タグ:要望書等 ( 79 ) タグの人気記事
2014-08-29 申入書:建築審査会付則を受けて
申入書:建築審査会付則を受けて

申入書

2014 (平成26)年8月29日

京都市長 門川大作様

京都・まちづくり市民会議
京都・水と緑をまもる連絡会
岡崎公園と疏水を考える会
左京町づくり連絡会
区役所移転問題を考える錦林・新洞の会
松ヶ崎の住環境を考える会

京都・まちづくり市民会議事務局代表
弁護土中島晃

1、京都市左京区岡崎公園にある京都会館第1ホールの建替え・高層化に対し、周辺住民567人が建築確認の取消しを求めて、京都市建築審査会に審査請求を行っていましたが、これに対し、京都市建築審査会は本年5月9日付で裁決を下しました。

京都市建築審査会の裁決は、京都会館の敷地から100m以内の範囲に居住する住民については審査請求人適格を認めたものの、それ以外の住民には請求人適格は認められないとして却下し、そのうえで、住民らが主張した憲法14条に定める平等原則違反、建築基準法違反、地区計画の濫用等の違法事由について、住民らの主張を全てしりぞけて、審査請求人らの請求を棄却しました。

 この点で、今回の建築審査会の判断は、住民の期待を裏切り、行政に追随したものであって、まことに不十分なものといわざるをえません。


2、しかし同時に、建築審査会が、裁決の中で次のとおり異例の付言を付けて、京都市が新景観政策の根幹である高さ規制を骨抜きにしようとしたことに厳しく警鐘を鳴らしていることは、注目に値するものです。

①「新景観政策において、本件地区計画が許されるということは、他の地域においても、一定の条件を満たせば、建築物の高さを高度地区の制限と異なるものとした地区計画が許されることを意味する。建築物の高さ規制は、土地所有者にとって厳しい私権の制限であるが、景観維持のためには、その制限は厳しくしなければならない。その規制を緩めると結局のところ、景観維持はおぼつかなくなる。その維持には、意識的な努力が必要であり、地方公共団体には重要な役割が期待されるのである。

この点で、新景観政策は多くの支持を得てきたものである。京都市は、その政策を維持し、推進する以上は、自らが建築する建築物には、より厳しく律する必要がある。そうであれば、可能な限りにおいて、自らが建築する建築物においては、例外的な取り扱いをすべきでないのはもちろん、新景観政策の理念を優先することが求められる。」

②「新景観政策においては、本件建物がどの程度の公共性や必要性を有するか、そして、景観との調和のために、その形態・意匠等においてどのような配慮がされたか等は十分に検討されるべきことがらではある。」

③「京都市は、新景観政策を維持する以上は、その理念が本件地区計画を契機に崩れることのないように、今後も十分に説明責任を果たす必要がある。」

3、京都市は、今回の裁決に上に述べたような異例の「付言」が付けられていることを真撃に受けとめ、京都会館第1ホールの建替え・高層化にあたって、どの程度公共性や必要性があるのか、また景観との調和のために、形態・意匠等においてどのような配慮がなされたか等について、十分な検討を尽くすことはもとよりのこと、自ら建築する京都会館第1ホールについて、どこまで厳しく律してきたのか、またはたして新景観政策の理念を優先してきたといえるかどうかについて、市民に対して十分な説明責任を果たすことが求められています。

 また、そればかりではなく、地区計画による岡崎地域の用途地域の変更にともない、大規模な商業施設の進出が取り沙汰され、不明朗な疑惑が伝えられるなど、非常に憂慮すべき状況が生まれています。

 そこで、私たちは、あらためて京都市に対し、今回の地区計画を契機に新景観政策の理念が崩れることのないよう、さきに述べた点について十分な説明責任を果たすよう強く求めるとともに、そのために、①京都会館第1ホーノレの建替え、高層化にあたって、京都市において、上記述べた点についてどのような検討がなされたのか具体的に文書で回答されるとともに、②京都市が自ら説明会を開催して、建築審査会が付言で指摘している事項などに関して、市民の疑問にこたえる機会をもうけるよう、ここに本書をもって申し入れるものです。

以上
d0226819_2005674.jpg
d0226819_201258.jpg
d0226819_201825.jpg

■申入書:建築審査会付則を受けて

2014-05-09 京都会館審査請求裁決書-京都市建築審査会

京都会館建築確認処分取消審査請求書-1
京都会館建築確認処分取消審査請求書-2
京都会館建築確認処分取消審査請求書-3
京都会館建築確認処分取消審査請求書-4
京都会館建築確認処分取消審査請求書-5
京都会館建築確認処分取消審査請求書-6
京都会館建築確認処分取消審査請求書-7

2014-05-21 弁護団声明書:京都会館審査請求裁決について
[PR]
by 2011-kyoto | 2014-08-29 00:00 | 2014/08
2014-05-21 弁護団声明書:京都会館審査請求裁決について
弁護団声明書:京都会館審査請求裁決について

声 明

1、京都市左京区岡崎公園にある京都会館第1ホールの建替え・高層化に対し、周辺住民567人が建築確認の取消しを求めて、京都市建築審査会に審査請求を行っていたところ、京都市建築審査会は本年5月9日付で裁決を下した。


2、建築審査会の裁決は、京都会館の敷地から100m以内の範囲に居住する住民については審査請求人適格を認めたものの、それ以外の住民には請求人適格は認められないとして却下した。

そのうえで、裁決は、住民らが主張した憲法14条に定める平等原則違反、建築基準法違反、地区計画の濫用等の違法事由について、建築審査会の判断権限を従来の枠組みにとらわれて狭く解釈し、住民らの主張を全てしりぞけて、審査請求人らの請求を棄却した。

しかし、京都市建築審査会のこうした判断は、住民の期待を裏切り、行政に追随したものであって、まことに遺憾なものである。


3、しかし同時に、建築審査会が、裁決の中で次のとおり異例の付言を付けて、京都市が新景観政策の根幹である高さ規制を骨抜きにしようとしたことに厳しく警鐘を鳴らしていることは、注目に値する。

①「 新景観政策において、本件地区計画が許されるということは、他の地域においても、一定の条件を満たせば、建築物の高さを高度地区の制限と異なるものとした地区計画が許されることを意味する。建築物の高さ規制は、土地所有者にとって厳しい私権の制限であるが、景観維持のためには、その制限は厳しくしなければならない。その規制を緩めると結局のところ、景観維持はおぼつかなくなる。その維持には、意識的な努力が必要であり、地方公共団体には重要な役割が期待されるのである。

この点で、新景観政策は多くの支持を得てきたものである。京都市は、その政策を維持し、推進する以上は、自らが建築する建築物には、より厳しく律する必要がある。そうであれば、可能な限りにおいて、自らが建築する建築物においては、例外的な取り扱いをすべきでないのはもちろん、新景観政策の理念を優先することが求められる。」

②「 新景観政策においては、本件建物がどの程度の公共性や必要性を有するか、そして、景観との調和のために、その形態・意匠等においてどのような配慮がされたか等は十分に検討されるべきことがらではある。」

③「 京都市は、新景観政策を維持する以上は、その理念が本件地区計画を契機に崩れることのないように、今後も十分に説明責任を果たす必要がある。」


4、京都市は、今回の裁決に上に述べたような異例の「付言」が付けられていることを真摯に受けとめ、京都会館第1ホールの建替え・高層化にあたって、どの程度公共性や必要性があるのか、また景観との調和のために、形態・意匠等においてどのような配慮がなされたか等について、十分な検討を尽くすことはもとよりのこと、自ら建築する京都会館第1ホールについて、どこまで厳しく律してきたのか、またはたして新景観政策の理念を優先してきたといえるかどうかについて、市民に対して十分な説明責任を果たすことが求められている。

よって、私たちは、今回の地区計画を契機に新景観政策の理念が崩れることのないよう、あらためて京都市に対し、さきに述べた点について十分な説明責任を果たすよう強く求めるとともに、東山と岡崎地域をはじめ京都の景観とまちなみを守るために、引き続き奮闘する決意である。


2014年5月21日
審査請求人団・弁護団
d0226819_19402532.jpg
d0226819_19403341.jpg

■弁護団声明書:京都会館審査請求裁決について

2014-05-09 京都会館審査請求裁決書-京都市建築審査会

京都会館建築確認処分取消審査請求書-1
京都会館建築確認処分取消審査請求書-2
京都会館建築確認処分取消審査請求書-3
京都会館建築確認処分取消審査請求書-4
京都会館建築確認処分取消審査請求書-5
京都会館建築確認処分取消審査請求書-6
京都会館建築確認処分取消審査請求書-7
[PR]
by 2011-kyoto | 2014-05-21 00:00 | 2014/05
2012-03-31 京都会館保存署名のお願い
d0226819_12495450.jpg

「京都会館」の西側。
現計画では、建物の左半分が壊され、高さ30mもの巨大な壁が疎水沿いに出現する。


more
[PR]
by 2011-kyoto | 2014-03-31 00:01 | 2012/03
2014-02-28 京都市長宛「公開質問状」-京都・まちづくり市民会議他
公 開 質 問 書

2014(平成26)年2月28日

京都市長 門 川 大 作 様

京都・まちづくり市民会議
京都水と緑をまもる連絡会
岡崎公園と疏水を考える会
(連絡先)
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下ル西側
ヒロセビル2階 市民共同法律事務所
TEL 075-256-3320・FAX 075-256-2198
京都・まちづくり市民会議事務局代表
弁護士 中 島 晃

 京都市左京区岡崎公園内にある京都会館旧第1ホールの解体に伴い、土壌汚染対策法にもとづき除去跡地内の土壌について、汚染調査を行った結果、同法の定める基準を超過した汚染土壌の存在が確認され、平成25年10月、京都市は同法にしたがい、旧第1ホール部分について要措置区域に指定しています。

 しかし、今回の調査により検出された有害物質は、鉛及びその化合物、砒素及びその化合物、六価クロム化合物ですが、砒素はともかく、鉛や六価クロムについては、自然由来と考えることはできず、人為的な汚染によるものと考えられます(六価クロムが自然界に存在することは、きわめて例外的な場合に限られることはよく知られていることです)。

 土壌汚染の調査にあたっては、土地の利用状況の調査、いわゆる地歴調査が不可欠であり、またこうした地歴調査には資料調査や聴取調査を行うことが必要とされています。

 ところで、岡崎公園一帯は、戦後、GHQの占領下で、米軍によって接収されていたことが知らされており、軍事的な使用にともなって土壌汚染が生じた可能性も考えられるところです。

 さらに、京都市の発表によれば、敷地内2箇所で実施した地下水調査の結果では、さきに述べた3つの有害物質については検出されなかったとされています。しかし、今回の地下水調査の結果、その他の有害物質は検出されなかったかどうかは明らかにされておらず、地下水調査によって判明したその他の有害物質の調査結果についても、全て明らかにすることが必要だと考えられます。

 から、私たちは、今回判明した土壌汚染が市民の健康や安全に関わる重要な問題であることにかんがみ、京都市に対して以下の事項について質問するものです。

〔質問事項 〕
1、京都市は、今回の土壌汚染について、「自然由来と考えられる」としていますが、六価クロムについては、自然界で存在するのは、非常に特殊な場合に限定されることからいうと、自然由来とすることには、特別な根拠が必要だと思われますので、その根拠を具体的に明らかにして下さい。

2、また、「自然由来」とする根拠が明らかでないというのであれば、これまでの「自然由来」とする発表を撤回される必要があると思われますが、その点についてどうされるか、見解をお示し下さい

3、今回の土壌汚染の調査にあたり、土地の地歴調査についてどのような調査を行ったのか具体的に明らかにして下さい。
 また、地歴調査の結果判明した事実について、米軍が岡崎公園で具体的にどのような使用を行っていたのかも含めて明らかにして下さい。

4、今回の地下水調査の結果、鉛、砒素、六価クロム以外に、他の有害物質が検出されなかったのかどうか、他の有害物質の検出結果についても明らかにして下さい。
 また地下水調査を実施した地点がどこか、今後地下水調査の地点を2箇所以外にふやしていく必要がないかどうかについても見解をお示しください。

以上の質問は、市民の健康や安全にとって重要な事項であることから、できるだけすみやかに、おそくとも3月14日まで書面でご回答下さるよう要請いたします。

以上
d0226819_0295060.jpg
d0226819_0295733.jpg
d0226819_030511.jpg

■京都市長宛「公開質問状」-京都・まちづくり市民会議他
[PR]
by 2011-kyoto | 2014-02-28 00:00 | 2014/02
2014-02-28 京都市長宛「公開質問状」-京都・まちづくり市民会議他
公 開 質 問 書

2014(平成26)年2月28日

京都市長 門 川 大 作 様

京都・まちづくり市民会議
京都水と緑をまもる連絡会
岡崎公園と疏水を考える会
(連絡先)
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下ル西側
ヒロセビル2階 市民共同法律事務所
TEL 075-256-3320・FAX 075-256-2198
京都・まちづくり市民会議事務局代表
弁護士 中 島 晃

 京都市左京区岡崎公園内にある京都会館旧第1ホールの解体に伴い、土壌汚染対策法にもとづき除去跡地内の土壌について、汚染調査を行った結果、同法の定める基準を超過した汚染土壌の存在が確認され、平成25年10月、京都市は同法にしたがい、旧第1ホール部分について要措置区域に指定しています。

 しかし、今回の調査により検出された有害物質は、鉛及びその化合物、砒素及びその化合物、六価クロム化合物ですが、砒素はともかく、鉛や六価クロムについては、自然由来と考えることはできず、人為的な汚染によるものと考えられます(六価クロムが自然界に存在することは、きわめて例外的な場合に限られることはよく知られていることです)。

 土壌汚染の調査にあたっては、土地の利用状況の調査、いわゆる地歴調査が不可欠であり、またこうした地歴調査には資料調査や聴取調査を行うことが必要とされています。

 ところで、岡崎公園一帯は、戦後、GHQの占領下で、米軍によって接収されていたことが知らされており、軍事的な使用にともなって土壌汚染が生じた可能性も考えられるところです。

 さらに、京都市の発表によれば、敷地内2箇所で実施した地下水調査の結果では、さきに述べた3つの有害物質については検出されなかったとされています。しかし、今回の地下水調査の結果、その他の有害物質は検出されなかったかどうかは明らかにされておらず、地下水調査によって判明したその他の有害物質の調査結果についても、全て明らかにすることが必要だと考えられます。

 から、私たちは、今回判明した土壌汚染が市民の健康や安全に関わる重要な問題であることにかんがみ、京都市に対して以下の事項について質問するものです。

〔質問事項 〕
1、京都市は、今回の土壌汚染について、「自然由来と考えられる」としていますが、六価クロムについては、自然界で存在するのは、非常に特殊な場合に限定されることからいうと、自然由来とすることには、特別な根拠が必要だと思われますので、その根拠を具体的に明らかにして下さい。

2、また、「自然由来」とする根拠が明らかでないというのであれば、これまでの「自然由来」とする発表を撤回される必要があると思われますが、その点についてどうされるか、見解をお示し下さい

3、今回の土壌汚染の調査にあたり、土地の地歴調査についてどのような調査を行ったのか具体的に明らかにして下さい。
 また、地歴調査の結果判明した事実について、米軍が岡崎公園で具体的にどのような使用を行っていたのかも含めて明らかにして下さい。

4、今回の地下水調査の結果、鉛、砒素、六価クロム以外に、他の有害物質が検出されなかったのかどうか、他の有害物質の検出結果についても明らかにして下さい。
 また地下水調査を実施した地点がどこか、今後地下水調査の地点を2箇所以外にふやしていく必要がないかどうかについても見解をお示しください。

以上の質問は、市民の健康や安全にとって重要な事項であることから、できるだけすみやかに、おそくとも3月14日まで書面でご回答下さるよう要請いたします。

以上
d0226819_0295060.jpg
d0226819_0295733.jpg
d0226819_030511.jpg

■京都市長宛「公開質問状」-京都・まちづくり市民会議他
[PR]
by 2011-kyoto | 2014-02-28 00:00 | 2014/02
2012-11-30 京都市長宛:京都会館第一ホール解体工事に伴う抗議書-吉田和義
京都会館第一ホール解体工事に伴う抗議書
平成24年11月30日

京都市長 門川大作 殿
京都市都市計画局公共建築部工務監理課 殿
京都市文化市民局文化芸術都市推進室芸術企画課 殿

京都市左京区岡崎天王町58番地
吉田 和義

京都会館第一ホール解体工事に伴う抗議書

平成24年11月29日撮影

上記の写真が、如実に描写しているように、同年8月19日に開催せる「京都会館第1ホール解体工事」工事説明会で、市民に約束した解体工事手順は、完全に無視され、業者任せの工事に終始し、アスベスト類の完全除去、粉塵・騒音・振動対策が講じられていない。

全くの剥き出し解体工事は日本においても類を見ない解体工事である。労働安全衛生法を遵守し、なお行政監督機関の指導は厳守して、良好な作業環境を保持して、アスベスト類の飛散防止、粉塵、騒音、振動などの対策を十二分に講じて、解体工事を進行するが、事前説明会に参加した市民との公約であったはずだが、現状は無残な状況で推移している。

しかも、現状は現場写真が如実に示しているように、有害粉塵の拡散防護措置は講じられておらず、作業日の天候特に風向き・風速によっては、周辺住宅街に拡散し放題である。周辺には、乳児園や学校も存在し、かつ通学路に面し、現場北面は、観光バス駐車場で、毎日不特定多数の人が、行き来し、作業場から拡散された粉塵(アスベスト類の合有の可能性がある粉塵)を吸引しています。

また、作業者専用の便所がなく、作業現場南西の公衆トイレを使用しているのは、粉塵などが付着した作業衣のまま出入りしている。

しかも有害物質が含まれている可能性の高い土間に、廃材運搬車両が積荷作業を行い、処理場に向かう際タイヤに有害粉塵を付着させたまま、市街地を運行しているのが現実である。本来ならタイヤ洗浄装置を現場の出入り口に設置して、タイヤを洗浄し市中の拡散を防止すべきですが、完全に無視して作業が進められているのは許しがたい暴挙である。また、作業現場周辺の自治会などが改善要望を携えて、地元岡崎自治連合会を通じて、施工業者なり、京都市の監理監督部門に、善処方の申し入れ改善のための努力を行うのが通例で、日本の何処の工事現場でも常態であるが、こと岡崎学区自治連合会は、完全に行政の言いなりで、地域住民の健康の保全や良好な住居環境の維持に努める努力をなさず、京都市の行政もそれを良いことに改善のための施策をしていない。

適正かつ市民と約束した事項を遵守して作業を行うよう抗議いたします。

「アスベスト濃度測定」掲示は行っているが、サンプルの採取場所と時間が示されていないし、基準値以下であっても、有害なアスベスト類は、人間が呼吸するさい、体内に蓄積され、排泄されることはなく、基準値以下であっても、その間総量としていくら空気中に拡散流付しいて、総量としての生理的安全の基準の情報公開が全くなされていない。かつ「アスベスト合有建築資材」の処理についても、隠蔽されたままである。地元住民に対しての日常生活の安全確保と、時間を経過してから現れるであろう、有害物質の健康被害を受けないための万全の対策を講じ、施工業者に対しても適切なご指導を強く要望する。
d0226819_1395224.jpg

d0226819_1310764.jpg

■京都市長宛:京都会館第一ホール解体工事に伴う抗議書-吉田和義

2012-06-18 京都会館問題監査請求 陳述聴取会 陳述人提出資料紹介8-吉田和義
2012-10-15 京都会館の躯体解体工事の中止及び工事説明会開催をもとめる要望書-岡崎公園と疎水を考える会

2012-08-20 岡崎公園と疎水を考える会ニュースNo.14-アスベスト飛散調査を行い、データの公表を

2012-08-19 京都会館第一ホール解体工事 説明会資料-「京都市」
2012-07-24 第一ホール部分その他解体撤去工事入札結果-「京都市入札情報館」
2012-09-04 『京都会館第一ホール解体工事』着工のお知らせ-「京都市」
2012-01-24 岡崎学区自治連合会会長宛てに要請書-「岡崎公園と疎水を考える会」

2011-10-04 京都会館の建物価値継承に係る検討委員会 第1回会議の開催について-「京都市情報館」

2011-06-29 市の岡崎地区活性化ビジョン 住民「静けさ維持を」-「京都新聞」
2010-06-22 「岡崎地域活性化ビジョン検討委員会」の設置について-「京都市情報館」
2011-06-27 京都 岡崎地域 エリアマネジメントニュース-「京都市情報館」
[PR]
by 2011-kyoto | 2012-11-30 00:00 | 2012/11
2012-11-04 「世界遺産条約40周年及び日本の条約批准20周年記念市民シンポジウム」アピール-「新建京都」
「世界遺産条約40周年及び日本の条約批准20周年記念市民シンポジウム」アピール

1972年11月、パリで開催された第17回会期ユネスコ総会において、世界遺産条約(正式名称「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」)が採択されてから今年で40年を迎えます。また、日本政府がこの条約を批准してから20年を迎えます

我が国における世界遺産条約への加盟や各地の遺産登録の経過を見ると、その背景には、日本自然保護協会をはじめ、多くの市民の自主的な取り組みと運動があったことを見逃す事はできません。

例えば、1990(平成2)年10月、京都で、「古都・歴史都市 奈良・京都・鎌倉の歴史的遺産と景観を守る三都市民共同フォーラム」が開催され、そこで採択された「京都宣言1990」の中で、日本政府に対して、「世界遺産条約」を早期に批准するとともに、奈良・京都・鎌倉の三都を「世界遺産」として認め、その保全のために最大の努力をすることを求めています。

こうした取り組みのうねりに押されるように、日本は1992(平成4)年6月に125番目の条約締結国となり、これまで日本国内では、16件(文化遺産12件、自然遺産4件)が世界遺産に登録され、現在、「武家の古都・鎌倉」などが世界遺産登録に向けて推薦書を提出し、市民と行政が一体となって作業を進めているところです。

以上の経過から明らかなように、世界遺産条約が目的とする、人類の共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ遺産の保護・保全と、これらの遺産を将来の世代に伝達していくためには、市民の自主的、主体的な取り組みと運動が不可欠であり、それを抜きにして、世界遺産条約がその目的を達成し、実効を確保することはできないといっても過言ではありません。

私たちは、今回京都で開催される条約40周年を記念した国際会合(11月6日~8日)に先立って、この会合が市民に開かれたものとなることを願い、また市民の自主的な取り組みが不可欠であるという視点から、私たち市民の手で条約40周年と日本の批准20周年を記念して、本日、市民シンポジウムを開催いたしました。

本日のシンポジウムの議論を通して、国内外のさまざまな地域で、顕著な普遍的価値を持つ遺産の保全と、これを将来の世代に伝えるために、多くの人々が多様な取り組みと努力を積み重ねていること、また、その一方で、こうしたかけがえのない遺産が開発などによる破壊の危機にさらされていることが明らかになりました。本日報告された広島県福山市の「鞆の浦」の埋め立て架橋計画は、その典型的事例であり、この計画を撤回させ、世界遺産に値するすぐれた景観を守り抜いた住民のねばり強い取り組みは高く評価されるべきものです。

こうした鞆の浦の事例に示されているように、現に世界遺産として登録されているか否かにかかわりなく、人類にとって顕著な普遍的価値を持つ遺産を保全し、これを将来の世代に伝えるうえで、市民・住民の取り組みは決定的に重要であり、こうした住民の意思と運動をよりどころとして、後世に伝えるべき遺産と景観の保全を図ることは、国と地方自治体の基本的な責務だといわなければなりません。

しかし、奈良や京都などでは、こうした遺産と景観の保全に逆行する動きが見られることが報告されています。例えば奈良では、(1)高速道路計画や (2)1300年祭の現状変更の放置 (3)国営公園整備事業の名による遺産破壊など、世界遺産登録後の遺産の保全と継承・活用等で、遺産そのものが危機におかれています。また京都では、岡崎公園の京都会館について、ユネスコの諮問機関であり世界遺産の登録審査を担当する国際記念物遺跡会議イコモスの「20世紀遺産に関する国際学術委員会」が京都市の建て替え計画に懸念を表明し、「遺産危機警告」の発令にも言及して、計画の再考を求めています。しかし、京都市はイコモスの警告を無視して、岡崎公園と疏水を含む東山のすぐれた景観の破壊につながる現在の計画を強行しようとしています。さらに京都市は、数年前に市内全域で建物の高さ規制を強化したにもかかわらず、最近地区計画などにより、高さ規制を緩和するなど景観保全に逆行する動きも始まっています。条約40周年を記念する最終の国際会合が開催される京都で、こうした遺産と景観の危機が進行していることはきわめて深刻です。

私たちは、あらためて、京都市をはじめ、国と関係する地方自治体に対して、後世に引き継ぐべき、かけがえのない遺産と景観の破壊を直ちに中止するよう強く求めるとともに、イコモスをはじめユネスコなどの国際機関が、これに対して必要な監視と適切な警告をすることを求めるものです。

私たちは、市民の自主的、主体的な取り組みと運動こそ、将来世代に引き継ぐべき遺産と景観を破壊の危機から救ううえで必要不可欠であることを確認し、そのために広範な世論と運動をつくりあげるために一層の努力を重ねる決意を表明するとともに、遺産と景観破壊にストップをかけるために、多くの市民の皆さんがともに力を合わせて運動の輪を広げられるよう心から訴えるものです。

2012(平成24)年11月4日

世界遺産条約40周年及び日本の条約批准20周年記念市民シンポジウム参加者一同

■「世界遺産条約40周年及び日本の条約批准20周年記念市民シンポジウム」アピール-「新建京都」

2012-11-04 世界遺産条約40周年市民シンポジウム開催のご案内-「市民シンポジウム実行委員会」
2012-11-05 遺産保全・保護には市民運動が不可欠 市民団体が京都でシンポ-「京都民報Web」
[PR]
by 2011-kyoto | 2012-11-04 00:01 | 2012/11
2012-10-23 文化市民局への質問状と回答-「京都会館を大切にする会」「京都市」
2012年10月16日付けで「京都会館を大切にする会」より文化市民局担当者に面会の上手渡しいたしました。その回答が文化市民局より10月23日付で送付されましたのであわせて掲載いたします。
□文化市民局への質問状

2012 年10 月16 日
京都市 文化市民局長 西出 義幸様
文化市民局 文化芸術企画課
京都会館問題ご担当者様 各 位

京都会館を大切にする会
代 表 吉村 篤一

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃の京都市政へのご尽力に敬意を表します。

私たちは京都会館を愛し、京都市の将来を真摯に考えている建築を専門とする有志の集りです。
さて、平成24年第4回定例会10月1日(月)本会議にて文化市民局西出義幸様の議会答弁につきまして、正確を期するために下記の点をお伺いしたいと思います。
また、誠に勝手ながら、10月23日(火)までに書面にてのご回答をいただけないでしょうか。何卒ご検討の程よろしくお願い申し上げます。



1.西出義幸様の「ご指摘の遺産警告はイコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく」(資料1)とのご発言について。

イコモス「20世紀遺産に関する国際学術委員会」に対する遺産危機警告の申請方法は下記URLより所定のテンプレートを使用して誰でも申請可能であるとしています。
(http://www.icomos.org/en/get-involved/inform-us/heritage-alert)(資料2)

にもかかわらず、西出様が議会にて「正式に出されたものではない」とご発言された理由と根拠をお聞かせいただけないでしょうか。

以 上

※この結果につきましては、通知の有無も含めて、日本イコモス国内委員会20世紀遺産に関する国際学術委員会にも公開させていただく予定にしておりますので、念のためご連絡をさせていただきます。

敬 具
□(資料1)京都会館問題についての質疑応答

とがし 豊 議員  (共産)  (京都会館問題質問) 19:56頃から
文化市民局長 西出 義幸 氏 (京都会館問題答弁) 36:30頃から

〇インターネット議会中継録画より
http://113.42.218.61/KyotoCityCong/rokugaM241001.asp
平成24年10月 1日(月)本会議(代表質問など) より
録画番号8をクリック


〇文化市民局長 西出 義幸 氏 発言の文字起こし
京都会館の再整備についてでございます。
京都会館再整備の基本設計につきましては、現在の日本を代表する建築家の一人である香山壽夫氏に担当していただくとともに、京都会館の設計者である前川國男氏が設立した設計事務所の所長をはじめ専門家により構成された建物価値継承に係る検討委員会を設置して慎重な検討の上とりまとめたものでございます。

現在の再整備案は京都会館の建物価値を継承しつつ公共ホールとしての機能再生と安全性の確保をはかるもので多くの市民や利用者の皆様のご期待に応えるために現時点で考えうる最適な計画であり着実に取り組みを進めてまいります。

尚、ご指摘の遺産警告はイコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく現在改めて国内委員会との間で解体工事と平行して調査の実施などについて協議をしております。再整備に対するご理解がいただけるよう、引き続き真摯に対応してまいります。以上でございます。


□(資料2)http://www.icomos.org/en/get-involved/inform-us/heritage-alert
■文化市民局からの回答

平成24年10月23日

京都会館を大切にする会 代表 吉村篤一 様

京都市文化市民局文化芸術都市推進室
文化芸術企画課
京都会館再整備担当
電話 366-0033

京都会館再整備に係る9月市会の本会議答弁について(回答)

平素は京都市政に御協力をいただき,誠にありがとうございます。
平成24年10月16日付けで貴会から提出を受けました質問書に対して,下記のとおり回答いたします。



「御指摘の遺産警告は,イコモス国内委員会からの要請を受けて正式に出されたものではなく」の発言意図について
(回答)
答弁をした平成24年10月1日時点で「遺産警告は正式に出されたものではないこと」また,
「国内委員会としてはイコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会の意見書作成に関与されておらず,要請されたものでもない」という事実を答弁したものです。

d0226819_17372434.jpg

d0226819_17373911.jpg

d0226819_16564678.jpg

■文化市民局への質問状と回答-「京都会館を大切にする会」「京都市」

京都会館を大切にする会
2012-10-01 平成24年第4回定例会10月1日本会議(代表質問など)-「京都市会」
20世紀遺産のための国際学術委員会(ISC20C)
日本イコモス国内委員会

ICOMOS関連記事
[PR]
by 2011-kyoto | 2012-10-23 00:00 | 2012/10
2012-10-15 京都会館の躯体解体工事の中止及び工事説明会開催をもとめる要望書-岡崎公園と疎水を考える会
京都会館の躯体解体工事の中止及び工事説明会開催をもとめる要望書
京都市長 門川大作 殿
文化市民局長 西出義幸 殿

京都会館の躯体解体工事の中止及び工事説明会開催をもとめる要望書

 京都市は16日より京都会館の躯体解体工事に着手するとしていますが、これは世界遺産条約締結40周年記念の行事が行われる中、歴史的文化都市京都の名に恥じる行為であり、ただちに中止をもとめます。
あらゆる人の知恵で京都会館のより良い改修計画に見直すように改めて要望するものです。
私たちは以下のことを要望し、文書による回答をもとめます。

1、躯体解体工事を中止し、京都会館基本計画・設計の再考を行って下さい。

2、日本イコモスとの協議の経過と日本イコモスからの見解の各項目に対する市の対応についても、直ちに公表して下さい。

3、内装部分の解体工事については近隣住民の不安をもたらすやり方が行われています。至急説明会を開催してください。
                           
以上

2012年10月15日
岡崎公園と疏水を考える会

d0226819_1515406.jpg

■京都会館の躯体解体工事の中止及び工事説明会開催をもとめる要望書-「岡崎公園と疎水を考える会」
岡崎公園と疎水を考える会
京都会館問題で提出された要望書類一覧

本体解体工事の中止を 京都会館問題で署名3000人分提出-「京都民報Web」

[PR]
by 2011-kyoto | 2012-10-15 00:00 | 2012/10
2012-10-13 日本イコモス国内委員会委員長と第14小委員会委員のみなさまへ-「京都会館を大切にする会」
日本イコモス国内委員会委員長と第14小委員会委員のみなさまへ
2012年10月13日付けで「京都会館を大切にする会」より日本イコモス国内委員会 委員長西村幸夫様宛に発送されました。
2012年10月13日

日本イコモス国内委員会 委員長 西村幸夫様
第14小委員会 委員長 苅谷勇雄様
 委員  宗田好史様
 委員  山名善之様

京都会館を大切にする会
代表 吉村篤一

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

難しい状況のなか、京都会館再整備をより良い方向へと導くためにご尽力されていることに敬意を表します。既に了解済みであることは十分理解しておりますが、最後にもう一度だけ私たちの思いを述べさせて頂きます。

そもそも、本来は建物価値継承に関する議論を踏まえた上で基本計画を策定すべきところを、逆に「京都会館再整備基本計画(2011.6)」を前提として、更には基本設計と同時進行で「京都会館の建物価値継承に係る検討委員会」での議論となりました。そのため根本的な議論がなされず、あいまいなまま、議論の結果も設計に反映されないという状況です。

現在の基本設計案に辿り着くために、既に長い年月と多大なエネルギーが費やされていることは十分承知しております。しかしながら、そのことによって妥協の産物を生みだしては決してならないと考えます。回り道をしてでも原則論に立ち戻って本来のあるべき姿を純粋に目指さなければなりません。貴委員会が、今後次々と発生するであろう「リビング・ヘリテージとして20世紀建築の保存・継承」のあり方の手本となる指標を示して下さることを期待しております。そのために解釈論では無く、京都会館の保存・継承すべき価値を具体的かつ明確に示して頂くように強くお願い申し上げます。

私たちは現基本設計の大きな問題点は以下2点と考えています。

1)フライタワーの巨大な塊
全体バランスを著しく損ね、およそ前川國男の設計した建物とは言えないものとなるでしょう。岡崎地区という場所を考慮して水平を強調し、勾配屋根によって圧迫感を抑えるという設計意図を無にしてしまいます。
  これは、基本計画で示された過大な舞台寸法を見直さない限り、解決不可能です。

2)バルコニーの屋内化
京都会館の最大の特徴である中庭空間を一変させてしまいます。この中庭は、周辺環境に開かれ、市民に様々な居場所を提供する稀有な空間であり、このことはピロティ及びバルコニーによって増幅されています。このバルコニー空間は縁側と同様、内でも外でもないところに居心地の良さがあり、ここをガラスで覆ってしまえば、中庭と建物との接点が断ち切られ、かつ、魅力的な中間領域が失われてしまいます。

京都会館再整備の素敵な解決策によって、京都の、そして日本のまちづくりのピンチをチャンスへと転換するきっかけを貴委員会がつくり出して頂けるものと信じております。
「やっぱり前の方がよかった」という言葉はもう言いたくない、聞きたくないのです。

敬具

d0226819_1243126.jpg

■日本イコモス国内委員会委員長と第14小委員会委員のみなさまへ-「京都会館を大切にする会」

日本イコモス第14小委員会-リビング・ヘリテージとしての20世紀建築の保存・継承に関する課題検討
京都会館再整備計画に関する検討

京都会館を大切にする会
日本イコモス国内委員会

ICOMOS関連記事

2012-09-05 日本イコモス国内委員会 インフォメーション誌 はじめに-西村幸夫
2012-10-02 京都会館「再整備」に思う 苅谷勇雅-「日本イコモス国内委員会INFORMATION8期11号」
2011-06 QC3|07 宗田好史「「保存再生」から見える地域、人々の動き」 -「タウンとアーキテクト」
2005-06-30 デザイン・マインドと資本とのあいだで | 山名善之-「10+1DATABASE」

2011-06-24 「京都会館再整備基本計画」の策定について-「京都市情報館」
■京都会館の建物価値継承に係る検討委員会関連記事
2011-06-16 マドリッド・ドキュメント2011(日本語訳):20世紀建築遺産の保存のための取組み手法-ISC20C
2012-06-22 検討委員会提言を受けた基本設計内容/景観シミュレーション-「京都市情報館」
[PR]
by 2011-kyoto | 2012-10-13 00:00 | 2012/10