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2012-06-25 左京区・岡崎地区を空撮 京都上空で京都会館解体問題を考えました-とがし豊/子育て市議奮戦記
あつかましくも、京都の上空で考えました
今、再開発が狙われている岡崎公園一体を、山ノ内浄水場跡地の上空から東向きに撮影してみました。

疏水にそって鴨川から緑の回廊がつながっているようです。
緑の回廊は平安神宮を囲む緑に突き当たり、そのすぐ右には禅寺を思わせる京都会館の勾配屋根が展開。グラウンドも緑の一翼を形成しています。
京都市美術館は京都近代化の象徴のように昔の空気をかもし出しているようです。
素人ながら、平安神宮や周辺の緑との関係で、いかに、今の京都会館が周辺とのバランスを考えて建設されたものであったかがよく分かります。
前川國男さんってやっぱり偉大だと思います。
京都の人以上に京都のことを考えてくれていたんですね。
心から、「ありがとうございます」といいたいと思います。
市長さんは、何を目指す?
市長さんにはぜひ気付いてほしい。
この景観の良さを気付いてほしい。
あの京都会館を半分以上解体してしまい、
11階建ての高層マンションをくっつけたような建物を建設したらどうなりますか。
京都の景観はかなり打撃をうけること間違いなしでしょう。
新景観政策で守ろうとした京都の町の値打ちは、お金だけで図れる価値ではありません。
「改修」なら何十億円も節約できるのに・・・
京都会館は、当初は「改築」ではなく、「改修」が検討されていました。
「改修」の範囲内にとどめれば、60億円以下で可能だった工事を、わざわざたて「改築」にすることによって114億円のビックプロジェクトに変えてしまいました。
もちろん、大半はわれわれ将来世代に「借金」として押し付けられる計画です。ロームは五十億円しか出しませんから(しかも厳しい条件つき)、なんともひどい話です。


■左京区・岡崎地区を空撮~京都上空で京都会館解体問題を考えました~-「とがし豊/子育て市議奮戦記」
by 2011-kyoto | 2012-06-25 00:00 | 2012/06
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