2013-07-02 神戸の洋館、解体3カ月延期 住民ら買い取り資金準備中-「朝日新聞」
神戸の洋館、解体3カ月延期 住民ら買い取り資金準備中

2013年7月2日11時50分

 解体か保存かで揺れる洋館「旧ジョネス邸」(神戸市垂水区塩屋町)の結論が1日、3カ月延長された。マンションを計画する所有者の穴吹興産(高松市)が決め、住民らでつくる「旧ジョネス邸を次代に引き継ぐ会」に伝えた。

 同社は4月末、結論を6月末まで先延ばしするので、この間に対応策を決めるよう会側に求めていた。

 会側は6月28日、同社に念書を提出。9月末までの買い取りを確約し、できない場合、解体延期を求めないと伝えた。一方、市議会常任委員会は6月中旬、保存活用を求める会の陳情を全会派一致で採択。市に可能な限りの努力を求めた。

 土地建物の価格は3億6千万円。会側は資金を出し合うと同時に募金も始め、約3200万円を集めた。代表の森本アリさん(39)は「穴吹興産の決断に感謝している。共同購入してくれる企業を探し、市や兵庫県と保存に向け協議を続ける」と話している。

近くに住む会社員の小山直基さん(30)・茜さん(29)夫妻は、結婚資金の残りと貯金から70万円を寄付した。町にある「旧グッゲンハイム邸」に魅力を感じ移り住んだといい、「洋館は、人が集まり、音楽会や映画上映、結婚式などを催す場。ここにしかないものを大切にすることが街を楽しくする。目標額は途方もなく大きいが、力になりたい」と話している。(高松浩志)
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■神戸の洋館、解体3カ月延期 住民ら買い取り資金準備中-「朝日新聞」

募金・共同購入と署名のお願い-旧ジョネス邸を次代に引き継ぐ会
旧ジョネス邸を次代に引き継ぐ会
穴吹興産
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by 2011-kyoto | 2013-07-02 00:00 | 2013/07
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