<   2013年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧
2013-06-10 歴史的校舎守りたい 各地で「耐震補強」運動-「読売新聞」
歴史的校舎守りたい 各地で「耐震補強」運動-「読売新聞」

歴史ある校舎や講堂を、耐震補強して保存しようという動きが広がっている。老朽化で解体の危機にさらされながら歴史的価値が見直された建物もあり、安全性との両立に向けた模索が各地で起きている。

  「約3万人の卒業生にとって、母校のシンボルだ」

 愛知県立瑞陵高校(名古屋市瑞穂区)の同窓会が先月、こう保存を求めたのは1924年(大正13年)建設の旧講堂「感喜堂」。名古屋市内に残る最古の講堂で、戦火を免れ、現在は定時制生徒の食堂となっている。

 県教委の耐震診断で「耐震性が極めて低い」と判定され、取り壊しが検討されていた。しかし、同窓会事務局の森重統(しげのり)さん(63)は「古い建物を大切にし、伝統を体感してもらうことは、在校生の教育効果も高める」と、耐震補強して使用していく必要性を訴える。

感喜堂は鉄筋コンクリート造りだが、屋根は木造瓦ぶきで、瀬口哲夫・名古屋市立大名誉教授(近代建築史)は「大正時代の県営繕課設計の特徴を残している。講堂を広く使うため柱が建物外にあるなど、機能性も高い」と評価する。

 1903年(明治36年)に建てられた同県立安城農林高校(安城市)の開校記念館は、同窓会が費用を出して改修工事が行われているが、県教委は「税金を使う場合、改修より新築の方が安ければ取り壊さざるを得ない」とする。しかし、保存要請を受け、感喜堂の耐震補強が可能か調査することにした。

 文部科学省は東日本大震災を受け、2015年度までに全国の学校施設の耐震化を完了させる方針を示した。自治体には「歴史的価値に十分留意する」よう求めているが、どのように留意するかは、自治体の判断に委ねられている。

国の重文指定の例も

 地元の建築家・松村正恒(1913~93)が設計した愛媛県八幡浜市立日土(ひづち)小の木造校舎は、同市教委が約2億6000万円をかけて筋交いで壁を補強するなどし、昨年12月、国の重要文化財に指定された。

 地元住民の意見は保存か建て替えかで割れたが、市教委は、別の校舎を新築するなどして安全性を懸念する住民に配慮した。

 10年前、解体か保存かを巡って訴訟になった滋賀県豊郷町の旧豊郷小校舎は、町が約5億5000万円をかけて耐震補強した。人気アニメ「けいおん!」の舞台のモデルと言われ、年間5万人が訪れる観光スポットとなり、今年3月に国の登録有形文化財にもなった。

 一方、関東大震災後の復興事業の一環として建てられた「復興小学校」の一つ、東京都千代田区立九段小では、現校舎の特徴的なデザインを改築後の建物に反映する「復元的保存」を行う方向で、区教委が地元住民らと協議している。

 京都府立鴨沂(おうき)高校は今年度、校舎(1936年築)の解体が行われる。前身の「新英学校及び女紅場」は日本最初の公立女学校で、新島八重も勤務した。府教委は保存を求める声に配慮し、新校舎の外観に現校舎のデザインを残すほか、正門を保存する方針という。

 日土小の保存にも関わった神戸芸術工科大の花田佳明教授(近代建築史)は「市民の暮らしを支える建物を、もっと評価しようというのは世界的な流れだ。学校は地域や卒業生の記憶の収蔵庫で、技術的にも耐震補強によって残すことは可能」と話している。
(2013年6月10日 読売新聞)

■歴史的校舎守りたい 各地で「耐震補強」運動-「読売新聞」
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-30 23:52 | 2013/06
2013-06-30 本日の京都会館
2013-06-30 本日の京都会館

d0226819_140402.jpg
d0226819_1404974.jpg

d0226819_1405897.jpg
d0226819_141714.jpg
d0226819_1411452.jpg
d0226819_1412170.jpg
d0226819_1412858.jpg
d0226819_1413539.jpg
d0226819_141417.jpg
d0226819_1414870.jpg
d0226819_1415587.jpg

(撮影 河本順子)

■2013-06-30 本日の京都会館

2013-04-14 本日の京都会館
2013-03-07 本日の京都会館(工事中写真)
2013-03-01 本日の京都会館(工事中写真)-Twitterより
2013-02-24 本日の京都会館(工事中写真)
2013-01-19 本日の京都会館(工事中写真)
2013-01-15 本日の京都会館(工事中写真)
2013-01-14 本日の京都会館(工事中写真)
2012-12-31 本日の京都会館(工事中写真)
2012-12-23 本日の京都会館(工事中写真)
2012-12-18(2) 本日の京都会館(工事中写真)-Twitterより
2012-12-18 本日の京都会館(工事中写真)
2012-12-05 本日の京都会館(工事中写真)
2012-11-28 本日の京都会館(工事中写真)
2012-11-22 本日の京都会館(工事中写真)
2012-11-13 本日の京都会館(工事中写真)
2012-10-19 本日の京都会館(工事中写真)
2011-11-03 休日の京都会館中庭にて
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-30 00:00 | 2013/06
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4

3のつづき
●委員
 新しい資料を追加することよりも,ここで述べていた方針など基本的な考え方,提言の中で一番必要な設計の哲学というものはどこなのかということを,先ほどご指摘されたと思いますが,例えば,内と外の空間が繋がっているとか,外の岡崎地区の公共空間のエリアなのか,今まであまり活用されていなかった,基本空間は繋がっていたのだけれども,中庭の利用など人の新しい流れと滞留,そういう空間の新しい部分の創造性のある部分,内と外の融合,公共空間としての広がりなど,この建物の中に入れていくという哲学があったとすると,例えば植栽計画,触感,材料の問題と個々に説明されているという部分を設計指針に従って説明いただければ,私の捉え方としては,新たに資料を作成し直すということではないような気がします。ランドスケープの捉え方なので。

中庭などの流動の所からフライタワーがどう見えるか,新たな風景として,シンボルタワーとしてどういう風に見えるのか,今までの既存の繋がりの中ではどう見えるのか。
そのような大きなところから,ディテールまでが説明できれば,個人的にはいいのではないかと思います。

●委員
 私は,デザインというものの考え方を,あるものを造ると考えることではなく,例えば,あるものを造ることによって,今ある景観,環境などがどう変化するのか,その落差がデザインされた内容だと思います。そういう意味で我々は常に環境の中でまったく新規に新しいものが常に造れるというよりも,すでにそれがある前に既存の環境があるわけで,今回の場合は,文化的な文化財として,または,岡崎エリアとしての環境があるわけで,そうすると,そこに何かを挿入することは,その環境のシステムを変換するということになるので,今までの環境をどのように景観,環境を読み取って,それをどのような解釈して,それをどう変化させようとするのか。そこの部分を明確にするということが極めて大事で,委員会としては,やがてこういうものが,社会に出ていった時に多くの人々が感じ,考え,持つであろう疑問を議論してく事が委員会の役割だと思いますので,そういう意味では,これですという,どういう解釈をして既存の環境やコンテクストを,こう入れてみたら世界はどう変わるのかということを,ここに記載されている以上のことを検討された結果そうなっていると思います。そうであれば,そのことを説明していくということ。まったく新規の更地に作るというものではないので,そこに対して上書きをしていくことによって,今までのものの価値をより高めていくということが,京都会館の特殊例ではなく,建築家などが行う仕事が本来の仕事だと思います。

 本来の仕事がシンボリックに京都会館に出てきているということに過ぎないので,今後もデザインとしては,ショリューションだけ出してくるやり方のデザインの姿の世界は,20世紀のデザインの仕方であって,新しいデザインの仕方はそういうもの入ることによって今までの環境世界が変わるのかということを特に京都会館の場合は,既存のイメージが人々の頭の中にありますから,それをもう一つの京都会館になっているわけで,それに対してどういうイメージがここに挿入されたのかということを説明していくことは,ある意味でのデザインの原点で,新しいデザインのあり方で今後のモデルになっていくと思います。そういう説明をポジティプに積極的に価値を打ち出していっていただく。余談ですが,資料ではなく,生身の声を聞かしてもらいたいくらいの心境ですね。詰めるところは詰めていく,これだけの文化財で価値のあるものを背負っている京都市の一つの大きなミッションで,乗り越えていくことによって,より高いレベルのデザインが出来る。京都会館の問題であるけれども,これに象徴される新しいデザインの姿のモデルでもあると思うので,先ほど補足をいただきましたけれども,資料の説明の仕方を通常のやり方とは違うレベルで説明していただく必要がどうしでもあると思います。次回, しっかりと資料の作成をお願い致します。

●委員長
 非常に難しいという内容のお話を頂きましたが,先ほどからの話の中で,例えば第二ホールのタイルの話を出していただきましたが,今日の資料の中では,劣化して危険性があるので撤去する,という丸で止まっている。その後どうなるのかという点で,ある意味全体を表しているのではないかと思います。このタイルについては検討中なのでしょうか。

〇京都市
 資料のとおり,自然に剥落して落ちるような状態で,今回の計画では,撤去して新たな壁面を考えようかと思っております。写真などで記録をしっかり残しております。また,部分的にタイルの現物保存を検討しております。

●委員
 どれだけそれを残すことを考えたのかというのをど説明いただきたいです。単に落ちるから取りあえず,剥がして残したことではなく,なぜ,残せなかったのかという説明が少し足りないと思います。非常に重要な部分の一つですので,非常にゴシックな京都会館の中で,最も華やかな部分の色でもあるので,なぜ技術的に無理だったのか,そんなに技術的に無理だとは思いにくいです。今の技術をもってすれば何とかなるのではないのかと,思えなくもないのではないか。それをあえて出来なかったのは,なぜ,出来なかったのか,しなかったのか。それをどういう風に保存する努力をしたのかをきちんと説明していただかないといけないところではないかと思います。

〇京都市
 第二ホールの壁画の件ですが,京都会館は耐震性が非常に弱く,耐震改修を行う必要があります。ホワイエやホールなど必要な空間と耐力壁を設ける位置というものが,自ずと限られてきます。結論から申し上げますと,どうしても,壁画があるこの位置にもう少し厚みを持って,新たな耐力壁を造る必要があり,したがって,この壁画は一度撤去の必要があります。厚みを持った耐力壁の上に新たにこの壁画のタイルを持ってくるため,撤去するときに,タイル材料をとるというのは難しいので,このような判断を行いました。資料の写真の中で,このタイルの部分は砂状になっていますが,非常に脆くて,撤去するときにタイルの一つ一つが取れないのではないか。という事が判断した一つの理由です。耐力壁を設けずに今の壁そのものを残すのであれば,薬液を注入するとか,部分的に剥落した部分を固めて,もう少しピンニングすることなどは可能とは思いますが,まず耐力的な要素があって,ここに新たな厚い壁を設けるとそのために,一度撤去せざるを得ないということが大きな意味でございます。

●委員
 委員しつこく言うわけではないのですが,壁ごと切り取ってどこかに持っていくことは不可能ですか。

〇京都市
 それをレリーフなどとして大きな壁面をどこかに使用する用途があればいいのですが,なかなかそれは無理でございます。先ほど申し上げましたように,切って,このような貴重な価値を記録し残しておいて,この他にも,床面の柱の周囲にモザイクタイルについては,出来るだけ残して使用しようかと思っております。

〇京都市
 ご意見はまだまだあるとは思いますが本日の資料でまだまだ説明しきれていない部分,説明が中途半端な部分がいくつかありご意見があると思いますが,私どももそう思っております。今の壁面などで,理由の後のどうするのかというのが記載されていない。設計の中身を聞かせてもらうと,中庭が大事なので中庭からどう見えるのか,検討されていると聞いています。その辺りのこと,価値継承検討委員会の提言に対して,とう考えている,ということを中心に記載されていますが,この改修の全体ポリシーから見た時にこういう説明が,最もわれわれは行いたいということの記載がされていないと見えますので,もう一度,次回の事前協議では視点を変えて,こういうポリシーでこれを造ったという,岡崎地区にとっては,これが最適であるという説明ができるような資料の検討をさせていただきたいと思っております。どこまで十分なものが出来るかは時間勝負と思いますが,基本設計をされた建築家の先生の意見を踏まえながら,作成していきたいと思いますので,よろしくお願い致します。

●委員
 蔦の部分で,コンクリートの打ちっ放しの壁面に絡むことで,どれだけ耐用年数が減るか,どれだけ劣化するかという事があれば知りたいので,検討されるのであれば教えてください。化粧モルタルの場合にまずいのはわかりますが,コンクリート躯体にまずいのであれば検討しないといけないと思いますが。ちゃんと緑化している施設もありますし,データで教えていただければと思います。

●委員長
 また継続してお願いいたします。これで、京都会館については,終了いたします。

d0226819_23462919.jpg

d0226819_2349440.jpg
d0226819_23491667.jpg

d0226819_23492510.jpg
d0226819_23493275.jpg
d0226819_23494061.jpg
d0226819_23494741.jpg
d0226819_23495422.jpg
d0226819_2350195.jpg
d0226819_2350842.jpg
d0226819_23514158.jpg

■2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3

2013-03-26 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会の開催について
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会 配付資料
2013-01-09 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第4回景観専門小委員会の開催について
2012-05-30 平成24年度京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会の開催について
2012-06-04 京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会 配布資料
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-29 23:52 | 2013/03
2013-06-28 まちづくり共同研究会開催のご案内-「景観と住環境を考える全国ネットワーク」他
まちづくり共同研究会開催のご案内
日 時  2013年6月28日(金) 18時30分~
会 場  京都第一法律事務所6階会議室(中京区烏丸二条上るインターワンプ
レイス京都4F/地下鉄烏丸線丸太町下車南へ3分。烏丸二条東側バス停前)

(次回研究会のテーマ)
第1部「人口減少・都市縮小時代の都市法制・まちづくりのあり方」(パートⅠ)
(後日のパートⅡでは、コモンズ、総有、信託など土地所有権のあり方を含めた検討を予定)。
(メイン報告)矢作弘氏(龍谷大学政策学部教授。元日本経済新聞社編集委員。
報告関連著作に「都市縮小の時代」角川oneテーマ21)
「縮退する都市」(アメリカの都市や京都北部の中心市街地衰退の報告を含む)

(関連報告)
・町家の管理放棄と対策(石田光廣京町家承継研究会代表・まちづくり司法書士)
・マンションの管理放棄(6/8日弁連公害・環境委員会都市部会の群馬県前橋・高崎調査報告)など。

第2部 この間の住民運動・シンポジウム等の報告・交流
(メイン報告)宇治・世界遺産を守る会(須田稔代表世話人、藪田秀雄事務局世話人)より、「宇治川・塔の島樹木伐採・改変問題」を報告いただきます。

(報告)
・高野「カナート洛北」隣接大型パチンコ店進出問題の状況と建築審査請求運動(高野パチンコ店建設反対住民連絡協議会)
・5/17 ドイツで活躍する建築家水島信氏を交えての景観利益に関する共同研究会(龍谷大学)
・6/1 景観と住環境を考える全国ネット全国集会・シンポジウム「なぜ空き家800万戸時代に超高層乱立なのか」(法政大学市ヶ谷キャンパス)
※この間の各地の住民運動や裁判の取組み状況の報告・交流の時間も設けたいと思います。
※様々な住民運動に携わられた多くの皆さんのご参加をお願いします。

■まちづくり共同研究会開催のご案内-「景観と住環境を考える全国ネットワーク」他
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-28 00:00 | 2013/06
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3

2のつづき

●委員
 今回の全体のプロジェクトの基本は,既存の価値を継承していこうということなので,構えとしては,なんとなく全体として保守的になっていく感じがどうしてもでてきていると思いますけれども,ある意味では新しく作るという部分が出てくるわけで,そうすると環境配慮型,何日か前に新聞に出ておりましたが,このエリア全体でスマートシティにするということで,施設ごとにBEMSを入れて,エネルギーを総合利用するというチャレンジをしようとしているわけで、そうすると既存の価値を継承するとともに新しい価値を創造するという姿勢をうちだす。元々岡崎はそういうエリアだと思うのですが,そのバランスというのがプロジェクトの全体の思想として大事なポイントではないかと思います。

お金の使い方で私が気になるのは,既存のタイルは,今のままなのか,どういうテクスチャーになるのか。既存のコンクリートの部分など,例えば階段の部分などは新しくするところや,手すりの新しくする部分と古い部分が出てくるわけで,そうすると既存の部分と新しくする部分とを一体この中でどの部分が新しく手が入っていて,既存の部分はどうなのか。既存の部分をどういう風にクリーニングしたり,リフレッシュしようとしているのか。ニの全体の中でもお金の使い方,新しいチャレンジをする部分と既存の価値を保存する部分のメリハリをどういう風につけるのか。全体をうまいシステムで、やっていくという姿勢,思想、がよく見えてこないですね。非常に象徴的に出てくるのがフライタワーで,普通では,色彩やテクスチャが大変難しいところなのですが,先ほど空に溶け込む感じで明るくいいとおっしゃっていましたけれども,例えばこの色合いがどうしてこの色合いになったのか,このテクスチャーがどうしてこのテクスチャーになったのかあるいはリブをどのくらいの深さでつけていくのか,テクスチャーがどうなるのか。京都会館だけの色でなく,岡崎地域全体の広がりで見たときに,先ほどの美術館とそういうものと色の分布状態がどうなっているのか,あるものが全体とどう調和して入っていくのかということと,深く関わっているので,おそらく,いろんな検討をされた結果でここに至っていると思いますが、現時点で提出された資料では,例えば目地を変えたら,色彩を変えたら,どうなるのかを見てみたいなとかですね。あるいはフライタワーに目が行きがちで,フライタワーも大事なのですが,同時に古い部分にもきっちりお金を使って,全体として,この京都会館が再生される。つまりここだけが新しく造られるのではなく,ある部分をいじったら,京都会館全体が新しくなったのだということをきっちりと表明する必要があるので,そういう姿勢を打ち出そうとすると,例えば屋上緑化のところにも,そういうチャレンジ精神があるかどうか現れるであろうし色彩の使い方にしてもこういう考え方でこういう色彩になっていると,そういう新しい京都会館を作ろうという姿勢かよく見えなくて,既存部分をよく配慮しているなとか,部分的に対処しているという印象があります。それよりもむしろチャレンジするであれば,部分をいじれば,京都会館全体が新しくなるだという,価値創造をしているのだということにチャレンジをするというのであれば,むしろそういうことを打ち出しても悪くはないのではないか。

その一環として緑化や雨水浸透の考え方が出てくるであろうし,先ほどのスマートコミュニティに対応する考え方も出てくるでしょうし,あるいは思い切って既存の部分にちゃんと手を入れていく。たとえばこういうので有名なのは,槇先生が設計された名古屋大学の講堂が去年,建築学会の会場になったのですが,全体の新しいところと古いところのお金のバランス,手の入れ方をとてもよく気を使われていて,みなさん新しいところに関心しがちなのですが,全体のバランスとして,一体どういうバランスになっているのかということの提案がすごく大事だと思います。最後に仕上がった時に,京都会館の古い部分を含めてこのように建築されたのだという,そういうところをポジティブに打ち出してもらうためには,今こうなりましたという,結果だけ出されているので,もう少し考え方,全体としてもう少し淡白になっているので,もう少し厚みのある提案をしていただきたいなと思います。

とりわけ周囲はフライタワーが気になる部分なので,具体的な素材が見えてくるとか,検討されたのであればそれがほしいですね。きっと中庭の部分で手すり,階段とかは,内部で人が身近に接しているところなのでわりあい肌合いとして出てくる部分なので,景観的よりは触覚的のところとかが,非常に気になるので,立体的な資料提示があってもいいのではなし1かと思います。少し全体的な感想で申し訳ないのですが,その当たりをむしろ提案することがあってもいいのではないか。価値継承委員会があってそれに対し
て,一生懸命耐えているという感じがとても堅苦しいと感じます。部分のディテールにとても関心しがちなのですが,検討した経緯を含めて提示していただければ,大変うれしいと思っております。

●委員
 この作業を通じて,何かひとつきっかけでうまくいくと,そこを突破口にして,新しい創造という可能性があるのではないかと思います。全体の資料の整理としては,地区の現状の地区計画の規制等からスタートして,実施設計の方針,価値継承委員会のコンセプト、それ以降の設計においても,コンセプトに即して整理しているので,とても分かりやすいですし,その当たりの流れというのが大事ではなし、かと思います。フライタワーに関して価値継承委員会では,如何に山並みに溶け込むかというのが,非常に大きなポイントになっておりますが形と色の両方の問題があると思います。必ずしも色合いだけではなく,まだまだ可能性があるのではないかと思います。現状の京都会館の基調色からすると,若干外れている。それからすると,地区計画のうえでは,基調色に準ずるという話が合って,ここに記載されている地区計画では京都会館に関しての基調色をベースにという話になっています。いろいろな課題が見えてくる中で,この点をどうやってクリアしていくのかというところでいくと,お話がありましたように,岡崎公園全体で新しい基調色というものがあったらいいのではないでしょうか。

そのようなこれからの流れというものを先取りしていく,可能性があるとしたら,一概に今までの中でいいというわけではないので,ある程度比較し,その中で、バランスをとっていくことが非常に大切ではないでしょうか。例えば疏水の流れから,冷泉通りに入って平安神宮に行くアプローチもよく使用するシーンで大事ですし,ひとつの大きな軸で,公園全体のシーンになっていくことを考えると、少し整理し進めていく必要があるので,案外根底型には決められないのではないか。例えば具体的な色合いで,パターンを作って,シミュレーションをしていく方がいいのではないかと考えます。

全体としたら中庭,共用空間が非常に聞かれたデザインで,それを継承していくというので,それにおいて具体的に密度の高い設計され,シミュレーションも細かくされていますので,とても安心して見ていけるかなと思っております。先ほどのポイントを少し検討してほしいかなと思います。

●委員
 京都会館が歴史的に非常に価値を認められている建物という前提で,拝見しております。その視点からですと,今回ご提示いただいた資料は,新築物件と変わらないような編集の仕方をされていれて,そのことが却って,この改修そのものの,意図や目的を暖味にしているのではないかという印象を受けました。まず1点目としては,この建物の改修にあたって,建物価値継承検討委員会で出され意見で,当然これをベースにすべき
意見で,その他文化的景観指定,京都市全体としての歴史的風致の維持向上計画,あるいは,この建物自身がDOCOMOMO日本の100選に入っているものであるという,それに関係しつつ,これをどういう方針で守りつつ,新しいものを付け加えていくのか。

すごくディテールの記載はありますが,非常に大きなコンセプトが分かりにくいのではないかという気がします。例えば,文化的景観指定や歴史的風致維持向上計画の中で,将来,この建物がどう位置付けられている予定なのか,それを見越したうえで,この改修をしますという大きな視点が必要ではないかと思っています。どの部分を継承して,どの部分を新しく作っていくかについての,全体計画の資料しかなく,詳細な資料がありませんが,文化財指定を受けている建物ではないので,そこまでというのはありませんが,文化財の保存を行う場合は,残す部分と手を加えていく部分を非常に細かく段階的に分けて,図面を作成していきます。既存のまま造る,既存の物を新しくし使用する,古い形のものを新しくそのまま造る,部材として構造的に成り立たないものとしては,まったく新しい形,材料としてやっていく,何段階かに分けて図面化していきます。その細かい材料の継承は,非常に重要な形だけではなく,重要な観点なので,きちっとここまで残しています,あるいはここの部分は,やむを得ないから壊しました,説明責任があるような図面が,このような建物の中では必要ではないかと思います。実際は,工事するときに持たれていると思いますが,そういうところを広く市民にもアピール出来るような形で整理すると,いかに歴史的なものを継承したかというのをご理解いただけるのではないかと思います。

材料の継承に関して1点,これは私の感想という意見ですが,タイル壁画は,壊してしまう事なのですが,なぜそうしてしまうのか,出来れば保存していただく,経年劣化で加速的に壊れていくのはわかりますが,なぜこれを維持できないのか。特に価値を構成している主な要素については,きちっと説明するような,単に劣化し,剥落したら,けがをするからという理由ではなく,もう少し,リスペクトしつつ,どうしても難しいという,出来れば残していただきたいのですが。もう少しきめの細かい資料の作り方,新して造る材料に関しては,古い材料と比べてどういうテクスチャー,色合いが違うのかというのを含めてご説明いただけるといいのかなと思いました。外見上,景観上問題になっていくのはフライタワーですが6ページの建物価値継承委員会の提言で,3. 外観意匠の継承の中の「大屋根の上のマスは空や山並みに溶け込むという原設計の外観意匠の全体的統一性の上からも十分な配慮を払うこと」 と記載がありますが,おそらく設計者の解釈と建物価値検討委員会の解釈が私の中ではずれているという風に思います。明るい色を使用し,空に溶け込むとしづ手法はひとつとは思いますが,少し解釈が相違しているのではないでしょうか。例えば,なぜこの外観にするときに,テラコッタタイルなのか,なぜこの色彩なのか,なぜこのリブを付けてこのPCの帯を回すのか。特に外観上重要な部分については,もう少し説明していただきたいと思います。私個人的な意見ですが,パースを見る限り,空に溶け込んでいるようには見えていないですね。それは設計された方の意図と私の受け取り方の違いかもしれませんが。いかに価値を継承したうえで,そのうえでこういうものを付けた,このような大胆な改修にしていくという,資料上もわかるようにもう少し作っていただきたいなと思います。

〇京都市
 各委員からありましたように,説明責任を果たすうえで,新しい材料,古い材料の説明が今の資料では十分ではないというのは,感じております。次回その辺りの材料と,フライタワーに関してはテラコッタタイルなど,実施設計の段階で見本のタイルを焼こうと考えております。今日の段階では,間に合っておりませんが,次回うまく合えばお持ちさせていただこうかと思っております。今回提案させていただいている資料で,経過の部分ですが,基本設計された香山嘉雄(*原文ママ)建築研究所の香山先生のデザインを元に設計をまとめておりますので先生の頭の中でいろいろ考えられたものを提示しております。細かな経過の資料が用意できるかは不明な部分がありますが,これまで検討委員会を経て,この形になったところが分かる資料を次回提出できればと思っております。

その4につづく

d0226819_14234227.jpg
d0226819_14235671.jpg
d0226819_14241079.jpg
d0226819_14242381.jpg
d0226819_14244146.jpg

■平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3

スマートシティ京都プロジェクト-「京都市情報館」
2013-03-24 エネルギー融通、効率化 岡崎地域の京都市6施設、ネットで制御-「京都新聞」
2012-05-25 平成24年度スマートシティ京都プロジェクト支援業務の受託候補者選定に係る公募型プロポーザル
2011-08-09 京都市、岡崎地区に「ゼロエミッションパーク」を計画-「日本経済新聞」
■京都会館の建物価値継承に係る検討委員会関連記事
2012-04-27 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会提言について-「京都市情報館」

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-27 13:43 | 2013/03
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2

1のつづき

●委員
整備計画の中でも屋上緑化を検討するということと,かつての立派な蔦について言及がありますが,今回の説明で、両方について全く説明がなかったのですが,どういう風に考えたらいいのですか。

〇京都市
 1 8ページの4階平面図の中で第一ホールのホワイエの外部の大庇の周辺に緑化を検討しております。既存の第二ホール会議棟の屋上に荷重をかけることが難しく,当初は1通りから4通り、A通りからC通りの開で200㎡ぐらいの緑化を以前の事前協議の段階では検討しておりましたが,設備面の室外機がありまして,緑化を断念しました。
そのため,第一ホールの大庇の部分で緑化をしていきたいと考えております。西側外壁面の蔦についてですが,前回の委員会でもご説明したとおり,蔦の根本部分が切断されておりまして,現状は上部で一部,蔦が残っている程度です。今回整備計画では全面的に第二ホール,残る会議棟の改修を考えており,それに先立ちまして,その部分が丁度コンクリート打ちっ放しになりますので,そこを調査するうえで,蔦が邪魔になります。一度撤去し調査したうえ,クラック等があれば補修を行い,整備をしていきたいと考え
ています。蔦の部分は新たに築造する部分ではないので,コンクリート打ちっ放しそのものが蔦等を植えていきますと,コンクリートのクラック部分等に根が入りコンクリートを痛めると考え,検討はしましたが,今回の整備の中では,撤去するような方向としました。


●委員
 まず,屋上緑化の方ですが,荷重が決められた建物でも,それなりに出来る軽量の技術が開発されていますので,整備計画では,図面の屋上部分に着色してあったと思いますが,この前の出てきた案よりももう少したくさんの着色がされたイメージだったのですが。説明の中で環境に対する配慮というものが感じられないので,大変残念に思います。環境モデル都市でもありますので,それなりの低負荷型の建築にするというのを考えられたらいいと思いますが,そういう説明もなかったのですし,屋上緑化については,国交省の古いピルで、も設置しておりますし,昭和初期の建築物にも設置した事例がありますので,そういうことを踏まえてもう一度ご検討いただけないでしょうか。蔦についてですが「京都会館 蔦」と検索していただくと,たくさん思い入れのある言葉がでてきます。蔦を生やすと建築に悪いというのは,短絡だと思いますが,建築の構造などと矛盾しないやり方がいくらでもあるでしょうしはたしてどれだけ問題になるのかと,実際データを含めて検討をされたかというのを教えていただきたいです。新しい部分と古い部分で,古い部分にはお金を掛けられないというニュアンスにも聞き取れたので,そこは柔軟に考えられたらいいのかなと思いました。建築物の新築や開発を行うときは,雨水浸透処理が常識になっておりますが,それについてはどう考えられていますか。


〇京都市
屋上緑化の部分ですが,実際軽量の物があると思いますので,一度検討はしようと思っておりますが,なかなか実施設計を詰めていく中では難しいという結果になっております。次に雨水の関係ですが地下に200立米ほどの貯留槽を計画しておりますので,そこに雨水を貯める計画をしており,直に流すということはしないような計画にしております。

●委員
 雨水については了解しました。26ページのような計画でよろしいのでしょうか。古い部分にお金をかけることを拒んでいるように受け取れるのですが。屋上緑化をどこかに設けることはできないのでしょうか。京都でこの計画でいいのでしょうか,なかなか私はこれでは承認とは言いかねます。


●委員長
 今のご発言のように緑化については,さらに検討するお話がありましたけれども,既存部分の屋上緑化についても,検討していただけるということでよろしいでしょうか。

〇京都市
 確保できる場所は検討できると思いますが,第二ホール,会議棟の位置は緑化した時に見えない位置にあり,効果が得られないと思いますので,このあたりどう判断するかも合わせて検討していきたいと思っております。

●委員
 ヒートアイランド,雨水の貯留の二つの面から,見えなくても十分効果があると思いますので,検討いただければと思います。

●委員長
 今の話の中で18ページに,増築部分の緑化の部分があると思いますが,ホワイエから見えるというところに植樹予定ということで,いわゆる環境配慮型の理論からではなく,あくまでも見える見えないということから,ここが緑化されるというようなお答えだったということでよろしいでしょうか。

〇京都市
 4階のホワイエから見える感じもありますが,それも合わせて環境配慮を視点に考えたところでございます。

3につづく


参考資料
2012-06-22京都会館再整備工事 入札公告について-「京都市情報館」掲載資料より
d0226819_155677.jpg

d0226819_1457443.jpg

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会 配付資料より
d0226819_1458068.jpg

d0226819_1458172.jpg

■2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会の開催について
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会 配付資料
2013-01-09 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第4回景観専門小委員会の開催について
2012-05-30 平成24年度京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会の開催について
2012-06-04 京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会 配布資料

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-26 14:15 | 2013/03
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-その1
本委員会は市民傍聴者15名に配布された資料を委員会終了後の退出時に全て返却させ記録撮影など不可の状態で行なわれました。公開させていただく資料はいち市民の方が公開請求手続きをとってくださったことにより実現いたしました。この場を借りて御礼を申し上げます。また議事録公開は会議後数ヶ月を経てようやく実施されています。
京都市には、詳細な議事録の公開と、資料のweb上での一般公開、会議終了後の持参許可等を希望します。

1 日 時 平成25年3月26日(火)午後5時から午後7時まで
2 会 場 職員会館かもがわ3階大多目的室
3 委 員 河邊委員長,川崎委員,佐々木委員,中嶋委員,森本委員,門内委員,(欠席:尼崎委員)
(事務局)高谷都市景観部長,黒木景観政策課長,難波風致保全課長,藤井調査係長,田中係長,近藤係長

4 次 第 
開 会
議 事
(1)京都会館再整備に関する風致地区条例第2条第3項による協議について(事前協議)
(2)立命館大学衣笠キャンパスマスタープランについて(事前協議)

閉 会

5 公開関係
傍聴者 15人
報道関係 2人
京都会館再整備に関する風致地区条例第2条第3項による協議について(事前協議)

〇京都市
(概要説明)

●委員 
 9ページの大庇のコンクリートの汚れについては,資料に書かれているとおり,中性化防止,劣化状況に応じた対応をするということなのですか。風合いも変化するので確認作業をしながらという事ですが,雨だれなどで黒ずんだ部分については,基木的には締麗にするという考えでよろしいのでしょうか。また将来に向けて雨水については,どう考えていくのですか。
 31ページのパースや33ページのフライタワーの外壁の色で10YR7/3~10R5/6を使用し,空に対して思い切って彩度の比較的高い明るい色を用いられており,実質的には写真にあるこういう色合いというのは,はっきりとした色味が出てくると思いますが,この建物としてはおそらく初めてだと思います。周辺の景観を考えた時に,との建物の色というのは、 美術館、 その他でこれに近いものを使っておられるのではないかと思いますが,建物感の岡崎地区の色合いについて,これが本当に圧迫感を加えなければ,非常にうまくできると思いますし,むしろ存在感も出して,周囲の美術館の色合いとも向じようなイメージを持たせるのであれば,それも一つの狙いだと思います。その辺りについて,タイルの現物が見えないので,事務局の方から御説明をいただければと患います。

9ページ資料
d0226819_16493398.jpg

31ページ資料
d0226819_1650565.jpg

33ページ資料
d0226819_16502619.jpg


〇京都市
一点目の大庇の下等の雨だれの汚れについてですが, 50数年経っており相当傷んでおりますので,汚れの部分は高圧洗浄等で汚れを除去したうえで,中性化を止める塗料の塗布を考えております。フライタワーのテラコッタタイルの色合いについては, 33ページに記載のとおり,煉瓦タイルと同様に化粧との風合い,材料の温かみが感じられるような材料を今回選定しております。ただ,今,京都会館自体にこの色合いというのを使用しておりませんが,隣接する美術館別館がこれに近い色合いの部分があります。
明度を上げているのは,大庇から上部の部分を出来るだけ重く感じないように明度を明るくして,空に溶け込むようなデザインとしております。

●委員
意図が明確であれば,それでいいと思います。

●委員長
大庇の汚れに対する将来の防止についての配慮の質問についてはいかがでしょうか

〇京都市
大庇については中性化の試験のコアを採取しており,大庇の中性化については思っていたよりも進行しておらず,現状で鉄筋等のところまで届いておりませんので,問題がないと考えております。表面の汚れは,高圧洗浄等で締麗な状態にして,第一ホール側の大庇が連続し,そちらの方が新しく同様のPC板で復元する形になりますので,その部分とのつながりが失われないように,出来るだけ調和がとれた形で検討していきたいと思います。

●委員
中性化防止ということなので雨水対策でフッ素などを塗布するのですか。

〇京都市
接水の目的で雨水が浸透しないようなものも合わせて塗布いたします。

●委員
了解いたしました。

その2へつづく


d0226819_16535419.jpg

■平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会の開催について
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会 配付資料
2013-01-09 【広報資料】平成24年度京都市美観風致審議会第4回景観専門小委員会の開催について
2012-05-30 平成24年度京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会の開催について
2012-06-04 京都市美観風致審議会第1回景観専門小委員会 配布資料

2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-1
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-2
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-3
2013-03-26 平成24年度京都市美観風致審議会第5回景観専門小委員会議事録(要旨)-4
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-25 16:36 | 2013/03
2013-06-21 京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望-「京都新聞」
京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望

京都市立芸術大(京都市西京区)が、下京区のJR京都駅東側の崇仁地域にキャンパスを全面移転する計画を立てていることが26日、市などへの取材で分かった。元崇仁小跡地を中心に4万平方メートル以上の用地を希望している。移転を求める要望書を28日に市へ提出する予定で、市も前向きに検討する見通し。実現すれば、大学の利便性が大きく向上するとともに、「京の玄関口」でありながら長年開発が停滞していた駅東側の整備が大きく動き出す。

 市芸大は洛西ニュータウンの西端にあり、学生と教員の計約1300人が通う。校舎の老朽化やアクセスが課題となっており、市中心部への移転を検討してきた。

 崇仁地域は1953年から住宅の改良が進み、多くの市営住宅が建てられた。しかし、住民の流出が止まらず高齢化も著しい。2010年には崇仁小が統廃合で閉校になったこともあり、再開発を望む声が高まっていた。

 こうした状況から、市芸大は京都駅に近く利便性が高い崇仁地域を移転先に選んだ。

 市芸大は公立大学法人で、市から独立して大学運営を行っているため、キャンパス移転の要望を市に出すことに決めた。

 市は要望を受け、新年度中に方針を決定する。同地域は市有地が多く買収費用が抑えられ、駅東側の活性化につながるため、市も住民の声を聞きながら移転を推進していくとみられる。

 市芸大は新キャンパス用地として4万平方メートル以上を希望しているが、元崇仁小の敷地は約1万平方メートルしかないため、残りの用地確保の方法をこれから検討する。市は4月から地元住民への説明を始める。

【 2013年03月27日 08時47分 】

■京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望-「京都新聞」
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-23 23:28 | 2013/06
2013-06-21 京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望-「京都新聞」
京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望

京都市立芸術大(京都市西京区)が、下京区のJR京都駅東側の崇仁地域にキャンパスを全面移転する計画を立てていることが26日、市などへの取材で分かった。元崇仁小跡地を中心に4万平方メートル以上の用地を希望している。移転を求める要望書を28日に市へ提出する予定で、市も前向きに検討する見通し。実現すれば、大学の利便性が大きく向上するとともに、「京の玄関口」でありながら長年開発が停滞していた駅東側の整備が大きく動き出す。

 市芸大は洛西ニュータウンの西端にあり、学生と教員の計約1300人が通う。校舎の老朽化やアクセスが課題となっており、市中心部への移転を検討してきた。

 崇仁地域は1953年から住宅の改良が進み、多くの市営住宅が建てられた。しかし、住民の流出が止まらず高齢化も著しい。2010年には崇仁小が統廃合で閉校になったこともあり、再開発を望む声が高まっていた。

 こうした状況から、市芸大は京都駅に近く利便性が高い崇仁地域を移転先に選んだ。

 市芸大は公立大学法人で、市から独立して大学運営を行っているため、キャンパス移転の要望を市に出すことに決めた。

 市は要望を受け、新年度中に方針を決定する。同地域は市有地が多く買収費用が抑えられ、駅東側の活性化につながるため、市も住民の声を聞きながら移転を推進していくとみられる。

 市芸大は新キャンパス用地として4万平方メートル以上を希望しているが、元崇仁小の敷地は約1万平方メートルしかないため、残りの用地確保の方法をこれから検討する。市は4月から地元住民への説明を始める。

【 2013年03月27日 08時47分 】

■京都市立芸術大、京都駅東へ 元崇仁小核に移転要望-「京都新聞」
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-23 23:27 | 2013/06
2013-06-21 京都・まちづくり市民会議第19回総会-「新建京都」
京都・まちづくり市民会議第19回総会

日時:2013年6月21日(金曜日)18時30分~
会場:ウイングス京都 2階 セミナー室B アクセス

 まちづくり市民会議は、この間、新景観政策で決まっていた高さ規制を地区計画によって緩和する問題に関連し、京都会館問題、島津製作所三条工場問題などに取り組んできました。また、京都会館にかかわっては、すぐれた近代建築を残すとりくみを、さまざまな市民団体と協力して進めました。宇治市・塔の島の桜伐採問題に関しては、世界遺産のバッファゾーンの問題としてとらえ、現地の市民団体と協力したとりくみを進めました。さらに、昨秋、世界遺産条約40周年の国際会議が京都で行われた際に、世界遺産条約40周年記念市民シンポジウムを全国にもよびかけて開催しました。
 第19回総会では、代表委員の片方信也先生が編著でまとめられた「歴史的街区の再生」についての講演とともに、この間のとりくみの交流なども行います。

講演:「歴史的街区の再生は可能か」片方信也(日本福祉大学教授)
この間のとりくみの交流
第19回総会

主催:京都・まちづくり市民会議

■京都・まちづくり市民会議第19回総会-「新建京都」
ウイングス京都
2012-11-04 世界遺産条約40周年市民シンポジウム開催のご案内-「市民シンポジウム実行委員会」
2012-10-03 「世界遺産条約40周年・・・市民シンポジウムにむけた 京都プレ・シンポジウム」開催のご案内
片方 信也-J-GLOBAL
[PR]
by 2011-kyoto | 2013-06-21 00:00 | 2013/06