公共団体に損害が生じるおそれがあるのであるから,普通地方公共団体の長は,建築工事の工事施工決定及びその契約の締結に当たっては,当該普通地方公共団体にこのような損害が生じることがないよう,当該建築工事の計画が法令に従ったものであるかどうかの審査を行い,当該計画が関係法令の規定に適合していないという場合には,しかるべき当該計画の是正を行うべきであり,当該是正をすることなく,当該建築工事の施工決定,契約の締結を行うことは,財務会計法規上違法の評価を受けるものというべきである。
そこで,本件監査においては,第一ホールの解体をはじめとする京都会館の建築工事計画について,当該計画が関係法令に違反して,その是正のために建物の原状回復等の措置を採り,その結果,市に損害が生じるという事態が生じるおそれがないかどうかについて判断することとする。

■第3:監査の結果-2判断及び結論-(1)始めに

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by 2011-kyoto | 2012-07-13 00:24 | 2012/07