2013-06-30 倉敷で丹下建築テーマに意見交換 生誕100周年で記念シンポ-「山陽新聞」
倉敷で丹下建築テーマに意見交換 生誕100周年で記念シンポ

世界的な建築家・丹下健三氏(1913〜2005年)の生誕100周年を記念したシンポジウムが30日、丹下氏が設計した倉敷市立美術館(同市中央)で開かれ、市民ら約150人が建築やまちづくりについて考えた。

 建築史家の豊川斎赫・国立小山高等専門学校准教授、松隈洋・京都工芸繊維大教授が基調講演。豊川氏は、コンクリートが打ちっ放しとなった同美術館について、水島コンビナートの操業開始を翌年に控えた1960年に市庁舎として完成した経緯を念頭に「工業の生産力を上げ、日本の発展を担っていく倉敷にふさわしい庁舎を造るべきだと思っていた」と解説した。

 倉敷市の河田育康副市長を加えた3人でパネルディスカッションも展開。市立美術館について「倉敷の町並みがあったからこそ丹下氏が提示した建築。地域の宝であるとの見方が広まるといい」「市のシンボルとして残していきたい」といった意見のほか、「倉敷は、倉敷アイビースクエアなど多くの近代建築が残っており、建築遺産を生かせる都市」などの指摘もあった。

 丹下氏は香川県庁舎も手掛けており、シンポジウムは同県などでつくる実行委員会が瀬戸内国際芸術祭2013に合わせて企画した。

■倉敷で丹下建築テーマに意見交換 生誕100周年で記念シンポ-「山陽新聞」
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by 2011-kyoto | 2013-07-01 23:57 | 2013/06
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