2012-12-22 旧大阪中央郵便局:重文指定を却下 請求訴訟で地裁-「毎日新聞」
旧大阪中央郵便局:重文指定を却下 請求訴訟で地裁
毎日新聞 2012年12月22日 大阪朝刊


 日本の初期モダニズム建築の代表作とされる「大阪中央郵便局旧局舎」(大阪市北区)の保存を求める建築家や研究者らが、旧局舎を文化財保護法に基づき重要文化財に指定するよう国に求めた訴訟で、大阪地裁は21日、訴えを却下した。山田明裁判長は「文化財保護法などには研究者の研究上の利益などを保護する趣旨はなく、研究者らに指定を求める資格がない」とした。

 訴えたのは建築家の高岡伸一さん(42)ら5人。「旧局舎は建築史上、都市景観上の価値が高く、取り壊されると学術的利益が侵害される」として今年6月に提訴した。しかし、判決は原告適格を否定、旧局舎の価値に言及せず、却下した。

 高岡さんは判決後、記者会見し、「厳しい判決で残念。専門家が文化財指定を求める道筋がない現在の法律に問題がある」と述べた。

 旧局舎は保存された一部を除いて解体された。跡地にはイベント広場「西梅田スクエア」が今月15日にオープンした。【渋江千春】

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by 2011-kyoto | 2012-12-22 00:00 | 2012/12
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