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2013-02-03 国際会議誘致、京も強化 「MICE」3年ぶり復活-「京都新聞」
国際会議誘致、京も強化 「MICE」3年ぶり復活
国際会議を誘致し、経済波及効果を見込む「MICE」推進事業が、政府の来年度予算案で3年ぶりに復活した。民主党政権の事業仕分けで途絶えていたが、アジア諸国との誘致合戦が激化しているため、国内各都市の活動を支援する。自治体初のMICE戦略を策定した京都市も国と連携し、取り組みを強化する方針。

 MICEは「ミーティング」「インセンティブ(企業報奨・研修旅行)」「コンベンション(国際会議)」「イベント」の略。

 観光庁が観光立国の柱の一つに位置づけ、2010年度に初めて予算化した。11、12年度は計上が見送られたが、外交関係に影響を受けにくい訪日客を増やす必要もあり、来年度予算案に3億8千万円を盛り込んだ。

 各都市のマーケティング戦略を高めるため、国がアドバイス役の専門家を派遣する。有望市場や競合地の動向を分析したり、各都市の強み弱みを把握し、競争力を強化する。

 国主体の事業では、歴史的遺産を活用したレセプションや晩餐会を検討し、日本開催の魅力向上を図る。

 京都市は、500人以上の国際会議の開催や誘致活動に助成金、500人未満の会議などにはレセプションでの京都文化体験に補助金を出すなど、MICE推進に力を入れている。ただ、開催件数は全国トップの東京23区に続く2位だったのが、近年は福岡市や横浜市に抜かれて4位に落ちている。

 来年度予算で国が支援する都市は公募で絞り込まれるため、京都市観光MICE推進室は「トップダウンの推進態勢や日本らしいおもてなしができる点を、積極的にアピールしたい」としている。
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■国際会議誘致、京も強化 「MICE」3年ぶり復活-「京都新聞」

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by 2011-kyoto | 2013-02-03 00:00 | 2013/02
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